感染増に苦しむ大阪、兵庫……戦々恐々とする他の自治体。

昨日の大阪の発表は、1099人+252人だった。後ろの252人って何だと思う人の為に説明すると、2021年3月31日~同4月11日に掛けて本来集計されるべき集計に計上されなかった人がいたのだ。それが、+252人(252件)ということだ。そのため、昨日それが加算されたわけだ。

先に書いておくが、これは現場の人間を非難する材料に使うものでは無いので、留意して欲しい。
3月31日からという状況を見ると、感染者が急騰している中で、移動や退職に伴う影響があったという点もあるだろうし、既に病床が厳しくなってきはじめた頃なので、対応が追いつかないために、抜けてしまったのだろうと思われる。それだけ保健所などの現場が酷い状況なのだろうと思われる。
漏れの内訳は以下である。

日付
追加
陽性者
修正前
発表数
修正後
当日数
3月31日
1
599600
4月02日1612613
4月06日
13719732
4月07日1878879
4月08日52905957
4月09日44883927
4月10日73918991
4月11日67760827
合計252--

一般の報道でこれが流れているのかは分からないが、けしからんとかそういう話ではない。苦情を入れるとか絶対にしないで欲しい。
それをやる人の方が社会から見れば迷惑である。これは本来、社会に伝えるべき情報であるが、最近は変にクレームを付ける人も多いので、報道でも伝えなくなっているかもしれないのが、嫌なところだ。それでも、社会に伝えるべき情報であり、忖度してはいけない。

この集計が加わるので、昨日の大阪は1000以上の現陽性の増加となった。


本題である。

現陽性の増加ペースは252を引いて計算して、先週と比べて微増の水準(+1085)にある。これに昨日の取下げ3件(福岡、兵庫)を調整しても、1088の増になるので、先週の1002より多い。ただ、急増ペースからは外れて安定増のペースである。問題はその増加を支えている自治体が数府県に集中していることにある。それが、大阪、兵庫、愛知、沖縄などの自治体である。
ちなみに、他は週前半だけを見れば、そんなに極端に悪化しているという感じではなく、むしろ改善しているように見える。ただ、感染者数がしっかり減ったというよりも、感染者数は一定をキープしたまま、過去の急増期の陽性者が回復者数として計上していることが理由になっている。

だから、実質で見ると各地で3月の前半より病床や宿泊施設の稼働率が軒並み上がっている。地域によっては、稼働率が過去最高水準にあるところも多い。

話を戻そう。その中で大阪は252が足されたこともあり、1018も増加した。これは、1つの府でプラス増の大半を計上したのに等しい増加数である。
ついで、兵庫が248の増加になる。これに愛知が77、東京が59と続く。東京は人口から見れば大した数の増加ではないので、割愛する。報道でも東京は沢山やっているだろうから、ここで説明するまでもないだろう。

ちなみに、現陽性が減っている自治体が多いが、内実は本当に悪い。例えば、愛媛は感染者数が43人だった先週月曜日に比べて半分程度まで減って10人台になっているが、1月の38人をピークにした時の減少ペースは3週~4週で1/3以下まで落ちて日によって0人の日も出ていたのに対して、今回は、先週月曜の段階でピークから1.5週経過しており、3週目~の今でも10人台後半にやっと落ちてきた程度である。

これは、春休みによる人々の動きと、就職・進学・転勤による人々の動きが重なっていることに加えて、増えてきている変異株の影響もあるのかもしれない。
こういう状況の自治体は他にも宮城と山形、北海道でも見られている。

ここに関西、沖縄などの一向に好転しない地域が加わり、悪化している徳島のような地域が今後の不安を煽ることになる。
今はまだ関西がその殆どであるが、既にじわじわと周辺の地域に感染者が滲み漏れているため、これを放置していると関西から感染の波が同心円状に広がっていくだろう。


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