Samsung、業界初のスマホ向け2億画素イメージセンサー …… この手の高画素センサーにもデメリットがあるんだよね。

PC Watchの記事である。


この手の超高密度センサーは、強いノイズキャンセラーと、他のセンサーとの画素融合を掛けて使っても、ちぎり絵のようなざらつきが入るので、私はあまり好きじゃない。写真っぽくないのだ。何というか、昔のプリンターで粒状感が出るフォトプリンターで印刷した時よりうーんと思うような画になることもあるからだ。

ただスマホ上の画面で見るとよほど拡大しないと分からないので気が付かないし、L~A5サイズなどの印刷なら気になることはないが……。PCのディスプレイで見ると、なんだろこれと思うこともしばしばある。また、動画などに写真を入れて、テレビで見ると流石にスマホの撮影はノイズの入りで分かることも多いのだ。特に高画素センサーほど。

尚、この手のセンサーが苦手とするのは、雑多な撮影(森などのシーン)で色が潰れるよりも不自然にモザイク画のようになるという点と、低照度時にこの手のセンサーで画素融合を利用した撮影を見ると、不自然にノイズが抑えられてCGのようになるというのが見られることが多い。私から見ると、描画不足ではなく、描画をし過ぎて不自然で気持ち悪いわけだ。これから入った人は、別に不自然には見えないだろう。そんなものと思うはずだ。

これは、いわゆる中国・韓国カラーの画作りである。iPhoneやXperia、日本の他のスマホではあまりこういう質感はないのだが、中華スマホやGalaxyではDXOMarkがこの手の方向に振っているように見えるので、そういう雰囲気になることがあるのが少し苦手な点である。

まあ、スマホで見るだけなら本当に関係ないし、写真印刷でも大きくしなければ気になることが少ないが、センサー画素数が上がり、1つのセンサー内で画素融合を進めるにつれて、S/N比の低下を周辺の輝度で補うために、ちょっと無理にノイズリダクションや色補正を掛けていることがあるので、画素数はそこそこで良いと思っている。

この手の問題も機種によっては解消されているかも知れないが……。私が最近何台かのレビューなどを見る限りでは、まだ微妙である。

ここまでが私の個人的な気持ちで、ここからが誰でもデメリットだと感じることがある部分だ。

この手の高密度センサーは、上記の私自身の好みとは別に、夏場に使うとISPでの処理も増え、さらにセンサーも高密度故に熱密度が上がりダウンする率も上がるのがネックだろう。これ画素数が上がると下手すれば冬でもホッカイロになるぐらい暖まり、バッテリの電力を馬鹿食いする場合もある。
これは経験がある人も多いかも知れない。センサー画素が上がると、スマホで動画や写真を撮っている最中に熱で動かせなくなる。強制的に温度を下げるためにアプリが停止するということがあるのだ。

だから画素数は、そこそこが望ましいのだが、止まらないのは画素数主義の国や企業がまだ結構あるからなのだろう。
正直、ここまで画素を上げるならモバイル用より、専用機用(カメラ専用)の大判を開発した方がよいと思うのだ。



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