もともと定規はこうあるべきだった? 使ってナルホド「本当の定規」…… 「物差し」は何を持って本当と言うのか?で評価が変わる。

ケータイWatchの記事である。何というかケータイが電話から、携帯できるものになっているような気もする。
定規の話だった。そして、ちょっと定規愛がない微妙な内容だった。


本当の定規というのは、先端から0.5ミリ単位で正確に測れる定規ということのようだ。そこに拘りがあると……パチパチパチと拍手するか、それともこんな精度必要ないしと思うか……どちらにしても拘りが見られる定規である。だから、ネーミングもあって文具としてはとても好調に売れているから、試したということのようだ。文具メーカーは少子化の影響もあるので、なかなか厳しいので、こういう奇抜さを売りにするしかないという涙ぐましい開発努力が見られると言える。

1つあるともしかすると使うかも、便利かもと思わせようとあの手この手でという訳だ。

ただ、それに記事書きが乗っかると、ネット時代は反作用が生じる恐れがあることを、記事書きも知っておかねばならないだろう。
この記事を見て思ったのは、これが文具であることを強調していないことが気になったし、それ故にこの先評価が落ちて来たり、本来使うには好ましくない人が使って上手く使えないというケースが出ることも否定は出来ないからだ。まあ、どれほどの人が読むかにもよるし、大半はいい歳した大人が読んでいると思うが……。

<別にこの定規は特別ではないし、他が偽物とは限らない>

ちなみに、定規のプロでもなく、大人になって定規をあまり使わない私でも知っている事実を言えば、元々精密定規(スケール定規)というのは別に存在しており、別にコクヨが先駆者で新しいわけではない。スケール定規なら、コクヨがやっていることと同等かそれ以上の精度が測れるものもある。
以下の製品とかスケール定規でお安い。


ちなみに、品物の品質で戦うなら、定規は使っている部材が高いものの方が丈夫で良いため、
チタンを使った匠の品などもある。万円であるが……。こういうのを使いたい人はマニアとして集める人もいるかもしれない。



それに対して、コクヨのこれが特別なのかというと、
これは、所謂ホームセンターや工具店、専門の店で定規を探さない文具としての定規としてはどこでも買える品として売り出し、文具としてはスケールに近い品質で名前もスケールではなく本当としたことで、ヒットしたと考えられる。
まあ、スケールよりは高いが、ゴテゴテしないし、シンプルで携帯しやすそうであり、小学校高学年~一般までの文具定規として使うなら良いだろう。但し、似たようなスケールは同じぐらいのお値段かそれ以下でも探せばそれなりにあるので、スケール定規として求めるなら微妙だ。後、低学年は後述するが別の意味で向かない。


ちなみに、当該記事の筆者は30cmがあればと書いているが、そもそも文具としての物差しや定規は筆記用具の中に収まるものが最も売れる。
そのため、取りあえず、これで売れるかどうかを確認して必要なら上位を出すつもりなのだろう。そもそも、長さが長くなると確かに欠陥率は上がるだろうが、作るのがとても大変と言うわけではない。ただ、30cmや50cmの物差しなど一家に1本もない場合もあり、文具として売れるのは専ら学童用になるのだ。そして、学童用は竹やプラなどでしなりがあるもの、圧力が掛かると割れるものを使う事が多い。

これは、大人でも傘でゴルフの練習をする人がいるように子供だと遊びに使ってしまうことがあるからというのもある。
そういうのに万が一使われたときに金属製で丈夫だと事故に繋がる恐れがあるというのもあるかもしれない。即ち、学童や学生では必ずしも需要が高いとは言えないため、文具として出すかを15cmの後に検討するのだろう。

とまあ、そういう話になる。

だから、これが良いかどうかはいろいろ見て決めることだろう。

大人が買うなら、値段とスケールのバランスとして考えて、以下の製品の方が良いかも知れない。どうも滑り止めシールの貼り付け方で評価が割れているみたいだが、2つ買ってもコクヨより安い。(記事執筆時点の話)



このようにいろいろと製品はある訳だ。ただ、物差し/定規で探す人はスケーラーが結果に出て来ないかもしれない。
すると、物差しで最高の一本を探すようになるのが、ネット時代の難しい点である。
まあ、店でものを見れば、スケーラーも置いてあったりする店はあるので、その中から知ることも出来るだろうが……ネットというのは知っていないと、または知ろうとしたり、語句を変えてでもいろいろ探ろうとしないと調べられないから難しい。

さて、ここからこれらの定規の欠点について書いていく。

<低学年の子供と私は透明なプラ定規が普段使いに最適>

ちなみに、私はスケール定規(15cm)を1つだけ所有しているが、使う事はあまりない。それでも少ない定規利用頻度の中で利用頻度が高いのはプラの定規である。何故なのか?それは大半のスケール定規や精密定規の欠点にある、金属製という部分だ。金属だと、定規を当てている下側が透けて見えない。だから、下側と上側の両方が見えた方が良いときには、透明の定規の方が好ましく、結局そっちの方がものの長さを軽く測るときには、利便性が高くよく使うようになるのだ。

これは、実は学童用でも言えることで、物差しの使い方を習う中で、テストなどで長さを測るというのがあるはずだ。その際に定規をものに合わせて測る際に測りやすいのはプラの透明定規であり、目盛りが少ない方が測りやすい。精密さなど小学校では求められないからだ。
小学校で最初に使うならプラ定規(スクール定規や教科書定規、算数定規と呼ばれるもの)の方がよいだろう。

尚、ネットなどで販売されている一部の定規は、そもそも目盛りがおかしいもの(イミテーション<模造>目盛りの製品)があるので学童用に買うなら気を付けないといけない。



という形になる。定規と一言でいっても種類も目的も沢山ある。
精密になると目盛りが小さくなるので、老眼の入ったお年寄りには見えなくなるし……。幼い子供が学習過程で使う場合は、精密よりスクール定規を使わないと目盛りが多すぎて戸惑うこともある。また、対象物によってはプラ定規の方が測りやすい線が引きやすいという事も結構ある。ただの線引きとして使うなら、透明定規の方が裏側が透けるので良いからだ。

ここが定規の中の1商品を記事に書く場合に大事なところなのだ。

ホームセンターとかで品物を見たりするのが好きな人は、誰をターゲット層に選んでいるかがこういうのを見ると明確に分かるのだが、最近は記事書きが、気に入った品を単純に紹介してというのが増えているので、自分が見つけたとか、そう言う中で凄いと思ったものが、良く書かれるようになった。

出来れば記事にするなら、ただ、これまでの経験上の主観だけではなくプロ向けなどと比べるとか、メーカーに取材するなどしてこの層にはお薦めとか、示すべきだと思う。それをやらないと、結果的に本来、買って満足できる層とは別の層でも、良いのかと買う人が出てきて上手く使えないじゃないかとか、大したことはないじゃないかと、評判を落とすことも有り得るからだ。


これは、商品が悪いとか良いとかそういう話ではなく、単純に書く側がそれ以外を調べた上で評価しているのかが大事なのだ。

まあ、コクヨだから学生とか一般の文具として見れば本当の定規で売れるのだろうと思う。

しかし、それを社会人皆が選んで幸せなものかというと、もっと多様なスケール定規が世の中にはあるので、目的によってはそっちでも良いだろうし、そもそも精密さより、他の使い勝手などにおける要件があなたにはあるかもしれない。それを踏まえて1個買って見ようかなと思うなら良いのではないだろうかと思う?

私の場合は、既に精密定規あるし要らない。というか、使わないでペン立てとかペンケースで出番を待つ様がありありと浮かんでくるぐらい、定規が我が家にはある。それぐらい沢山それぞれの家や職場にあるから、ネーミングや品質ターゲットの見直しが文具の中で行われているというのが、これであろう。


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