道路に長さ10m・深さ7mの穴、乗用車転落で男女3人けが …… これからは我が身になり得る。

読売新聞社の記事である。


工事中の事故ではなく、突然の道路陥没事故というニュースが、最近は以前に比べて増加傾向にある。

これは、
大雨などの増加によって起きるものと、道路の下にある上下水道管の老朽化によるもの。
再開発などによって生じるもの。そして、道路の点検整備費が徐々に減ってきていることによるものの4点が相互に絡み合って起きていると思われる。

今回はこのうちどれなのか分からないが、どちらにしても地下に空洞が出来ていてそこを車輌が通ることで、その重さに耐えられずに路面が陥没し沈んだのだろう。怪我で済んだのは不幸中の幸いである。


ちなみに、地方で車を運転する人などは分かる人も多いと思うが、最近道路の線や轍(わだち)、小さな穴や亀裂に対する整備、さらに歩道などの草や街路樹などの除去整備が徐々に行われなくなってきている道路が増えている。以前は最低でも1年1度は行われていたが、数年単位で行われず、センターラインはもちろん、路側帯や横断歩道の線も消えかかっているという酷い場所も増えている。

これは、道路特定財源の一部を一般財源化したことと、さらに人口が減っている中でも未だに新設の道路を作り続けていることが影響していると思われる。税は増えないどころか、今後減っていく見込みで、古い道路も維持出来ない状況になり始めているのに、道路は新設され続けるから当然と言えば当然だ。結果、道路の点検整備が徐々に等閑になっている訳だ。

これがもしかするとこういう陥没に繋がる症状を見逃す切っ掛けになっているのかもしれない。


まあ、これは道路だけではなく、電気水道ガスといったインフラ全般に言えることである。新興住宅地が増えて行き、古い住宅地は放置されるというパターンだ。そして、その経路が老朽化して周りを巻き込む訳だ。その先に新興住宅地があれば、新興住宅地もセットで巻き込まれる。これからも当分は人口が減ることが分かっている中で、未だに行政などは開発中心の昭和の中にいるから急激にインフラコストが重しになっている訳だ。

そして、それの多くは道路の下や頭上を通っているため、破損したときに道路が被害を受ける。

これに大雨や干魃などの災害による土砂流出や、地下水の変化などが陥没を生むこともある。即ち、陥没事故がこの先も増えると言うことを意味している。


本来なら、これらを受けて、整備や点検が増えるはずなのだが、水道橋(和歌山)や自動車橋(山口)でもそうだったが、点検はそれが起きた自治体ぐらいでしか行われず、しかも必ずしもその自治体でも存分に点検できるわけではない。こういう点検が簡単にできるなら、最初からやっているという程度に予算が既に足りなくなっているわけだ。

対象自治体でなければ、起きるまで無視することもあろう。即ち、これからは公道でも上に下に注意を払わないと突然陥没して穴に落ちたり、樹木が倒れてきたりと言うことは有り得ると言うことだ。冗談抜きで高齢化が人だけでは無く、社会全体で急速に進む時代に差し掛かっている。




















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