テレビ裏にHDDなどを置ける、“TV背面ラック”。約2,255円……薄型になっても、壁には貼らないテレビの裏に耐荷重1kgの棚。

AV Watchの記事である。


薄型テレビが主流になってもう長い時間が経過した。その昔は、テレビと言えば奥行きを取り、大きなCRTディスプレイだったわけだが薄型で売り込み始めた頃の最初の売り文句は、壁掛けTVだった。

実際に壁に掛けて使う人は今でも殆どいないのは、テレビを壁に掛けると、テレビ台という収納を失うことが1つある。
もう一つはテレビの裏の配線が面倒だからだ。壁の中に配するのか、それとも外側に化粧カバーを付けるのか……どちらにしても、面倒くさい。さらにテレビを買い換える時に、レコーダーなどを持っている場合の配線やマウントの重量確認は面倒くさくなる。

だから、壁掛けなんて未だに流行らない。いや、壁掛けしていたあの家が、次に買い換えたときに壁から降りてテレビラックになっているなんてのを見ると、薄型の理由はここには無かったのだと分かる。

ただ、企業や公共のフロアでの壁掛けや、天井吊り下げの需要は今もあり、家庭でもその使い方をする人はいる。何より、薄型テレビは自立できないため、アームと土台がないと倒れてしまう。即ち、裏側にマウント金具を取りつける場所がある。(機種によって場所や方法は異なり、土台(足)自体を外さないと付けられない製品もあるので注意。)

それを使ってテレビやディスプレイの背面に棚を作って仕舞おうというのがこれらしい。
ただ、耐荷重1kgなので、HDDを置くにしても3.5インチなら1台(500~1000g)がやっとである。
ケースなしの2.5インチのHDDを直接USBで繋ぐなら2台3台乗るかも知れない。SSDならもう少し乗るだろうが……

ちょっと心許ない。これは、マウンター用の場所に取り憑ける部品でしかも、安価な部材を使っているので、これを超えると撓んだりする恐れがあるのだろうと思われる。
まあ、普通にテレビの裏にラックが欲しいなら、日曜大工でいた買ってきて作った方がよいだろう。別に吊り下げる必要もないはずだ。

これにはもう一つ可能性のある理由が存在する。それは、気を付けなければいけないことでもあるのだが、テレビの裏面はたいていの場合放熱板も兼ねているため、特に夏場は熱くなるという点だ。通常壁掛けでも冷却板でも貼らない限りは、べったりと壁には貼り付けることはない程度に熱くなる。

そのため、裏面に大量のものを本体に密着する形で設置したりするのは避けた方が良いため、重量を抑えているという可能性もある。
放熱板の放熱効率が下がると故障や誤動作の原因になることもあるので、便利かも知れないが気を付けた方がよい。特に、高速駆動で高輝度(DisplayHDR対応)のOLED(有機ELディスプレイ)のテレビとか使っている人は、最近はお値段もだいぶ下がったとは言え、安い物ではないので気を付けた方がよいだろう。






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