埼玉の集計が元に戻ったことで、埼玉だけで9433人減少…… 増加自治体は11のみ。明確な減少期へ突入。

埼玉の集計が戻ったことで1日で9433人ほど減少した過去分をそのまま溜めていたら、2万~3万減っていただろうから、13日での強制回復処理は一定の効果を果たしたといえるが、やはり12日でやるべきだったかなと思っている。次回こういうことが他の自治体であれば、12日処理にするか、または過去の集計を元に平均回復日数値を算定してやりくりしようと思っている。

尚、熊本は暫定値のままで集計している。

本題である。

やはり土曜日を最後に国内の感染拡大はピークに達したと見て良いだろう。そもそも、日曜日に減っている時点で、減少局面に入っていると思われる。
今週は散発的な反発があるかもしれなないが概ねマイナス伸張することになるだろう。

実際に、タイトルに書いたように月曜で減るとは言え、増えた自治体が11しかないというのは、明らかに減少局面の傾向である。今週は減るとみるべきである。まあ、昨日も書いたが東京がウンタラというのはあるが、これの集計にもしも問題があるなら、その影響が出るのはパラリンピック後5日~10日後ぐらいからであろう。パラに振られている検査が一般にも回せるようになって、その時に感染が高止まりしているなら多分見えてくるはずだが、未発症や軽症の人で今陽性の疑いの人が、その時にも陽性の可能性は低い。

また、全国的に市中感染が減ってくると、陽性者同士のウィルスの補いが減るため、発症や重症になる人の数が減っていくと思われる。そのため、今のペースであれば、下降は最低でも来週の後半までは続くと思われる。それ以降は、学校開始の影響などが出てくるかどうかに掛かっている。

そして、減りが始まったと言え、まだ新規陽性も高い水準にあることに注意が必要であり、人の動きが元の状態に戻れば、医療体制が大きく変わらない限りまた過去最多に戻る事も有り得る。ただ、今後1.5週間ぐらいは下がるだろうと見ている。(これは、新規陽性の発覚までに10日程度の時間差があるためである)

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埼玉の集計が戻ったことで自宅療養が6割弱まで増えた。これは、元々これぐらいいたのだと思われる。
入院中は10.96%でもし、以前の成長率で新規陽性が増えていれば、1割を切っていた可能性もあるほどだった。今でも入院対象になるのは、全体の1割という点を考えると、軽症が増えたのもあるが、かなり厳しい状況にあることが分かる。何せ入院中のうち、中程度は4048人、重症重体は1621人と2割もいるのだから。まあ、軽症~中程度(中等症)という混ぜ込み自治体が多いので、中程度は実際にもっと多いと思われる。

さて、これから新規陽性が減り、現陽性が減ってくると問題になるのが陽性比重症率の上昇である。既に重症率は0.7%を超えており、大きく上がる可能性もあると思われる。ただ、例えばこれから現陽性は2週で2割ぐらい減り、今の重症者数を維持したと仮定すると0.8~1.3%ぐらいまでに留まると思われ、よほど急速に新規陽性の波が引かないと率が上がることはないと思われる。どちらかというと、今問題なのは重症を診断できる医者や病床が不足してこの数字が下がっている可能性だろう。これがある場合は、死亡がさらに増加し、なかなか重症者数が減らないだろう。なければ、3週以内には減り始めるだろう。

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各自治体の現状は以下となる。陽性指数はトップの沖縄は変わらないが、いつのまにか大阪京都が2位、3位に躍り出た。次いで、僅差で東京、神奈川、三重、愛知と混戦している。多分東京で今の減少ペースが続くと、中京圏が東京などを上回るだろう。
入院指数(人口比)はトップが沖縄、2位和歌山、3位が東京である。沖縄と和歌山の高さを考えると、医療崩壊でてんやわんやの東京の低さは厳しいものがある。
4週の新規陽性と当日回復は綺麗に正反対に推移した。月曜日で新規陽性が1.3万台という現状を見ると今週は高くても、2.1万ぐらいが上限となり、1.4~1.8万の間で推移するのではないかと思われる。地方での原則幅が増している自治体もあるので、過去最高を更新することはないと思う。

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ワクチン接種状況は、コミナティのみ更新され、モデルナの重複分が毎日削除されていくため、実件数は多くない。むしろ、殆ど伸びなかったと言ってよい。
明日、職域が一週間分追加されるため、そこで数字は跳ね上がると思われる。尚接種終了予定は1日遅くなった。


次の波が来るとすれば、10月~11月に掛けてかなと思っているが、その頃にワクチンは7割~8割に到達し、接種対象者は12月3日までに100%に達する。その時に重症化率が0.1%未満になれば、もう指定感染症のstateは下げることは必須になるだろう。回復比死亡率は累積で1.3%、日別で0.13%に達しており、日本の季節性の水準(はもっと下なので)ではないが、欧米の季節性インフルエンザでの死亡率を下回りつつある。

日本で問題なのは、医療側の体制が弱いことと議論が一方に決めつけて進むことにある。指定感染症のstateを2か5かという2つに1つで見ているが、3でも4でもそれ以外でも良いから、医療の負担や再感染、院内感染の危険をある程度抑えつつ、多くの発症者が出たときに見捨てない医療体制作りが求められる。それを速やかに構築することが求められ1年以上放置したのが今回である。これは、医療関係者だけでも、テレビ局や新聞社、雑誌社がどれにすべきという話じゃない。

ちゃんと議論して、全員が救われるのは無理でも、もう少しこういう非常時に迅速で効率的で安定した医療が供給でき、且つ一部の医者などに負担が偏らない医療を出来るように考えなければならない。

コロナ後の未来も考え、この先さらに他の新しい病気が生まれてくることも考えると、早期治療が出来る出来ないにしても容体の変化に対して、必要な対応が、どこかの医療機関で出来る状態にしないと、結局感染が蔓延することだって有り得る。それを忘れてはいけない。
医療機関がいっぱいだと市中に放置して広げるようなことになれば、結果的に医療者が自分で自分の首を絞め続けることになることを忘れてはならない。

実際に、今回は今まさにそうなっている可能性や、なっていた可能性があるのだから……
この先、こういう部分も検証されていくことを願っているが、それを報道などが伝える事は無さそうだし、下手をすればそういう検証も日本ではされないかもしれない。まあ、まだこの波が完全に止まると決まった訳ではないのだが……。

この波が終わった後には、そういう検証や体制検討を本気で進めてほしいものだ。





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