現陽性者数が2万を下回る……減少は続き落ち着いてきたように見えるけれど、浮かれるには早い。

昨日も順調に減った。
1月18日に73291人を記録してから、昨日の集計までに現陽性は19720人まで減少した。グラフの山で見れば、2.7合目付近(約26.91%)というところまで下った。

しかし、これを見ると本当に大きく減ってもう安心なように見えるが、まだ夏山(夏のピーク)の14752人は下回っていない。もっと言えば、夏山下山の下限だった、1月22日の5073から、夏装備のまま冬山を次第に駆け上がった現実を考えると、まだ下は当分先であることが覗える。1/3も下らないうちに浮かれポンチになった結果が、冬だったのはもうだいぶ前に見えるが半年もまだ経っていない。

グラフなどで見たときの下げの雰囲気は、山が高かっただけに何かもう余裕じゃないかと思えるほどに、締めムードになっているだけである。
まあ、もう2度と新しい山に登ることがないようにしたいし、そうなって欲しいと思う。そうしないと、結果的に見るともっと社会は悲惨な状況になりそうだ。

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病床占有率も基本は減少が続いている。
人口平衡化は若干地方で上昇しているところがあるが、それは都市部が相対的に減少しているからである。昨日は全体的に極端に悪い地域は無かった。

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都道府県別の累計比現陽性割合は、平均が4.89%まで下落した。5%をやっと下回り始めた。本格的に全国での収束の兆しが見えてきているように見えるが、下げのスピードが落ち着いてきている。それを示すのが拡縮状況だ。徐々に急下落の状態から緩やかな0ベースへと向かっている。急にプラ転することは今の時点ではまだないだろうが、この状況になると少し多めに患者が出るだけで急転するだろうから、ここからが本当に着実に減らすという点では難しい問題になる。
何より、気配として、下げ止まっている地域がいくつかあるのは心配なところだ。
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重症者は概ね最大時に比べて半減付近まで減ってきた。死亡は7~8割台といったところだ。
新規陽性の状況がこの先も減り続けるならば、2月中に8000人の死亡者まで達する事はないと思われる。

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入院中の減少が、徐々に加速しているのは、調整中・準備中の患者が急速に減っているからだ。関東は、1日~2日待ち程度で入院すべき人が出来る程度まで、調整者は減っており、この状況なら他の医療が十分に供給できるのかというのは、別として、SARS-CoV-2/COVID-19の患者が入院出来ない自体は、殆ど解消されてきていると見て良い。そこまでこぎ着けたことでやっと入院患者の数そのものが日々減り始める流れに入ったのだ。新規陽性者が増えないなら、この先、暫くは勢いを増して入院中の患者数が減っていくかも知れない。

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変異株は2月に入ってから感染者が増えてきているのが分かる。
現状では関東と関西を中心に目に見えない形で拡大が始まっているようだ。
これが、目に見えるようになるのは、時間の問題かも知れない。

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報道が、五輪などの話題ばかりになり、ワクチンの接種開始のような話にどんどん移り変わる。
しかし、一つ一つの総括を本当にしないこの国の今は、脆い橋を渡っているように見える。ワクチン接種などは始まれば日本だと早いだろう。
医療機関の数も多いし、腐っても世界トップ3の経済国家だ。機材調達も比較的スムースに行える。何より、他国より右にも左にも国民は向きやすい。
統率が取れた国だからだ。

ただ、足下で起きている事は、本当に状況が少し改善すると、話が消える。
というより、足下が本当に不味い状態でも、どうでも良い非難や言い訳ばかりに話が向かっていく。
だから、どうするべきでどう対処するのかには向かわない。悪い状況が過ぎたらただホッとするだけか、思った程じゃ無いじゃないかと危険を語った人に文句を言うだけで、総括もしない。そうやって、ダラダラする間に、また同じ過ちを繰り返すことになる。

その芽が、変異株という形で本当に迫っているように見えるが、その芽が急激に大きくならないことが、ワクチン接種計画なども含めた最後の課題であり、不安点になるだろう。本当は、その部分の不安に対して、どうすべきかが重要なのだが……。

















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