期待通りに減らない宮城、山形の感染……増え続ける関西と徳島、減らない愛媛、広がり始めた広島・岡山、ついに福岡でも100人台。

昨日首相は感染のうねりはまだ無いと言っていたが、その矢先にタイトルのような状況が出てきた。いや、宮城と山形はどう考えても、1月をベースに考えた期待値では、上手く行っていなかったが……。なぜかわからないが、R0が下がったからと一部の専門家は先週、先々週より減れば良いと評価するようになっていた。

しかし、本来は可及的に速やかに減っているかどうかを判断しなければいけない。
長くすればするほど、経済が弱るのだから、効果が少しあることを評価するのではなく、前回よりより効果的だと断定できる手段を執らないといけないのだ。専門家なのか、政府のブレーンなのか知らないが、本当にどんどんやることが、経済の理想から離れていくのを見ると、殺意すら芽生えそうになるから、本気では考えないように、感情では無く、無心で本来やるべき対処を淡々と書くようにしなければいけない。

この国は経済の為だとか言っているが、実際は目先以外何も考えてないことが分かる。

本当の政治家や実業家などは、基本的にもっと長期で考えるが、アナリストや学者も含めて今の日本は皆短期で見過ぎており、しかも楽観しすぎだ。結果、むしろ、最初は落差の無かった谷が、だんだん深く断崖絶壁の渓谷になっていくという墓穴状態である。この先どこまで深い墓穴を掘り続けるのか……これまで、何とか国民が自粛して止まるそんな状況で回ってきたが、今回はそれも機能していないと見て良い。結局は、国民に頼りすぎた結果、国民が耐えられなくなってしまったからだ。

本当に苦しい人だけなり、全国民一律なりでちゃんと財政措置を投じて、且つGoToのような何度でも一部の人が使える不公平な遊びに回すのでは無い制度に早めに移行していれば、こんなことは無かっただろうが……。今回は、本当に人々の気持ち次第では、この先も言うことを聞かない人がさらに増えていくだろう。


<一週間で見る現陽性者>

今日は趣向を変えて一週間前と昨日で回復と死亡を除いた現在陽性者の数が何人だったのかも示してみる。
以下がその表である。
(これは、累計患者数ではないので注意、尚集計は各都道府県の発表分を纏めたものであり、一般報道や厚労省の発表とは異なりまます。)


都道府県
増減数
増減率
3月14日3月7日
全国6,897
(125.01%)
34,47427,577
北海道-16
(98.17%)
856872
青森県-52
(71.74%)
132184
岩手県-52
(57.02%)
69121
宮城県-370
(74.62%)
1,0881,458
秋田県11
(134.38%)
4332
山形県15
(106.30%)
253238
福島県-19
(93.67%)
281300
茨城県35
(108.20%)
462427
栃木県-49
(80.16%)
198247
群馬県51
(125.12%)
254203
埼玉県-34
(97.84%)
1,5381,572
千葉県-146
(85.98%)
8951,041
東京都327
(108.56%)
4,1483,821
神奈川県331
(125.90%)
1,6091,278
新潟県58
(125.66%)
284226
富山県42
(161.76%)
11068
石川県54
(159.34%)
14591
福井県7
(110.77%)
7265
山梨県23
(163.89%)
5936
長野県73
(125.52%)
359286
岐阜県17
(110.49%)
179162
静岡県7
(103.08%)
234227
愛知県566
(150.99%)
1,6761,110
三重県14
(106.03%)
246232
滋賀県55
(131.43%)
230175
京都府213
(140.19%)
743530
大阪府3,967
(159.56%)
10,6286,661
兵庫県988
(143.11%)
3,2802,292
奈良県161
(128.35%)
729568
和歌山県14
(105.71%)
259245
鳥取県17
(124.29%)
8770
島根県4
(200.00%)
84
岡山県119
(168.79%)
292173
広島県8
(107.55%)
114106
山口県9
(124.32%)
4637
徳島県53
(137.86%)
193140
香川県-39
(76.22%)
125164
愛媛県-159
(64.43%)
288447
高知県-14
(51.72%)
1529
福岡県247
(156.78%)
682435
佐賀県9
(113.43%)
7667
長崎県27
(242.11%)
4619
熊本県16
(147.06%)
5034
大分県12
(150.00%)
3624
宮崎県51
(464.29%)
6514
鹿児島県-10
(87.95%)
7383
沖縄県256
(126.58%)
1,219963

基本的に95%~105%を横ばいとしてみると、北海道、埼玉、静岡は横ばいである。また、和歌山はギリギリ横ばいを過ぎたぐらいの増加である。
減少している地域は、東北・北海道と関東と四国に多く、
関西、九州、中国、中部(北陸含む)に少ないか、全くない。

特に、中国、関西、中部はどの自治体も減少していないことが分かる。九州は何とか、鹿児島が減少しているが、それを除けば全て増加している。
もっと正確に言おう。東京、神奈川までは増加しているのだ。それより西は、四国3県と、鹿児島を除いて減少せず増加している。

ちなみに、減少している自治体は、北海道、青森、岩手、宮城、福島、栃木、千葉、香川、愛媛、高知、鹿児島しかない。11道県である。
後の36都府県は大小の差はあれどこの1週間で見た場合、増加していることになる。

その結果、全国では現陽性が1.25倍の増となった。

この増加傾向から言えるのは、かなり深刻な状況が迫っていると言うことになるのだが、それを詳しく説明すると、

減っている自治体が、西日本では殆どなく、北日本や関東でも、全部ではないという状況は、今減っている自治体も切っ掛けが一つでもあれば、拡大に転じることを意味しているからだ。何より問題なのは、宮城などの減っている自治体でも、良い状況にはない。

以下は、宮城県の1月と今回の陽性者推移である。1月の時は、13日に最大を出してから、減少に転じた。
それに対して、今は3月23日にピークと思われる状況になったが、そこからさらに3月30日に上を叩き出し、今も1/2程度にしか下がっていない。
(ちなみに、この集計は陽性確定日換算なので4月14日は今日も増える見込みである。)
MIYAGI.png

これが、他国に比べて日本の自治体や国の政策が国民に評価されていない理由でもあり、深刻な状況であることより強く示す材料でもある。

他国の場合は、緩めると感染が増えると分かった昨年冬から今年の3月迄に、スピード政策に移っている。すぐに緩めることを辞めて給付と外出禁止や自粛へと舵を切っているのだ。(但し、昨年3月4月並みの全ての職場がロックダウンされるほどの措置ではない)それによって、以前は出来なかった2週~3週である程度押さえ込めるような状況に転じたのが、昨年末~今年の話だ。

変異株が広がったことで、スピード政策による封じ込めが出来るようになったにも関わらず、結局すぐにロックダウンに転じる国も多数合ったというオチもあったが、それは少なくともこれまでの経験から、感染を抑える方法として早めの対処が有効だと、分かったことで、少なくとも欧州ではブラジルような事態にはならなかった。即ち、変異がなければきっとこれは上手く回っただろうし、この施策が打てなければもっと深刻だったと思われる。

それに対して、
日本は真逆で、去年の1回目より、2回目、2回目より3回目、3回目より今の4回目の方が対処が遅れており、さらに長々と緩い対策をするため、地域経済にも深刻な打撃を与えるようになった。これは、単純に個別企業や個人への財政支出を嫌っての行動だと思われる。そのくせ、GoToは政府や自治体として、やりたくてやりたくて仕方がないから、余計に国民の不満も増してしまい。国民も、言うことを聞かなくなってしまった。なぜって、本当に一部事業主は放置されて干上がってきているからだ。

政権の支持率は高い事になっているが、実際にそれが正しいのかは分からない。

私はもっと、もっと民衆の支持率は低いとみている。一方で、ある特殊な事情や業種に限れば評価されているだろう。投資家や証券関係者などの人間からは評価※されているかも知れない。また、特定の利権が得られる外資からも評価されやすいかもしれない。後は、スポーツ関連と広告関連での評価があるかどうかだろう。即ち、中長期などの視点は関係なく、自分に美味しい甘い汁があればという人が評価する。

※彼らは、デジタルでも、環境でも何でも良いから目玉になることがあれば、結果的に施行しなくても今の、投資先として紹介でき投資で含み益を模索できるので喜んでいるだろう。

閑話休題。
ここに来て変異株が関西を過去最悪のペースで蝕んでいるわけだ。
本来なら既に今週は高止まり時期に入ってくるはずだが……その気配はまだないというより、今日も増加を続けていて、且つ兵庫や京都などで新規陽性の発表が増えているなら、感染爆発に至っていて検査のマンパワーや機材が足りていないから、外に漏れている恐れがある。
本来、増え続けるなら様子を見守っていて良い状況にはないと思うが……。待てば待つほど、状況は悪化し、しっかりした減少の気配が見えるまでの期間が延びていく流れを未だに理解していないというか、以前よりその待ちの姿勢が出ているのが今の日本である。


いつもの現陽性等の推移は以下となる。
現陽性が増えていく人数は先週に比べて若干低く推移している。回復が増えているの対して、新規陽性はそこまで増えていないということがグラフに現れている。現陽性の自治体割合は、3割が大阪になった。円グラフは死者数を除いて、大阪がNo1である。

回復者が超過している自治体は、岩手、秋田、山形、福島、香川、愛媛、高知、大分、鹿児島の9県である。
他は、青森、福井、佐賀が±0であるのを除けば全て増加している。尚、死者数も徐々に増加傾向にあり、療養先が確定していない調整中が大阪では2621人いる。兵庫は1036(療養調整中)+507人(当日陽性で未確定)である。宮城は一時期大量にいたが、今は149+51人(仙台陽性分未確定)まで減少している。

尚、深刻な状況にあるのは沖縄県、大阪府、兵庫県、奈良県、宮城県である。それから、このままだと深刻になる恐れがあるのが徳島県、東京都、愛知県とその周辺などなどになる。また、これから危険になると予想されるのは岡山県、広島県、福岡県である。ここは、2~3週ほど安定か微増が続いた後、今週から1.5~2.5倍増になりそうな兆しが出ている。

20210414A.png
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