手軽にイイ音&サラウンドを手に入れる!! 今どき「サウンドバー」の選び方 …… 当たり外れがあるよ。

AV Watchの記事である。


選び方と書かれているが、特に選び方という内容ほどに選び方は書かれていない。ただ、沢山の商品の画像やメーカーを紹介しただけだ。
本来選び方というのは、チャートなどを示してどういう人にどういう製品が好ましいかを示すことである。


ちなみに、サウンドバーには主に2種類のサラウンド方式があることをご存じだろうか?

1つは、仮想スピーカー方式と呼ばれるものだ。
基本的にこの原理は、2つのフルレンジスピーカーから音が出る前にサラウンド合成して出力するというものだ。要は、Virtual Speakerとか、Virtual Headphoneと同じHRTFを利用したものである。耳に届いた後のような音を最初からスピーカーで再現してしまえば、同等になると言うわけである。

質が高い製品だと、空間補正がある程度効くものや、マイクなどを付属して音場調整ができるもの、スマホなどを介して設定出来るものなどもある。また、別途低音強調用のウーファーが付属または追加出来るものもある。

尚、これにはピンキリで製品が存在するが、総じて原価は安めである。オーディオサラウンドの殆どはDSP(デジタルサウンドプロセッサー)とソフトウェアで行っているためである。まあ、後はスピーカーなどにどれほどの匠の拘りみたいなブランド力を加えるかに掛かっている。


これの利点は、どこでもディスプレイやスピーカーの真正面付近ならそれなりのサラウンドが楽しめることにあり、設置場所の要件と特に気にする必要がない。機種も豊富でそれも選べるという点で良い点かも知れない。

但し、あくまでそれなりであり、製品によっては音が籠もって聞こえたり、音に囲まれたような感じはするが普通のステレオで聞く場合に比べて疲労が出る場合がある。サラウンド感があっても、音と声の位置が合わない場合が生じることもあるからだ。だから、楽しむ場合は、可能な限りスピーカーの正面中央に陣取るのが好ましい。

尚、価格が高い物だと音質の向上もあるがスイートスポット(最適な音が届く場所)が多少広くなるかもしれない。




2つは目、マルチスピーカー反響反射方式で、サウンドバーの中に大小様々なスピーカーを、いくつかの方向(必ずしも正面や横ではなく、斜めや上などにずらして設置)に向けて設置し、音を壁面や天井、後ろの壁などに反射させて届ける方式だ。これも仮想技術の一種だが、反響や残響のためにスピーカー毎に音の出る間隔まで調整して出力するので、かなり処理能力が高いプロセッサーとそれなりの容量のメモリーを必要とする。

これは、日本ではYamahaがYSP、ヤマハサウンドプロジェクターブランドで取り入れた方式である。現在は、クリエイティブの上位製品などでも異方向スピーカーが使われているが、実は少数派であり、ちょっとお高いモデルになる。



YSPシリーズだと調整用のマイクなども付属するのだが、これの特徴は壁に反射させてサラウンドを生み出すため、設置調整がしっかり出来ていれば、マルチスピーカーと見紛うばかりのサラウンドを実現できることにある。驚く程のサラウンドというわけだ。

但し、これには欠点があり、反射させる壁が遠かったり音を吸収する素材を使った壁だとその効果が弱くなる。また、部屋のサイズに対して音量を一定より下げると、反射効果が弱まるため、サラウンド定位を失うことがある。一戸建や音対策がされた住宅には良いが、どちらかというと、書斎兼用のオーディオルームなどが好ましく、窓を開けて換気をしたりするリビングなどには向かないかも知れない。尚、定位感も結構広くあるはずだ。



尚、この間の製品もあるにはある。
SHARPとか、多分ゼンハイザーもこれだと思われる。スピーカーはマルチスピーカーで正面シンメトリー(左右対称)方式である。
スピーカーの方位は全て正面に向いているが、スピーカーの数が複数ある方式だ。この方式は音を反射させたりすることは前提としてない。単純に、時間差とスピーカーが担当する音の範囲、広がり方などを少しずつ変えることで、ただの2スピーカーに比べてサラウンド効果を高めるというわけだ。

この方式ではスイートスポットが広がる一方で、反射を極力使わないため、設置場所によるサラウンド効果の低下も受けにくいという特徴がある。一方で、サラウンド効果は反射方式も少し下がるが、2chサラウンドよりは効果が大きくなる。値段は結構お高いはずだ。【ポイント5倍】シャープ ホームシアター スピーカー AQUOSオーディオ 8A-C22CX1 [タイプ:サウンドバー チャンネル数:22.2ch DolbyDigital:○ サラウンド最大出力:250W ウーハー最大出力:150W] 【楽天】 【人気】 【売れ筋】【価格】 - YOUPLAN
【ポイント5倍】シャープ ホームシアター スピーカー AQUOSオーディオ 8A-C22CX1 [タイプ:サウンドバー チャンネル数:22.2ch DolbyDigital:○ サラウンド最大出力:250W ウーハー最大出力:150W] 【楽天】 【人気】 【売れ筋】【価格】 - YOUPLAN

後は、機能性を自分で評価すればよい。4K対応とか、8K対応とか、デコードアンプが対応しているオーディオの種類とか、端子数とか……これはカタログでも見れば分かるだろう。


<実はAVアンプ+ステレオスピーカーでもフロントサラウンドは可能>

尚、単純に音質とサラウンドで選ぶなら、マルチチャンネルのAVアンプを買って2chのバーチャルサラウンドスピーカーモードを使った方が、サラウンド効果が高く音が良い場合もある。

そもそもAVデコードアンプやAVデコードセンターにはフロントサラウンドモードがたいていの機種に搭載されており、サウンドバーとは違って、左右のスピーカーの距離を自分で調整出来る分、スイートスポットを広めにぼかすことが出来るからだ。まあ、左右のスピーカー分のケーブル(2.1chならウーファー分も必要)の敷設などが面倒かも知れないが、良い音とか考えるならそういう選択肢もあるだろう。

これで後ろだけ設置せず、3.1chにしてというケースもある。
まあ、AVアンプに手を出しちゃうと、最終的に5.1ch以上を目指し始めるのが人の性である。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い