ランドセルに「しゅくだいをする」と紙貼り付け、男児を帰宅させた教諭を処分 …… 抓る、小突くもあるのでタイトルがおかしいよ。

読売新聞社の記事である。


タイトルだけを読むと、「しゅくだいをする」を貼り付けたことだけが問題に見える。が、しかし内容としては小突く、抓るなどの行為がいくつか発覚したから、処分された事が分かる。

体罰は今では身心の成長に悪い影響を与えるので、禁止になっているので仕方がないところではあるが、子供を躾けるのは今では大変である。それもこれも、極端に体罰に走る人が居た結果なのだろう。


ちなみに、小学校1年生のランドセルの上に「しゅくだいをする」と先生が貼るのはいつの時代でも不味い行為である。まだ、ランドセルの内側(蓋の中)なら分かるが、上ということは帰りがけに周りから見える場所に、見せしめのように貼ったということになる。これは虐めを助長する行為となるからだ。教諭としてこの配慮の無さは厳しいといえる。


一方で、ここまで教諭がしたというのが、宿題を何度もやらずに学校に来たことによるものなら、親も自分の子供が宿題をやっていないのを放置していたということであり、それは別の意味で問題である。1年生の場合は両親が共働きで学童にでも預けているなら、学童側で宿題を終えるだろうが、最初の1年ぐらいはできる限り、親がある程度宿題をしているか見ておかないと、宿題をしない子供も結構いるからだ。1年生だからまだ大丈夫とかではなく、1年生で出来ないままだと2年生でも出来ず、3年生でも無理、中学生になっても宿題はしなくなる恐れもある。

後悔するのは大きくなってからである。それを防ぐために親は小さいうちにそこを躾けておかねばならないのだ。
そういう点では、低学年を受け持つ先生のつらさも透けて見えるように感じる。


<フォローアップも必要>

内容から見て、教諭に悪気がなかったから、戒告だったのだろう。ただ、この記事にあるものだけで、他では問題なく児童からもある程度好かれていたなら、よかれと思ったことが裏目に出たと考えられる。要は、子供のためにしたけれど、やり過ぎたということだ。

こういう場合は、記事にあるような処分だけで終わってはいけない。しっかり、子供が言うことを聞かない。やるべきことをやらないときに、どういう風に子供のやる気を伸ばしていくのか、親とどう連携を取るのか、また学校の同僚や上司、教育委員会などに相談する体制もあったのかどうかなど環境作りも含めた検証が必要かも知れない。

報道では、たいていの場合は、悪いのはその先生になりがちだが、子供と一緒に虐めに加担したり、児童生徒にわいせつ行為をしたりといった行為がないなら、学校や教育委員会など周りも、互いにフォローアップ出来ていたかを考える必要がある。そういった対応がしっかりなされていかなければ、志が高い教諭が辞職したり精神を壊してしまい、欠員がずっと出続けるということも有り得るだろうし、同じようなことが繰り返されるかも知れないのだから。



私の頃は体罰する教諭も当たり前のようにいて、それが良いとも思わないし、だからといって絶対に悪いとも言えないが(何せ自分がそれで育ったのだから必要悪はあると私は思っている。但しそれが今の法律や社会を鑑みた時代に合うかは別の問題である)、今はいつの時代よりも、真面目な人ほど、許しが効きにくく、息が詰まる時代になりつつあるのは間違いないので、この教諭が、真面目すぎて凄く落ち込んでいるとかいう状況になければ良いなと思う。

後は、当該の児童が今2年生でちゃんと宿題をするようになっていて、先生に叱られることが減っていると良いが、戒告まで受けるほど子供のために行動していた場合、親も子が先生に叱られないように、子を諭す努力をしていればなと思う。

まあ、これだけ書いて何だが先生の素行が元々悪いということもないとは言えない。
その辺りのイメージはこの記事からは読み取れないが、先生のイメージは教え子の将来を思っての行動であると思いたい。







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