新年度、会社支給のPCは人権スペックを備えているのか「Cinebench」で調べてみよう……これを、良い子は真似しちゃだめです。

窓の杜の記事である。


ネットメディアなどの情報誌では、こういうことが出来ても問題は無いのかもしれないが……(これはあくまで記事のネタになるので)

一般的な情報系の処理や個人情報管理などをしている会社では、社内の倫理規定や、支給品の運用管理規定というのがあるので、社用で必要とされるアプリケーションの導入は出来ないことがあるので気を付けて欲しい。

実際に、導入が制限されていたり、ベンチマークなどで、コンピュータの型式や環境が分かる情報をネットに無作為にアップすることを禁じている組織もある。
環境情報は、ぱっと見では直接セキュリティなどで影響を与えないと思われる場合でも、その情報が会社の情報や、その人個人の情報と何らかの接点で交わると、情報漏洩に繋がることがあるからだ。CPUの場合は、サイドチャンネル攻撃と呼ばれる通称、Meltdown/Spectreという脆弱性攻撃のネタにもなり得るからだ。

だから、職場のコンピュータに関する情報は、会社の許可無く出してはいけないし、インストーラーを使わないにしても、無断で端末内に業務外アプリケーションを入れて実行してはいけない。これを管理者や組織に無断で入れると、厳重注意などの処分を受けることもあるからだ。

新入社員なら、特に気を付けて欲しい。


尚、会社が供給するコンピュータは、一般に目的や業務の内容によって、性能が変わることがしばしばある。
ただ文字を打つだけだったり、ある決まった計算をするだけのコンピュータで、ネットに繋がる必要もないなら、PC-9801でも良い程度に。まあ、個人支給のコンピュータではこういうことはないと思うが、Windows 10やネットが使えれば良いなら、性能はそれほどないモデルが使われる事もしばしばある。企業のリプレース予算は限られているため、そうそう頻回にPCを入れ替えてはくれない。

一応、リース契約の満了や、節税で減価償却完了ハードの処分が適当と経理部と情報システム部署の間で話が付いた物は入れ替わっていくが、次に買うモデルが良い性能のものとは限らない。もしかすると、前モデルは何とか、Core i3だったのだけど、次はコロナの影響でPentium Silverかもしれないのだ。必ずしも、CPUの性能があることが求められる訳では無いからだ。

例えば、Web会議をするにしても、最新のCeleronとRAM 8GB+SSD搭載なら、ISPやGPUのリアルタイム動画エンコード機能のチップセットに内蔵しているモデルも多いので、会議ぐらいなら他の作業をしながらでも十分に熟してくれるからだ。困るとしたら、Excelマクロでも処理するか、物理演算を求めるような処理がある場合、または同時に複数の作業を1つのコンピュータで行う場合だろう。

デバッグしながら大規模なコンパイルをしたり、データベースエンジンを動かしながら、メールをチェックしつつ、文字をうってマクロを動作させるとかしなければ、問題は無い。また、ゲームの開発や音楽の制作など、クリエーターの仕事をしている職場では、パフォーマンスがなければ仕事にならないだろう。


そもそも、性能が高いコンピュータじゃないと仕事にならないと新人の頃から言われても、会社は困るということもある。
目的から考えれば、十分なコンピュータなのに、物理演算のベンチマークテストでスコアが悪いから、うちの会社はとか言われても、迷惑でしかない場合もあるからだ。業務の効率は必ずしも汎用ベンチが高速に動くことじゃない。本来なら、セキュリティ、使い勝手、予算とコストのバランスに生産性といった総合面で判断するモノである。

まあ、自分のPCを自宅に買ったなら何をしても構わないが、会社のコンピュータは自分のコンピュータではないことを忘れてはいけない。

尚、CineBenchが行う演算は、モデリング向けのレンダラー演算であり、製図やゲームCG,映像CGなどのグラフィックスモデリングを行う仕事をしているなら別だが、一般的なオフィス業務で必要な処理を図るものでは無い。一般的なALUを含む演算を適正に計るなら、PC Markを使った方がよいだろう。CineBenchの数値が高いこと、低いこと=ビジネス演算に強い弱いと断定できるものでは無いのだから。




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