現陽性は急拡大へ……戻ってきた山登り。昨夏のピークを再び越え、増加数は先週の2倍以上で登る山。

ここ数日集計の仕組みに大規模な問題があり手を入れていたので、公開していなかった。
基本集計には問題はないのだが、統計を出す際にトラブルが起きていた。

そのうち、地域別の累計比陽性割合は
処理に問題があるため、地域別の累計比陽性割合の公開を止める。
死者数の一部と除外数のカウントがどうも期待通りに出ていないことがわかったからだ。過去分も含めて、削除はしないが、参考にはしない方が良い。

元々多少の問題はあったのは分かっていたのだが、収束祈願で後回しにしていたのもある。感染が減れば要らないからだ。
ただ、想定より状態が悪いことが分かったので、治療に専念して暫くは戦力外として外すことにした。

尚、現時点で項目は減るが、やるかどうかは別として昨日基準で1ヶ月(30日)ほど経過すると、今まで出来なかった集計も出来るようになる。
やるかどうかは別だ。

データテーブル自体の保存期間が拡大され、加工済みではないデータを日次で処理すれば1ヶ月保存できるようになったからだ。

それまでに、収束する可能性もあるし、グラフに加工するとか面倒くさいが、気が向いたら準備しようと思う。

ちなみに、収束は、もう無理だろう。ワクチン接種さえも、計画通り行かなくなる恐れが出てきており(EUが域外輸出に制限を設ける可能性が高いこと、国内で感染爆発すれば接種に必要な人材確保が難しくなることなどがある)……ヤバい。感染も急増傾向にあり、このまま増えるなら接種計画は遅滞する地域が出てくるだろう。

それについても含めて書いていく。
昨日の月曜日、火曜日は-352、+272と現陽性は推移した。月曜日は先週(-320)以上に減少したが、火曜日は-117だった先週とは正反対に増加となった。そして、昨日水曜日は、+700と先週の+327の2倍を超える増加となった。悪い方の予想が見事に当たり始めており、ここからは想定を上回るペースで増加する可能性が高まってきている。なぜ、想定を上回るのかというと、今日明日辺りから、春休みに突入する(している)からだ。地域によって若干のばらつきはあるが、修了式は今週中に終わる学校が多いはずだ。

そうすると、わらわらと人が平日でも動き出す。1年の大半が外出自粛だった訳で、特に小学生以下の子供達は、親の許可がないと遠くにはいけない。親も、今ならと思う人は多いだろう。免罪符がある今のうちに、近場でも良いから動くというのは、当たり前の行動だ。

それが、5日後から10日後の新規陽性者に反映される訳で、さらに危険なのは、今転勤などによる移動が各地で始まろうとしていることだ。これが、さらに感染の少ない地域での感染爆発を起こすかも知れない。いや、もう西日本でも東北でも各所でその兆候や実際に起きている地域もある。11月から始まった増加より、今回は感染が見つかるとデカくなる傾向があり……相当覚悟が必要な状況かも知れない。

グラフは以下となる。
20210324_A.png20210324_B.png20210324_C.png20210324_E.png20210324_D.png

週明けまでは、西日本(中国四国以西)では沖縄を除いて感染が落ち着いていたが、昨日一昨日辺りから、四国で拡大が始まった。愛媛は県のこれまでの数字で見ると、最悪にはまだ達していないが、酷い増加を示している。また、徳島でも感染が継続的に出てきている。また、沖縄は急騰傾向にあり、元々多かった現在陽性が再び急拡大を始めている。

さらに、鳥取は終熄状態だったのだが、昨日久々に1名、211人目の患者が出た。今後ここから広がるかどうかが心配される。

危険な地域は他にもあり、山形、宮城はいつ収束するのかが見えない。東京や神奈川は回復がまだ他の地域よりは多い方なので、相対的に見ると他の自治体より現陽性の増加率は少ないのだが、大阪はもう急騰に突き進み始めている。今のペースの増加幅だと、1週間~2週間で病院は再び苦しい状況へと追い込まれるだろうと思われる。

自治体や政府の民間病院の活用……そんなの進める余裕はないだろう。何せ、特に人口が多い各自治体も、落ち着く前に増加に転じているところも多いからだ。

ちなみに、自治体にも問題はあるが、一番の問題は国(政府)にある。政府は地方のせいにしたがっているが、地方では予算が足りない状況になり始めているからだ。そもそも、感染者を療養させるための宿泊施設を借りるのは自治体だ。自治体が自治体の予算と交付金などの予算の中で、確保している。そうならないために、医療機関の協力を取り付けたいところだが、Yesと言えるほどの医療機関は殆ど無い。

民間で、隔離病床や院内感染を防ぐような施設を持つ医療機関は少ないし、そもそも看護体制も7対1看護などが出来るのは、急性期病院だけであり、大半は10対1より悪い。そこに入院が必要なほどの患者が来ては、日々の医療活動(入院患者の管理)も出来なくなる恐れがあるから、受け入れるに受け入れられないわけだ。だから、国がその間に入って、緊急事態下だけでも民間医療機関の医師や看護師を、一カ所に集めて管理するような手法を考えるべきだが、そこまで未だに行っていない。医師会も、民業への影響が及びかねないので、そういう話はしない。

憲法などの立法の問題もあるからだろうが……。

その分、宿泊施設に療養させるので、自治体の予算は目減りしていく。県債は国債ほど自由には起債できない(各市町村が発行するなら県の、県が発行する場合は起債の割合によっては総務大臣の許可を必要とし、債務残高が多いと早期償還の見通し確約が必要となる)ので、国が機能してくれないことには何も出来ないが、事実上現在の日本国政府は何もしない。いわゆる自助なのである。

結果的に、出来ないことが増え周辺の自治体同士で喧嘩になることも増えていく。国にとっては、自分達に矛先が向かないから有り難いのだろうが、自治体同士で喧嘩するようになると、国の思うつぼになる。

最近はテレビを余りを見ないが、報道もそういう側面を放送しているかは不明だ。これを報道していたら、政府の支持率はもっと駄々下がりだろう。まあどうせ、芸人とどうでも良い井戸端会議を楽しむ番組ばかりだろうし、自称専門家も言うことが毎回変わる内容である。あれ見てると事実や現実から離れた話で帰結してボケの華が頭に咲くようになる。夢の国の話であり、答えには決して辿り付かない。

話を戻すと、今の状況で感染が増えていけば、2週間ぐらいで関東などの都市圏は12月の危機的状況と言っていた状況に戻り始めるということだ。
だからといって、病床数を極端に増やせる秘策などない。だって、考えてもいないのだから。


不幸中の幸いとして、今のところ重症者の推移は横ばいである。
これは、季節の変化や患者の減少(医療体制の逼迫解消)によって重症化が抑えられているからだと思われる。但し、感染総数が増えてくるとこれも徐々に上がって来ると推定される。死者数も同じだ。


今日の感染発表数は、5日~10日前の感染者であると推定される。そのため、今日から何らかの対策を取ってその効果が出るにしても、惰性で増える期間は、この先5日ほどある。まずいのは、既に地域によっては修了式を終えて春休みに入っていること、そして今日以降さらにそういう自治体が増えること。これから進学就職で人々が動き出すと言うことにある。たぶん、今の感染拡大はまだ序の口というより、入り口に立ってもいない状態かもしれない。本当に、感染が本格的に始まっているなら、再来週あたり今の3倍以上のペースで増加をし続けているだろう。

確かな事は、また制限が全国的に始まるまでそう時間は残されていないと言うことだ。

これは、概ねここで予想していた通りの展開なのだが、問題なのは、多くの店を含めて、結局制限が解除されていない地域が都市部に多く、企業のためにもなっていないどころか、またかき入れ時に制限が始まる地域が出ていることにある。だから言っただろうということが起きている訳だ。まあ、普通に考えるなら、少なくとも春休みと、入学式までぐらいは感染が増えても、何とかしてあげようとするものだが……。その余裕は、今の状況だとないだろう。
今が入学式の頃なら、入学式の後1週間ぐらいして、制限に入ることも出来たかも知れない。

次の解放は、5月の連休だけにして……。(ここだけは全面開放する代わりにそれ以外は自粛)

本当はそういうメリハリが大事なのである。












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