原発処理水、海洋放出を決定 政府、閣僚会議で方針―菅首相「風評対策徹底」……米国は、賛同も、中韓は非難。

時事通信社の記事である。


一応、IAEAに提出しているレポートでは、現在の汚染水の状況は悪化していないことを確認しているようだ。
ただ、あくまでレポートなので、本当に排出するならそれまでに何度か、各国のIAEA関係者による原発査察をして、風評云々よりも安全だと断定できる状況にすべきだろう。

尚、日本以外の国ではどういう記事が書かれているかというと、ニューヨークタイムズ紙やワシントンポストでは、経緯と現状が書かれている。
また、BBCではIAEAの過去の発言まで引用して、安全であろうという内容と、一方で心配し懸念している人や団体がいることも伝えている。その地域で比較的話題性のある情報を元にした一般的なニュース報道の体である。

東亜日報は、政府の談話として容認できないとしているようだ。

フランスのル・モンドは購読しないと最後までは読めないが、この政策決定に対する国民の支持について書いているところまで分かる。
良くも悪くも、支持率が低い政策が行われること自体、フランスやドイツではそう多くは無く、やると次の選挙で厳しいケースが多いのを考えると、このネタは面白いのかもしれない。

隣国の評価が下がるのは、ある程度当然と言える。日本人でさえも、この施策に対して嫌悪感を抱く人は多いからだ。
じゃあ、海外はこれを好意的に受け止めているのかというと、米国はこれからの日米の関係もあるので、連邦政府として悪いような発言はしないのは予想されていたことだ。それを踏まえて、報道する側の感情を除いた、いくつかの視点を客観的に書いている。

欧米は距離があるので、主観よりも客観で書いているおり、それをどう捉えるかは各々に委ねている感がある。
その中で、IAEAのレポートなども示す点や、環境団体や漁業者の話も書いている辺りが、国の世情や国際的な現状を示しており良い。

一方で、日本は……時事だけでもこうやって記事が乱発されていく。
こういうのを減らして出来るなら、アップデートを一つの記事に掛けて一本化すべきだと思う。同じテーマ内容で数分、数十分後の世情の対応を別々の記事にしているため、実際に世界がどう思っているのかを全員が読み取るのは難しくなるからだ。

こういうところを何とかしてくれないと、安心と見るにしても、危険と見るにしても他の対策を考えるにしても、まとまりが無くなっていくだろう。何せ、AさんとBさんで最初の記事だけを見た人、後の記事だけを見た人、両方見た人で考え方が変わるのだから……。その日以外に跨ぐなら仕方が無いが、そうじゃないなら、1つの出来事は1つの記事に加筆してでもまとめた方がよい。


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