全国で増加を示す現陽性 …… 気の緩みとか、そういうレベルで語ってはいけない。

悪い話から始まると思いきや良い話からである。長崎での療養患者が全ていなくなり、収束⇒終熄となった。
但し、最後の1名は、3月15日に発生しており、住居地が福岡だったことから、療養期間(最低10日程)を考えると、療養場所を変更したためと考えられる。

感染が少ない地域では、こういう人の移動に伴って、本拠地(住居地)とは別の外地から運ばれてくるケースが多く、このケースのように本人がその地域で、病院に行ってくれるなら良いが、旅行などで帰宅されると、発症までの日数が最短でも1日以上(最大14日未満)あり、さらに発症していなくても1日経過していれば、感染させる能力があるわけでウィルスだけが広がることもある。

ちなみに、昨日現在、感染療養者(現陽性者)がゼロの終熄自治体は、鳥取、長崎、宮崎の3県である。長崎は最後の療養者が移動していると思われるので、あと数日状況を見るべきだろうが、鳥取と宮崎は、2週以上感染が出ていないので、外から既に感染が入ってきている状況でなければ、多分中での移動で新たな感染が大きく広がる事はない状況だろう。まあ、もう就職・進学等による移動シーズンに差し掛かっているので、これもしばしの間かもしれない。


なぜそう思うかというと、昨日の数字を見る限りでは、局面は反転している。
というより、回復数と新規陽性発表数で見ると、暫くは、昨日推計したよりさらに増加の勢いが増す恐れもある。まあ、今週はもう多くなる日しか無いので、来週の月火で調整されるのを期待したいところだが、まだ来週の頭だと減少幅は小さいと予想される。回復が若干増え始めるのは予想するに来週の中盤以降である。

今の状況だと日曜日までに3月の現陽性減少分を全てとり戻すだろう。即ち3月1日の14,029人と2月28日に14,817の間ぐらいまで現陽性の数が戻ってくると思われる。悪ければ、2月28日さえも超えてくるかもしれない。

このウィルスに対する防疫の難しいところと言いたいところだが、人の動きで感染が広がる事はもう十分に、分かっているのだから、県境に住んでいて仕事等の理由なら別として、旅行などでの移動はさせないための手段を講じることは必須だ。だが、それは果たされず間もなく移動のシーズンに入る訳で、感染は今のままなら広がるだろう。

一応書いておくが、地方の観光は厳しいから、行ってやるぐらいの感じで都市圏の人はいう場合もいるが、感染者が来て感染を広められると、その地域の人が地域内で回す経済さえも打撃になり、マイナスとなる。だから、感染をもう少し抑え込めというのが地方から見た想いである。地方は飲食店でさえも、国の補助が出る緊急事態宣言の対象にもならず、自治体が地方税(交付金を含む)や県債を用いて独自でするしかないのだから。地方と大都市都市圏との溝が出来てきているのだから、当たり前だ。

まあ、関東の中で旅行だというのはそっちで勝手にやって構わないが、地方にはワクチン接種が十分に行き渡るまで、来ないで欲しい。本来は、そういうメッセージを国や自治体が出すべきだが、ださないから感染は何度も広がってきた。

これほど税の使い方や情報発信の仕方が業種、地域、社会的立場の違いで不平等で無茶苦茶な国は世界広しを探して日本以外にないだろう。
たいていの国は少なくともどちらかはまともだが、日本は全部がボロボロだ。国民にただ適当な自粛を呼びかければ良いと思っているのは、自治体や国の長と、国民とどっちが優秀なのか分からない。

全く何もしないならまだしも、金を多く撒く地域や、業種、制限だ、制限はしないだと優遇したり放置する地域を選んでいて、暴動が起きないのは国民が諦めていることもあるが、もうその気力も無いからだろう。それで、4割5割支持があるとかいう報道(実際にその現実は殆どニュースになっていないはずで知らない人が多いから、そうなのかもしれないが)も含めて、舐めていると思う人は多いはずだ。

本題である。
既に東京は、この記事をアップロードする段階で、今日分の速報が公開されており、303人という話だが、これは昨日分の確報である。
確報は、翌13:30の北海道分を持って決まるため、早くても14時ぐらいになる。今日は私の都合で遅くなった。

現陽性は増加が続く。傾向では無く明確にグラフ上増加している。
但し、増加している地域は関東以北と、関西、福岡であり、その他は微減または停滞の状態である。
尚、宮城の勢いは衰えていない。次のグラフを見るとそれが良く分かる。

20210318_A.png

宮城は、感染者の急増傾向が続いているため、宿泊施設療養中が増え続けている。
一方で、大都市圏の入院は微減または概ね停滞を維持している。

問題は、人口平衡化の状況だ。宮城は急増しているため、より状況が悪化している。
また、沖縄も若干だが状況が悪化した。逆に関東は全体比で見ると減少しているように見える。
これは相対的に、東北・北海道、沖縄、大阪・福岡などが増加の勢いが強いからだと思われる。

20210318_B.png

地域別の累計比陽性割合は、全体的に増加傾向にある。まあ、西日本は香川が7.3と高いがそれを除けば低く、収束域に入っている地域が多い。
問題は、一番下の拡縮状況が上がってきていることだろう。

日別で見ると上昇の推移はほぼ規則的に上げを示しており、このペースだと来週には0.15%を超えるだろう。
平均では、来週の後半までに、重なっている0線(ゼロライン)から離陸することになりそうだ。

20210318_E.png
重症者と死亡者の推移は停滞である。
東京の死亡者は以前より若干減っているが、多い。今も重症者の減少に見合わない死者が出ている状況が続く。
その結果、東京の致死率(致命率)は上昇が続いている。

20210318_C.png

入院中(みなし含む)の数は増加している。
そして、当日陽性が当日回復より大きい方向に分離し始めた。これは明確に増加へと動き始めたことを示している。
実際に、自治体別の増減は増加の人数が増えてきている。入院がこのところ減っていないことも考えると、結構厳しい状況にある。

20210318_D.png


20210318_F.png
それから、気になるのが、ワクチンの副反応事例が隔日更新されなくなったことだ。
先週の部会で秘密裏に何か決まったのかも知れない。多分、部会で整理された事例だけを流すことにしたのかな?

正直、日本はこういう点で素直に流してくれるから、安心できるなと思っていたが、整理されて出るようになるなら、ちょっと心配である。
まあ、これは報道機関が怖い怖いと煽る(必要なニュース番組以外、殆ど見ていないので実際にどういう情報が出ていたかは知らないが)のも影響していたのかもしれないが、ちゃんと厚労省の情報を見て、部会の情報も反映していた側としては、生で情報を出して欲しいところである。


ちなみに、Pfizer製のワクチンは、ファイザー社のワクチンについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)にあるように、

受ける事が出来ない人に

・発熱(37.5度以上、またはそれに相応する状態と問診された場合)
・重い重症疾患に罹っている人
・当該ワクチンにおける重度の過敏症がある人(1回目または以前に同じワクチンで症状が出た人は今後接種不能となる)


注意が必要な人(接種出来ない訳では無いが、副反応が強くなる可能性があり、接種する場合は要観察が必要な人)には、

・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症、凝固障害などがある人
・免疫不全の診断を受けたことがある人、近親者に先天性免疫疾患がある人
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患がある人
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などアレルギーが疑われる症状が出た人。
・過去にけいれんを起こしたことがある人
・本ワクチンの成分に対してアレルギーが起こる恐れがある人。

妊娠中、妊娠している可能性がある人は、接種前の診察時(まず、接種に行く前に主治医にの方が良いと思うが)に医師に相談すること。

となっている。

上記に該当するか、該当する可能性がある人で、接種を希望する人は、接種を決断する前にかかりつけ医師と相談する方がよいだろう。

当該の人々が無理に接種しなければいけない訳では無い。これらに該当しない人の方が国民には多いので、その人々が概ね接種すれば、ウィルスの市中での広がりが止まるからだ。だから、怖いけど接種しようとか、そういう自己犠牲をせずに、接種を本当にしたいと思う時だけするようにして欲しい。
尚持病が無い人は、可能な限り接種した方がよいが、強制するものではない。


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