歴史を変えていたかもしれない--M・デル氏が明かしたS・ジョブズ氏との過去 …… 潰れるまで秒読みだった頃を立て直すまでの話。

CNETの記事である。この記事は回顧録として考えると面白い内容だ。ただ、ここに足りないのはジョブズがこの回顧録に対して、意見できないことにある。彼が居たなら、この回顧録を読んで、聞いてどう語ったのだろうか?と思うのである。


最近は、Windows関連で、ジョブズが戻る前のMacのようだと書いたことがあるが、Appleは当時本当にピンチだった。もう破綻すると何度も言われていたからだ。だから、Apple 互換機のライセンス供与もしていたわけだ。その頃に、Dellのトップとこの話をしていたというのは、特別驚く話ではない。

ただ、これが日本の政治家とかなら、乗っかっていたことだろう。Dellの創業者だからこのライセンスの未来は必ずしも明るく無いかもしれないと考えたと思われる。まあ、実際にDellがライセンスを受ける未来を得ていたらどうなっていたかは本当に分からないが……AppleはMicrosoftと並ぶ商用OSメーカーになっていた可能性もあったし、失敗して消えていた可能性だって大いにあったのだから。何せ、あの当時のWindowsの開発熱は他のどのOSより圧倒的で、凄まじい勢いで開発環境(ソフトもハードも両方)が高性能へと加速していた時代である。

MacOS XはOSのカーネルとしてやっとWindows NT系に追いつこうとした頃である。まあ、今はWindowsの方がシェアがなければ、見向きもされないだろうという状況になりつつあるが……。(実際にアプリケーション開発は今も細っている最中であり、Windows 11でもてこ入れが出来るかというと難しいだろう。発表の仕方と、登場時期でオウンゴールに失している。)


話を戻そう。スティーブ・ジョブズの周りでは、ビル・ゲイツと彼の端から見た関係性も興味深く記事にされることがある。

このような記事が定期的に生まれるのは、スティーブ・ジョブズのセンス(感覚、感性)がユニーク(独特)であり、それを製品の発表で行かしてきたからであろう。そして今も尚、こういう記事が作られると言うことは、愛されていると言うことでもある。

あれから、亡くなってから10年経って、スマホ市場の成長は概ね終わっている。折りたたみスマホなどが開発されているが、昨日などが特別変わった訳でもない。彼が生み出したものの多くは、多分彼が病気になったことで、急速に開発が進んだのだろうと私は思っている。もし、彼が病気でなかったなら、もう少しゆったりと時をみて開発されたことだろう。そして、彼がApple Watch辺りを出した頃には、Appleから徐々に離れていっていたかもしれない。

流石の彼でも、ずっとアイデアがあり続けるはずもなかったからだ。どこかで別の人にバトンタッチをしていたことだろう。


それが見えるのがこの記事かも知れない。ライバル企業のCEOと仲が良く、会話が出来る間柄で、且つAppleの経営のために多くの企業や関係者と協議して資金繰りや社内の関係を模索した彼は、彼自身が何かを生み出した訳ではなく、彼が率いた部下が生み出すアイデアを利益が出る形に纏め続けていたに過ぎない。

最初にAppleを解任されたときには、それがまだ不十分だったが、外でその欠点を磨き返り咲いた後にDellの創業者の言葉が彼を怒らせ、そして彼が社員を引っ張るために使われる言葉となった。それは、そういう姿を示していると考えられる。まあ、本人がいないため、実際にどうなのかは分からないけれど。






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