VideoStudio 2020はソースネクストが販売 …… Ulead 時代の栄光は戻るのか?
AV Watchの記事である。Corel Video Studioが2020になり、日本での販売サポートがソースネクストに変わった。これは12月付けでCorel全般品に対してソースネクストが販売権を得たからだろう。
ソースネクストは、中上級プロ向け映像編集制作ソフトのVEGASシリーズの国内販売とサポートもしているが、そこにこれを加えることで、初心者からプロまでカバーできるようになる予定ということだろう。
Corelにとっても、Ulead時代とは打って変わって落ち込んだ国内販売とサポートを日本企業に任せることで、シェア上昇を狙うことが出来る……はずだ。まあ、この会社アップデートサポートが以前より低下しているので、ちょっと手遅れにも見える。
尚、Ultimate版にはBoris Title StudioやNewBlue Titler Pro 5などの高性能なプラグインが搭載されているのが魅力である。それ以外に魅力があるのかと言われるとこれまでのCorelの行いを見ると微妙だ。ソースネクストがどこまサポートで頑張れるかだろう。(最近のソースネクストは昔よりかなり改善されている。)
ちなみに、「取り込むだけでベストシーンを自動作成」とかそんなに需要があるのだろうか?
ベストシーンはたいてい作る人が決めることが多いので、システムに決めて貰ってまで使おうと言う人は少ないような気がするが……お店に頼むにしても、そういう残したいものを確認されることも多いのに……システムにその一番楽しい大事な事をやらせて良いのだろうかと。
最近そういう機能を売りにするソフト(アプリ)がPCでもスマホでも増えているので、それが売る側としては今のトレンドなんだろうが……。それだけ、初心者の新しい買い手が減っているのかもしれないが、そればかりを売りにすると、結果的に編集ソフトが売れなくなるのではないかとも思ってしまう。こういう機能は、ある程度使う人からすればただの無駄機能でメモリや安定性を落としていると評価されることも多い。
編集ソフトは総じて重めになるので、変な自動機能を増やすより軽さや快適さに投資した方が実際は売れると思うのだが、初心者に振り過ぎるとそっちへ行くのかな?と思うと、率直に言って微妙ではある。
まあ、それでも初心者が入り口に立てるならよいのだが、これまで悪かったサポートやアップデートの弱さが改善されないことには、この機能が増えても厳しいだろうが、Corelは昨年7月にKKR & Co. Inc.に買収されたことでどうも販売方針が変わったようにも見える。今の段階では何とも言えないが、コンシューマ向けの中心的編集ソフトとして、シェアを戻す日が来るかも知れない。

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