うつぶせの女性と女児、茫然と突っ立つ容疑者 2人重体事故 …… 昨日は岡山で2件の大きな事故。

朝日新聞の記事である。
女児と母親が重体になっている事故が総社市で起きたため、昨日はこのニュースが殆どだったが、この事故はどうも居眠りの疑いがあるようだ。
亡くならなければ良いが、亡くならなくても今もまだもし重体なら、傷害が残るだろうから、今までのようには生活出来ないだろう。これが、自動車を運転して事故を起こしてしまえば、誰もが背負う代償であり、全く関係ない人を巻き込み人生を狂わせる不幸である。


<疲労と運転や漫然運転は事故のもと>

ちなみに、居眠りだろうがなかろうが、誰でも事故を起こす可能性も、事故に巻き込まれる可能性もある。
そもそも、自分は事故を絶対に起こすつもりはないと思っていたって、信号無視なんてしないぞと思っていたって、体調が悪いときに運転でもすれば、そうなる可能性はあるし、焦っていれば見落としも起きる物だ。ましてや、歩行者に時に巻き込まれることもある。今回は歩行者がそれになった訳だ。

運転者が悪いのは絶対だが、小学校低学年までの道路講習(横断歩道や路側帯を歩くときの安全講習)では今でも行われるはずだが、信号が青でも、左右を見て渡るといったことは大事である。何せ、人身事故の殆どは交差点で起きているのだから。事故をして死んでから相手を幾ら責めようとしても、死んだ人には出来ない。だからこそ、身を守るのは自分であり、親であると自覚し、子供にもそれを教えていくことが大事だ。もちろん、乳幼児期は幾ら教えても、飛び出すことはあるので、周り全体がそれをちゃんとフォローしなければいけない。

そして、運転者は自分はこんな運転はしないとか、居眠りはしないとか思わないことだ。この人がどういう生活をしていたかは知らない。しかし、仕事などの都合で疲労していると、本人が気が付かずに体調を悪化させていることもあるかもしれない。だから、大丈夫ではなく、大丈夫ではない場合も考えられることを自覚し、眠い、怠いなどがあればこまめに休憩を取ることが大事である。


最後に横断歩道、信号付き横断歩道を渡るときには、車が止まったことを確認することが絶対である。
尚、どちらかの車線に車が居ない場合は、停車している車がいない車線の先をしっかり確認してから歩き出すことである。小さい子供がいると難しい場合もあるだろうが、信号機で止まる度に、右見て左見てと練習しておくと、それがどんな場合でも身につく子が多い。


<もう一つはブレーキの踏み間違い事故か?>

山陽新聞にある岡山市の事故も壮絶なものである。
こちらは、82歳の女性が運転する車で、センターラインを超えて、対向車線で信号待ちをしていた車の列に突っこんだというものだ。本人はなくなっている。

この事故は内容を読む限りアクセルとブレーキの踏み間違いだと推定される。信号が赤で、前方車が停車しているかしようとしているから、ブレーキに踏み換えようとしたが、実際には踏み換えず、アクセルを踏み込んだから、咄嗟に対向車線に舵をきってそのまま突っこんだのだろう。

こんなことは若いとあり得ないと誰もが思うことだ。しかし、年を取るとこういうことが起きることが分かってきている。しかも、若いと踏み間違えたときに足を戻して踏み直すが、高齢だとそれも出来ない場合があるようだ。

ブレーキの踏み間違えるというのは、実は誰でもブレーキとアクセルの操作を繰り返していると、起き得ることである。
私は絶対にないと言う人もいるだろうが、ドライブシミュレーターで本来あり得ないほどのブレーキとアクセルペダルの操作が必要な飛び出しなどを再現し、やらせると若い人でも、確率が低くなるものの操作が逆転したり、アクセルを踏み込んでしまったりすることがあるのだ。

ちなみに、クラッチ操作があると起きないのではないかと考える人もいるようだが、原則時のクラッチ操作は急加速などの加速を抑える効果はあるが、今回のような事故をなくせるほどの効果ではないだろう。話を戻そう。

何故そうなるのかというと、今右足を置いている場所が右(アクセル)なのか左(ブレーキ)なのかを認識出来なくなるためだ。
そして、分からない中で目の前の状況が切迫していると、とにかく踏むことに神経が向くため、その時にアクセルだったなら突っこむことになる。これは、コックピットの構造上の問題だとも言われている。

だから、最近はワンペダルブレーキのシステムも構築されているわけであり、電気自動車などではアクセルオフで強い制動ブレーキが掛かる車種もあるが、これらでも事故は起き得る。

高齢になると、この判断力がより下がるため、運転中にアクセルとブレーキを踏み間違えることがあるようだ。そして、踏み間違った瞬間に、普通の人なら、すぐに踏み間違ったと認識してアクセルオフ操作をするが、高齢者の場合は自分が行っている行動との繋がりが成立せず、踏み込んだままになることがある。これが、事故に繋がる。

これを改善するには、踏み間違いを何度か経験しておくか(ドライブシミュレーターなどで経験しておくと良い)、または構造的に足以外のブレーキ操作を生み出すかどちらかしかない。非常ブレーキをブレーキペダル以外にハンドルグリップにも付けるとかそんな仕組みにするしかないのだ。

ちなみに、この事故の場合は、歩道に人がいなければ道路を飛び出して山側(斜面)に突っこめば運転者本人が亡くなることが無かっただろう。自損事故で済んだ可能性もあるわけだ。

事故には原因があるものだが、運転者の多くは、自分が同じ事故を起こすことを想像したりしないだろう。しかし、誰しもその可能性は車を運転している以上あるものだ。だから、アクセルとブレーキを踏み間違えて動かせないはあり得ないではなく、右足を運転中に何らかの理由で動かせなくなったときに、自分も含めて周りも助かるにはどうするかというシミュレーションをこういう事故の中から紡いでおくことは大事かも知れない。

坂道でなければニュートラルに入れて、縁石などに這わせて止めるのが最適だろうが、前方車と距離が無い場合は、人などに影響しない障害物にぶつけるしかないだろう。そういうのを考えて置くと、こういう事故が減るかも知れない。まあ、判断を殺めれば回避行動が別を痛ましい事故を生むこともあるので、長距離暴走と歩行者めがけての暴走をしてはいけないが……。(それならまだ車か電柱などにぶつかった方がよい)


1つめの事故もそうだが、事故をしたことが繋がらずに呆然と立ち尽くす人と、アクセルとブレーキの踏み間違いをする人の最終行動は似ている。それが起きた時に次に何をして、次に何をするとどんどん短い時間で最善手になる方法を考えず、ある瞬間を超えた時からこれまでの予想にない状況となり、思考が止まる(まっ白になるとか、思考がリセットされるという状態になる)のだ。その結果、救護措置なども出来ず、呆然としたり、思考停止のまま死のダイブや殺人ダイブへと向かうのである。


これらに共通するのは、自分はこんなことで、事故など起こさないと思っているということの裏返しでもあり、周りの事故を怖いね。事故をあんな場所で起こすなんて酷い、被害者が可哀想ぐらいの他人事にしか思っていないということを意味する。

誰でも、ちょっと誤れば事故に巻き込まれも、事故の容疑者にもなり得るのだ。(ちなみに、自動車運転者だけではなく、自転車運転でも事故で人を殺めることはある)だから、事故を起こさない、事故を起こした場合にすぐに、応急措置などの対処が出来るように、その事故を他人事ではなく、自分のこと家族のこととしても考えて自分ならそれを起こした時、巻き込まれたときどうするかをイメージすることが大事である。



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