LG、携帯電話事業から撤退…… 5月末日で生産終了、2021年7月31日に携帯事業から完全撤退。

ケータイWatchの記事である。ITmediaやロイターなども書いている記事だ。


LGのスマートフォンといえば最近は、別売りスクリーンを購入すればデュアルスクリーンに出来る製品があるなど、昔の日本っぽい面白いスマホが多かった。ただ、近年は生産量も少なくパッとしない製品が多かった。結果、スマホ事業は赤字転落していたようだ。(以下日本経済新聞社の記事)

元々韓国勢では、GalaxyのSamsungが世界No1ブランドである。2位は現在はAppleだと思われる。3位以降は、Huawei(2019年は2位だが2020年はかなり落ちていると思われる)、OPPO、Xiaomiの中国勢になる。このうち世界シェアの2割を持つのはSamsungである。

日本ではSamsung嫌いも多いが、同社のAndroidにおけるセキュリティ保守サポートが今年からさらに伸びる(3⇒4年になる)ことを発表したことで、さらに売れるようになる可能性もある。何せ、日本勢はSHARPでやっと2年のメジャー更新が限界であり、その後のマイナー更新(セキュリティアップデート)はよほど問題が起きない限りしない。ソニーは、未だにメジャー更新が十分に行えない機種(1年、1回で終わる機種がある)を出しているのに、価格が高い。それ以外は、似たようなものである。

そして、今回のLGも似たような問題がある。
LGのスマートフォンにおけるメジャーアップデートは忘れた頃にやってくるぐらい遅いことで知られている。
さらに、日本ではコラボレーションスマホが日本メーカーが消えてから増えたのもあったのか、アップデート保守が不十分に終わることも結構多かった。
そういうのが、影響したのかは分からないが……あながち間違いは無いのかもしれない。

同じ値段で保守もあまりないなら、多くの人は安価な中華スマホを買うからだ。その中華スマホも、これからきっと欧米との対立や香港問題もあって、変わっていくだろうが、その前にLGが消えることになるとは思わなかった。


スマートフォンを製造開発しているメーカーは年々減ってきている。コモディティー(日用品)として普及してしまったスマホは、高いお金を掛けて買う代物では無くなったことや、機能の進化が既に止まり始めており、最上位モデルの性能が上がっても、その効果を体感できるような携帯向けコンテンツはほぼないことが影響している。

そもそも、スマホで最も性能を余すところなく使うのが、ゲームである状況では当然と言える。そのゲームも、画面のサイズが小さい中で、ゲームコンソールに匹敵する性能があっても、それを欲しがる人は少なくなる。そういう状況になった現在、スマホで最も評価されるのが、SamsungやAppleのようなOTAによるアップデート保守の長さである。

3年使っても、5年使っても、不便がないならセキュリティまたはメジャーアップデートを少しでも長く提供してくれる方が、結果的に売れるのだ。
それを、やらない企業は今後廃れていくだろう。そうなると、厳しいのは日本勢かもしれない。製造国も中国が多いため、この先の国際情勢によっては、撤退をそう遠くない未来に選択する企業が出る可能性もあるだろう。


ちなみに、保守体制がどうなるかは不明だが、完全撤退のようなので、キャリアスマホのサポート期限までは保守オペレーターなどの体制は維持すると思われる。ただし、例外があり部品などが無くなればそこで終わる可能性もある。ソフトウェアの保守はキャリアスマホの場合は、それが当初から予定していた期限までは行うだろう。











ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント