現陽性の拡大ペースが再加速へ……関東と関西周辺、九州で急増が始まる

ついに、現在陽性の人数が、1月のピークに対して半分を超える36,935人(ピーク比;50.4%)に達した。
1月の時には、4.2万人から急激な拡大が始まったが、同じような助走に入ってきているように見える。

ということで、昨日は1週間前で比較したが、今回は1日、2日、1週間、2週間で都道府県別の表(現在陽性数)を公開する。

現在陽性の推移(2週)
 差分増減\戻り日当日1日前2日前先週2週前
都道府県1日前
2日前
1週間前
2週間前
4月15日4月14日4月13日4月8日4月1日
全国2,461 (107.14%)
4,248 (113.00%)
7,676 (126.23%)
15,479 (172.14%)
36,93534,47432,68729,25921,456
北海道21 (102.45%)
33 (103.91%)
-21 (097.66%)
117 (115.39%)
877856844898760
青森県32 (124.24%)
32 (124.24%)
-10 (094.25%)
29 (121.48%)
164132132174135
岩手県-3 (095.65%)
-15 (081.48%)
-57 (053.66%)
4 (106.45%)
66698112362
宮城県-27 (097.52%)
-11 (098.97%)
-397 (072.77%)
-497 (068.10%)
1,0611,0881,0721,4581558
秋田県3 (106.98%)
2 (104.55%)
7 (117.95%)
39 (657.14%)
464344397
山形県-1 (099.60%)
-22 (091.97%)
16 (106.78%)
-53 (082.62%)
252253274236305
福島県4 (101.42%)
2 (100.71%)
-23 (092.53%)
25 (109.62%)
285281283308260
茨城県30 (106.49%)
51 (111.56%)
57 (113.10%)
50 (111.31%)
492462441435442
栃木県15 (107.58%)
14 (107.04%)
-29 (088.02%)
-1 (099.53%)
213198199242214
群馬県22 (108.66%)
58 (126.61%)
47 (120.52%)
83 (143.01%)
276254218229193
埼玉県48 (103.12%)
69 (104.55%)
-10 (099.37%)
192 (113.77%)
1,5861,5381,5171,5961394
千葉県53 (105.92%)
-14 (098.54%)
-89 (091.42%)
-158 (085.71%)
9488959621,0371106
東京都262 (106.32%)
356 (108.78%)
486 (112.39%)
980 (128.57%)
4,4104,1484,0543,9243430
神奈川県241 (114.98%)
367 (124.75%)
342 (122.68%)
567 (144.19%)
1,8501,6091,4831,5081283
新潟県-1 (099.65%)
8 (102.91%)
36 (114.57%)
88 (145.13%)
283284275247195
富山県3 (102.73%)
8 (107.62%)
40 (154.79%)
91 (513.64%)
1131101057322
石川県9 (106.21%)
24 (118.46%)
60 (163.83%)
126 (550.00%)
1541451309428
福井県0 (100.00%)
0 (100.00%)
-1 (098.63%)
28 (163.64%)
7272727344
山梨県3 (105.08%)
15 (131.91%)
17 (137.78%)
38 (258.33%)
6259474524
長野県12 (103.34%)
48 (114.86%)
71 (123.67%)
111 (142.69%)
371359323300260
岐阜県18 (110.06%)
20 (111.30%)
30 (117.96%)
63 (147.01%)
197179177167134
静岡県28 (111.97%)
59 (129.06%)
35 (115.42%)
20 (108.26%)
262234203227242
愛知県107 (106.38%)
245 (115.93%)
601 (150.85%)
1,051 (243.58%)
1,7831,6761,5381,182732
三重県17 (106.91%)
30 (112.88%)
22 (109.13%)
117 (180.14%)
263246233241146
滋賀県30 (113.04%)
46 (121.50%)
58 (128.71%)
144 (224.14%)
260230214202116
京都府59 (107.94%)
123 (118.11%)
208 (135.02%)
503 (268.23%)
802743679594299
大阪府878 (108.26%)
1,449 (114.41%)
4,223 (157.98%)
7,460 (284.38%)
11,50610,62810,0577,2834046
兵庫県340 (110.37%)
704 (124.14%)
1,162 (147.27%)
2,132 (243.28%)
3,6203,2802,9162,4581488
奈良県26 (103.57%)
61 (108.79%)
120 (118.90%)
435 (235.94%)
755729694635320
和歌山県8 (103.09%)
35 (115.09%)
-6 (097.80%)
130 (194.89%)
267259232273137
鳥取県5 (105.75%)
9 (110.84%)
19 (126.03%)
34 (158.62%)
9287837358
島根県0 (100.00%)
1 (114.29%)
2 (133.33%)
5 (266.67%)
88763
岡山県38 (113.01%)
56 (120.44%)
133 (167.51%)
226 (317.31%)
330292274197104
広島県10 (108.77%)
27 (127.84%)
22 (121.57%)
22 (121.57%)
12411497102102
山口県8 (117.39%)
11 (125.58%)
17 (145.95%)
27 (200.00%)
5446433727
徳島県18 (109.33%)
28 (115.30%)
67 (146.53%)
131 (263.75%)
21119318314480
香川県1 (100.80%)
-2 (098.44%)
-44 (074.12%)
47 (159.49%)
12612512817079
愛媛県22 (107.64%)
8 (102.65%)
-160 (065.96%)
-5 (098.41%)
310288302470315
高知県0 (100.00%)
-2 (088.24%)
-21 (041.67%)
4 (136.36%)
1515173611
福岡県75 (111.00%)
183 (131.88%)
314 (170.88%)
360 (190.68%)
757682574443397
佐賀県-8 (089.47%)
-8 (089.47%)
5 (107.94%)
25 (158.14%)
6876766343
長崎県18 (139.13%)
27 (172.97%)
43 (304.76%)
43 (304.76%)
6446372121
熊本県18 (136.00%)
28 (170.00%)
34 (200.00%)
37 (219.35%)
6850403431
大分県2 (105.56%)
-1 (097.44%)
9 (131.03%)
24 (271.43%)
3836392914
宮崎県4 (106.15%)
11 (118.97%)
57 (575.00%)
56 (530.77%)
6965581213
鹿児島県5 (106.85%)
0 (100.00%)
-10 (088.64%)
21 (136.84%)
7873788857
沖縄県8 (100.66%)
75 (106.51%)
194 (118.78%)
508 (170.65%)
1,2271,2191,1521,033
719

見方は、差分増減が、過去日からどれほど増加しているかを示すものだ。

例として、全国で比べると1日前から2,461人増え、 対前日比が107.14%(7.14%増加)だったと言うことを意味する。
2日前だと、4,248人増で 113.00%(13%増加)、1週間前だと7,676 人増で126.23%(26%増加)である。そして、2週間前だと15,479 人増加で172.14%(72.14%増加)だったというわけだ。

マイナスになっている場合は、昨日の値が過去日の値より減っている(陽性者が少ない)ことを意味する。即ち、患者が減っていると言うことだ。
過去に向かうほどマイナス値が増えている自治体は、2週間減少が続いており、過去に向かうほど数字がプラスに転じたり多くなっている自治体は、増加しているか、マイナス幅が縮小していることを意味する。
そして、間でマイナスが出たり、プラスが出たりとコロコロ上下しているなら、一進一退の横ばい傾向を示す。

当日、前日などは、当日を昨日(4月15日)として、その前日、2日前(前々日)、1週間前、2週間前の実際の値を占めている。
集計データは、都道府県が発表している集計を日別で纏めたものを元にしているので、自治体発表ベースである。平日ここで公開しているものであるため、厚労省やテレビ・新聞が公開しているものと同一とは限らない点に注意して欲しい。

という見方である。

これを見て言えるのは、全国ではほぼ同じ水準で増加が続いてきたことが分かる。
しかし、この2日間は過去7日で増加した分の半分ぐらいを占めているため、急激に陽性者が増え始めていることを示す。

2週間でしっかりと減少しているのは宮城の-497だが、一週間前は-397で2週前より100減少していた。
ただ、昨日より2日間は減少が殆ど進んでいないのが見て取れる。これは他の自治体でも見られる傾向で、全体的に良くて横ばい、悪ければ大きく陽性超過が出はじめている。

まあ、ここ数日の陽性超過がどの自治体でも多いのは、週後半だからであろう。週前半は回復が多く比較的減りやすいが、後半は新規陽性が多くなり、増えやすい。


昨日はついに、関東でワンランク増加スピードが上がってしまった。
これによって、全国での増加数が1300~1700を超えて、一気に2400を超える水準まで上がってきた。
関東で感染が増え始めるとというのが始まったということになる。

問題は、それだけではない。関西の感染拡大は浸潤を他の自治体に広げ始めており、明らかに鳥取、徳島、岡山、広島、滋賀、三重などで増加を示してきている。また、昨日も書いたが福岡の増加もはっきり出てきている。さらに、愛知の増加も止まる気配は今のところ無い。

ここに関東の増加が目に見える傾向として出てきたため、現陽性の増減はギアシフトをLowからセカンドに変えた大阪を超えてサードに切り替えたようだ。止めが効かないなら一週間後にトップギアに入るだろう。それでもダメだと、overtopで過去最悪へとさらに感染加速すると思われる。

ただ、自治体と政府の動きは結局、20時の時短営業という馬鹿みたいな方法を取っているので、これがN501Yの感染力の高さによるものなら、国民にも舐められている緊急事態宣言の地域を狭くして、飲食店への科料を科すだけの対策では、止まらないかもしれない。そもそも、飲食店以外は本当に不要不急の外出自粛されれば、売上げが得られない訳で……死に体である。

尚、昨日現在、陽性者数の31.152%が大阪で陽性となった人であり、2位の東京都11.94%を凡そ2割も引き離している。
自宅療養は現在1.23万人(33.39%)、調整中や未確定を含めた調整陽性者は、全国で約2割いる。


20210415A.png

病床占有は、宮城では減少傾向にあるなど、東北の一部では停滞または減少が一応続いているが、全国で見ると明らかに上昇傾向にある。
新規陽性が増えはじめているため、下がる要素は今のところ見当たらない。
人口平衡化は、大阪の現陽性指数が17988と東京換算で、1.8万人の患者と同等まで上がってしまった。

20210415B.png

大阪は、重症患者が全国の重症者数の42%を占めるまでになっている。兵庫を足せば、55%、奈良、和歌山、京都、滋賀を足すと、61%にもなり、6割以上の重症者が関西に集中している。死亡者数は、増加している。こちらも減る要素はない。

20210415C.png

一昨日、昨日と入院(みなし含む)が増加しているのは、大阪以外の地方と東京などの関東が増加したためだと思われる。
大阪は、既に入院出来る病床が足りていないため、一応日々増やしているようではあるが、伸びが鈍化している。だから、それ以外の地域が増えないと大阪の患者が幾ら増えても、入院は増えない状況にあるのだ。それが、増えていると言うことはそれだけ、他の地域が増え始めたと言うことになる。

実際に、増減数を(下図右上から2番目の棒グラフ)は5つの自治体と±0の3自治体を除いて増加を示している。
週後半の木曜日のデータなので、その影響もあるだろうが、100を超えて増加している自治体が、5つもあるのだから、猛烈に増えている事が分かる。


20210415D.png20210415F.png

拡縮状況は、日別では0.415%まで上がった。
2週続いた停滞期の殻をウィルスの側が破った可能性がある。もし、破っているなら、今日も先週の数字より高めに推移するだろう。
週平均は、最高値ではないが、上昇している。
20210415E.png

緊急事態宣言でも、前回の宣言は、夜8時(20時)迄の飲食店営業だった。そして、昼間にカラオケやお店に行って感染するケースが続出した。今は、21時で感染者が増えている地域もある。時間は関係ないことは既に明確だが、単純に金を出したくないから、20時にしているわけだ。そして、飲食店以外は対象にならないのも、金を出したくないからだ。しかし、営業しても客は来なくなる。不要不急の外出禁止だからである。

そして、それでも営業するから、可哀想に思って客が来るようになり……感染が止まらない。結局この繰り返しである。一体どれだけ、無駄な税金を使ったのか知らないが、きっとそろそろ、GoToと、下手なばらまきと、宿泊施設療養ベッドの確保に使った都道府県と国の支出額と、本来ちゃんとロックダウン相当の施策をうっていた場合に所得補償(海外と同水準なら5割~8割)に掛かった額が逆転しているんじゃないかと思う。

いや、深刻なのは今じゃない。きっと、これから元々優良だったのに、廃業したり、破綻した会社の税収や経済波及度が失われたことだろう。そしてまた、今回も同じ事をしている。日本人は今ではデモなども殆どしないので、チョロいのだろうが……下がどんなに頑張って我慢しても、上がそれに応えず、それに甘える状況だと、人々の箍も外れていくのは仕方が無いだろう。

これを本当に何とかしたいと思うなら、ちゃんと鞭だけではなく、公平な給付や、感染抑止策を示すべきだろう。
動きを止めるというなら、聖火リレーぐらい止めてから言え。

これは行政府だけではない。医師会も報道も含めて国民に向けて発信すれば国民の動きが止まると思うな。
医師会が向くべきは政府と自治体に、医師会が動ける体制を求めることだ。報道も同じで、国民にお願いします出は無く、政府や自治体に国民がこう思っていると伝える事が仕事だ。

国民動くな、病院が厳しいからって、今のところ医療機関の体制見直しも何もしていない。報道に至っては、何枚舌なんだという程酷い。オリンピックはやりたい。でも、人々には自粛、聖火リレーを観に行けば密集で行くなという雰囲気のくせに、中止とは言わない。

お前らも論外なんだとそろそろ気が付けよ。政府が無能だというなら、政府が無能なので助けて下さい、私はこんな提言をしてきたんですと言えばよい。
それをせずに、政府にヘコヘコして国民ばかりに我慢を強いるから、人々は動くようになる。

今回も国民の力で感染拡大が止まるのかは分からないが、止まらないなら止まらないで仕方が無いと私は既に思っている。
出来ることは、自分や自分の出来る範囲で家族を守る事だけである。他人がどうであれ、もう知った凝っちゃない。そう考えることが大事だ。

何せ、国がそんな状態なのだから……。





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