たまにはレビュー)キレイキレイ オートディスペンサーの利点と欠点……放置すると壊れる液だれ対処法も。

キレイキレイのオートディスペンサーを買ったのは、4月のことだった。
我が家では、キレイキレイの泡ハンドソープを長年使ってきたので、買って見ようかなと思ってネットで買ったわけだ。

当初は便利だなと思ったのだが、この製品、悪い点もいくつかあった。
多分今後の機種で改善が掛かるのではないかと思うが、それを含めて書いておこうと思う。

まず利点は、とにかくポンプを押したりしなくてもハンドソープが出てくる点だろう。
泡の質もポンプ式の頃よりきめ細かい。しかも、ポンプ式より1.4倍多めに出る仕様になっており、多くの人から見て第一印象は良いはずだ。
尚、オートディスペンサーの一部は、手をかざすと指定量まで出続ける機種も多くあるが、この機種は上センサーと、横センサーの2カ所で位置を確認しており、どちらかのセンサーから外れると、自動でハンドソープの吐出が止まるようになっている。だから、途中で止めたい場合はかざしている手を放せば良い。

それから、ハンドソープの詰め替えに通常のLION製のキレイキレイ薬用泡ハンドソープの詰め替えをそのまま使える点がある。
今は香りも3種類あるので、ちゃんと中身を使い切ればお好みに合わせて変更することも出来るだろう。(以下はポンプ式泡ハンドソープのラインナップ)

3点目として充電式ではないというのもポイントの一つである。
単三乾電池3本仕様なので、バッテリーの寿命で買替えというのが発生しない。これも、選ぶ上でのポイントだった。


後は、デザインがよく、汚れが付きにくい微細エンボス加工が入っていることもポイントであった。ただ、このエンボス加工の影響でガムテープなどはくっつくが、セロテープはくっつかない。(後述するある理由で試したがくっつかなかった)

尚、本体は防沫(IPX4)仕様であるが、防水仕様ではない。これがある種この製品の欠点に繋がる点である。


ちなみに最初に使った時のマイナスポイントは、音だった。ブブブーンというディスペンサーの音は多くの人が思うより、ちょっと大きいかも知れない。
まあ、慣れれば別に大したことはないし、今まで他の機種を使ったことがあると、結構長いこと気になる人もいるかも知れないが、それほど大きなマイナスではないだろう。あくまで、ちょっとびっくりした程度である。

もう一つは、電源のオンスイッチを入れると、電源ボタンが4秒おきぐらいに青く光ることが、ちょっと当初は気になると言うことだろう。夜なんかもピカピカと点滅し光っているので、設置場所の関係などで気になる人は気になるだろう。

だが、これは上記した利点に対して私自身は大した問題ではなかった。


<最大の問題点は……その形でした>

尚、他の欠点としてはeneloopなどの充電型の乾電池での動作確認がされていないことが1つ。(使えない訳ではないが完動保証はされていない)
そして、先に書いた泡の量が多いが故にポンプ式に比べて、石けんの減りが早いことがある。

これは、説明書も公開されていてそれを予め見ていたので知っていたことでもある。

ここからが最大の問題となる。

実は、Amazonなどのレビューでも見られるのが、この機種1ヶ月ぐらいで壊れたとか、故障した。動かなくなったという話が多い。
私が使っている製品は壊れていないが、これは壊れる可能性があるなという理由がいくつも見つかったので、書いておく。

この製品、実は吐出する部分から、電源ボタン方向へ、液だれが発生しやすいのだ。
これは、形が、影響しているようだ。このオートディスペンサーは以下の映像を見ると分かるが形が、ハンドソープ吐出部に向かってくちばしのように斜め上方向に細っている。吐出部が若干飛び出てはいるが、先端がストローや爪状に尖っていないため、出した後に若干の薬液(ハンドソープ泡)が残るのだ。


ではその残った液や泡がどうなるのかというと、暫くすると泡がはじけて、透明なハンドソープ液に戻る。その際に、少しずつ筐体の端を伝って下に流れ出すのだ。液だれだ。だから、1日から3日に1度、このよだれのように垂れた液を拭かないといけなくなる。それを怠ると、黒いセンサー部を超えて、垂れ下がり、最後は電源ボタンやその下の電池ケースのある土台にまで液が到達する。
下手をすると、電源ボタンの場所から内側の基板や電池ケースに液が浸入するのである。

尚、これは水平な場所に設置すると電池ケースには多分侵入しないで済むことも多いだろうが、設置場所の天板が僅かに本体後ろ側方向に傾いている場合は、間違いなく電池ケースにまで液が浸入するだろう。

電源ボタンは、防沫のための軽い返しがある程度だから、傾きが後ろ方向だと中に液が浸入するのだ。特に使用頻度が高いほど、液だれの量が増えるため、大量に侵入し易くなる。これを知らないと本体が知らぬ間に壊れることになるかもしれない。

だから、こまめに掃除する必要があるわけだ。実際に、それに気が付いてからは、私は頻繁に掃除をするようになってしまった。これならポンプ式の方が手間が掛からないんじゃないかと言うほどに……。

だからこそ、対処方を考えることになったのだ。
その対処方法も書いておく。

<対処方法は筐体を前に傾けること>

ちなみに、この液だれ対策として一番良い方法は、本体を前傾させることである。電源ボタンにテープを貼ることを試したが、先に書いたように張り付かなかったので、考えた結果、本体の後ろを約1cm(水平が保たれている場所ならこれでも十分なはず)~1.5cm程度持ち上げて吐出部と筐体のセンサー側に繋がる流線部が水平になる程度まで前傾させることで防げるのは確認出来た。
まあ、使って液だれして困っている人は、試して見ると良いかもしれない。ただ、設置が不安定になるので、落下などが起きないように気を付けて欲しい。

出来れば既存の利用者向けにこういう台を別途出してくれると嬉しいが……

多分この問題は、既にLION側も把握しているとは思うので、どこかで後継機種を出すかもしれない。
単純にノズルをもう少し引き出すか、ノズルの先にストローのような切り込みを先端に入れるか、または先端の筐体デザインをアーチ型にして液が本体を伝わないようにすれば改善される。他にも電源ボタンを後ろに持って行くだけでも故障は軽減され改善されるかも知れないが、今のデザインだと液だれはすると思われる。

問題が分かれば対処は簡単で、最初からそれが分かって対処していれば、本当に良い品だが、この問題に気が付くまでに故障する恐れもあるので、メーカー側も改良なり対処用の台を開発するなりして対応を検討した方がよいかもしれない。発火まではしないと思うが、この液だれで電源ボタンに直に液が流れていくのは好ましくないだろう。

こういう対処可能な改善点も書くレビューは既に日本では殆ど書かれることはないが、本当はこういうのをプロがレビューする機会が増えて欲しいと思うのである。日本では既にとんとそういうレビューがなくなってしまった。






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