コロナ感染で急死の多歌介さん「ワクチンやめたほうがいい」と…… 誰を責めるでもないが持病があり、それを周りが理解しないことがこれをうんだかも。

デイリースポーツの記事である。


痛風というのを基礎疾患は特になかったという風に書いているのが、記者の弱さだろう。専門家はこういうときに監修をお願いするのであって、テレビや新聞のご意見番で出て貰うことより、記事の補間(縁の下)をお願いするのが本来の専門家の役割である。

痛風という病気は、尿酸値が上がることで節(最初は足から始まることが多い)に結晶結石が出来る病気である。これが神経に振れることで強い痛みを発する。
重度になると痛みがフッと息を吹きかけるぐらいでも猛烈に生じる事があるため、痛風と呼ばれる。発症するのは主に末梢部の関節、足の指から始まることが多いが、重症になると心臓から遠い節部から順番に広がっていく。

これは、尿酸値の上がりやすい食品を大量に摂取している場合や、血液がサラサラと流れない状況に長く放置されている場合に生じる事が多く、腎臓の働きが低下することでも起きることがある。即ち、糖尿病や腎炎などによって生じることもある訳だ。

だから、これは生活習慣病の一つとしても数えられる立派な持病である。そして、痛風腎などの診断があるなら、ワクチン接種における注意すべき接種対象者になり得る病気である。


<健常者には分からない病気持ちの苦悩>

医療機関にもいたことがある私として言えば、新聞などの報道も含めて、社会のワクチン接種を求める方法はよろしくないと思っている。
こういう人達に対して、十分に心配を緩和するための報道が出来ておらず、ただ怖い怖いとしか言わないからだ。報道する側は、ワクチンで注意グループに入る人と感染すると重篤になる人が同じグループに属していることを自覚して報道すべきである。それをしないから、彼らはデマに乗せられてしまう一面もあると私は思っている。
ワクチン接種で注意すべき対象は、

・心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者

を含んでいる。一方で、SARS-CoV-2/COVID-19で重症化しやすい対象者もまさにこの対象者である。当初からこれは知られていたことだ。

だから、こういう人の接種を進めるのは難しいのである。これは、妊娠中の人や授乳中(これはワクチン接種した場合、授乳の中止を検討する必要がある)の人も同じだ。しかし、そういう報道は日本では十分にして来なかったのが悲しいことだ。何というか、前のめりになって接種接種、その一方で副反応が怖い怖い、接種接種と接種するのが義務ということと不安しか煽らない。しかも、これは政府にも言えるが、ちゃんと日本で検討する会議があるのに、海外の症例が出たらそれに飲まれて主観がないというのも、こういう人々にとっての恐怖を呼び起こす切っ掛けとなる。

まあ、CDCは妊娠中でも接種の効果が上回ると認めたが、日本は分科会にかけずにそのまま厚労省がその方針を踏襲したから、余計に不味い。
本来は、感染の危険性が接種による副反応などの心配を上回る状況なら、医師と相談の上で接種しなさいだったのであり、今も添付文書はそうなっているのだから……(そろそろ変わるかも知れない)

大事なことだからここでは書いておくが、どちらにも危険性はある。しかし、ワクチンの場合は問診時にしっかりその旨を書いて心配事を確認した上で接種すれば、接種会場でも格別に対応してくれる。それがある種の補償となるわけだ。これでは、足りない怖いと言うなら、接種しないと最初から選択をするより、1度かかりつけ医などに相談して、どうすれば良いかを主治医と一緒に考えて欲しいと思う。医者と自分はこういう話をきいたけど本当なのかと相談するのが大事だ。

ネット上で聞いた話でも、主治医にその話をしてみれば、丁寧に教えてくれる医者も結構いるはずだ。それが大事なのだ。そして、主治医側の医者もそうしてくれた方が、あり得ない嘘によって心配をこじらせ、接種を毛嫌いされて亡くなるよりよっぽど嬉しいはずだ。自分に頼ってくれるのだから。そうじゃない医者もいるかもしれないが、そういう信じられる医者に聞いて欲しいと思う。

これは、テレビや新聞が言っているから信じられるとか、ネットなら信じられるではないのだ。あなたの持病を緩和ケアしてくれている人が、あなたの体に対して、あなたの次に理解している人であり、医療面における健康ならあなた以上に知っている可能性もあるということだ。その人が、大丈夫と言ってくれるなら、それ以上に信じられるモノがあなたにはあるのか?ということなのだ。


本来は、そういうことを報道機関は伝えないといけない。お涙とか、亡くなった後に周りがどうこうじゃない。もっと言えば、周りの人間も何故、そういう方向に諭せる人がいないのかという話になる。これは結局のところ、報道機関が、あれは嘘これは正しいしか言わないからだ。

特に、持病がある人にとって、支えてくれる医療機関が必ずあるはずなのだから、そこに接種すべきかどうかを訊ねてねという一言だけで、医者が騙されていないなら、必ず良い方向に向かうのである。そうすれば接種して亡くなることも減るだろうし、接種しないで亡くなる人も減るはずだ。全て一部のご意見番の専門家なりが、接種はすべきとか言っちゃうから恐れる人は、逆の情報を探しまくっているということをもっと理解すべきである。


そもそも、持病がある人は、主治医に相談すれば場合によっては個別接種で打ってくれるケースもあるかもしれないのだから……(病院と地域によって出来るかどうかは異なる。)


<接種するかどうかはあなた次第だが免疫が低い人ほど……>

接種するかどうかは、あなた次第だが、私は主治医が大丈夫というなら1回でも接種しておいた方がこの先を考えると良いと思っている。
まあ、外出しなくても生きていける人やよほどの田舎で密とは無関係の暮らしをしているなら別だ。

では、何故そういう答えになるのかというと、それは死亡の危険性にある。
ウィルスに感染しなければ発症しないので、ウィルスが広がっていないときには、確かに持病がある人にはワクチンを接種する方が危険になり得る。
しかし、既に市中で撲滅出来ない根絶できないほどウィルスが広がっている状況で、持病などで免疫力が低下している人が、その免疫力を一定まで高めるのに最適な方法は、ワクチンしかないのだ。

感染して、軽症で終わらない可能性がたかい人が、ワクチンで副反応を発生させやすいのはある種当然だ。
では、感染して軽症で終わらないという状況で周りがバンバン感染していくとしたら、ワクチンによるアナフィラキシーの危険性(接種会場ではエピペンが用意されている)と死亡の危険と合わせて考えたらどちらが危険かを、しっかり冷静に見分けることだ。

例えば、コミナティは93823711回中(8月26日現在)20493件のアナフィラキシー等の重篤な副反応があり、亡くなったのは1087例である。
この中には少なくとも10~30万人以上の持病患者がいると推定される。(高齢者が優先で接種しているため、これでも少ないぐらいである可能性が高い)死亡率や重症率はどれほどか考えると良い。

一方で、SARS-CoV-2/COVID-19の持病患者の発症死亡率年齢区によるが、3%~8%あることが分かっている。これは、Alpha株ではなく、従来型の株での話であり、Alphaやそれに置き換わったDeltaの話ではない。周りが沢山感染して、自分に危険が及び始めると、それがダイレクトに自分に差し迫ってくるわけだ。

それを知った上で、ネットなどの情報ではなく、主治医と自分の体がワクチンに耐えられるかどうかなど、心配を相談して見ようと思ってくれないだろうか。まずはそれが第一歩だ。それでも、決断できないという人もいるかもしれないが、支えてくれるている医療関係者がいることは分かるはずだ。


接種するしないは自由だが、思い込むのだけはやめてほしいものだ。
ワクチンの評価だって、多くの人が接種を終えていく中で少しずつ変わっているのだから。










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