ロシアで新たなコロナ変異株、デルタより感染力強い可能性=RIA……心配な人は、BBCの記事を。AY.4.2の増強は高くても+10%前後。ワクチンも効きます。

ロイターとBBCの記事である。昨日BBCが流した記事が上で、ロイターが今日RIAの記事として伝えたのが、下である。
残念なことに今回ロイターの記事がセンセーショナルな内容になっているが、BBCの記事を読めば気になる点はあっても、Deltaほどの増強はないことが既に分かっている。


BBCの記事は日本語版なので読めば分かるが、一応簡単に書いておくと、これの変異型はAY.4.2と呼ばれるもので、Delta Plus-B.1.617.2.1 (AY.1/AY.2/AY.3)がさらに変異を繰り返したD4P変異株となる。感染力はDelta Plusに対して+10%の範囲で増加している可能性があるものの、大きく広がる可能性は英国では低いと既に分析結果を出しているようだ。(もちろん、この先の変異がさらに進めば変わるかも知れない)

また、ワクチンを最適化する必要もないと見なされており、強いて言えばブースター接種することで、今後万が一の想定外の拡大(再変異による増強など)を確実に予防しようということのようだ。

この辺りは英国の検査態勢(これまでに100万以上の研究検査実績)と分析力(政府、大学や医療機関などがしっかり分析しているようだ)の高さが覗える。一方で、日本はSNSなどでロイター版の記事が拡散しているのは、そういう情報を他で補完しようという人が少ないことと、大手報道機関が日本は脆弱で、しかもちゃんと多数のニュースを伝えることより、1つ1つのどうでも良いニュースを事細かに説明することに費やしている成果だろう。調べる力を国民が失っている恐れもある。国民もロイターなどの記事1つで揺れる傾向がある辺りが、脆弱になっているわけだ。

既にこの変異株の広がりは徐々に減り止まっている地域もあることが書かれているわけで、実際AY.3/4などは6~8月頃にはいくつかの地域で見つかっていたが、この2ヶ月ではAlphaやDeltaのように1,2ヶ月で広がっている地域全てを置き換えている気配はないことがこの証明となる。

まあ、日本では見つかっているかすら分からないし、見つかっていても、何ヶ月か後まで報告はされないだろうが……それが国民の疑心暗鬼や恐怖を生んでいることすら、この国は政府や行政がまるでその重要性を分かっておらず、その一方で、医療などの体制も不十分な中で、経済を回すことを考えているのだから、こういう部分で不安を覚える人が増えるのだろう。よくも悪くも、これでよく規律正しく国として成り立っているなと思う。不思議な国だ。


大事なことはBBCの記事編集長が書いている一文だ。

「新たな変異株については、一部に不安があるものの、大半はさほど重要ではない。大変なのは、懸念される変異株を見つけ、追跡し、管理することだ。」

という部分が出来る国で、その情報をいち早く国内に正確に報道できるなら安心だが、それが出来ない国は管理すら出来ないから、人々が自らで自衛せざる終えず、経済再開も斑になり、不安だということだ。

ただそれだけであるが、この国ではただそれだけが機能していないのが虚しくなる。




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