現陽性者数-8月最悪時の2倍を下回る……減少傾向は下火に向かう。

今日は確報ではない。ここ数日は可能な限り3時頃までに確報で公開していたが、
昨日は祝日だったので止まっている自治体もあり、さらに感染が収まってきている自治体では、更新のスケールが下がっている自治体も増えていること、公開しなかった昨日の集計に不具合があったので、もう公開することにした。

昨日の集計(非公開)で三重、福岡、沖縄に不具合があり、DBの繰り越し処理(当日フル+7日分の差分を持つデータベース)をした後(繰り越す前に気が付いていたらこの不具合は無かった)に前日の差分データ内の一部を手で入れ直すという作業が行われた。結果、グラフ等に大きな問題はないが、全ての都道府県の表詳細値の前日比パーセンテージで三重、福岡、沖縄の一部は小数点第2位~6位で本来の数値に対して僅かズレが残っている。だから、グラフでは問題なくても表集計上は微妙に総計はずれているわけだ。
今日以降の集計には影響を与えないが……。気持ち悪いのでさっさと今日は終わらせることにした。

感染者数は減少が続いている。
タイトルに書いたことだが、正確に書くと現陽性の数値は、一昨日(10日)の集計で2倍線を下回った。
ただ、流石にこれまでの2000人減とかいうスピードでは減少しなくなってきている。総数が減ってきているので、減少が落ち着いてきたのだ。

確定入院中(みなし含む)は全陽性のうち39%に達しつつ、こちらも減少が続いている。
調整患者が入院出来るようになっていることで、ここの割合は増加傾向が続いている。

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自治体別の病床占有率を見ると、福岡県が一気に減少した。
また、大阪が5割台まで下がっており、急激に病床が空き始めていることが分かる。
沖縄はまだ減少には入っていない。ここは最も後発で感染が広がったため、減り始めるのは来週からだろう。

人口平衡化で様相が変わりそうな自治体を挙げると、青森県の1.019が今後どうなるかを見ておくべきだろう。
それから、石川県は2.154だがこれもちょっと不安な自治体である。後は徳島でも新たな集団感染が見つかっている。
人口がそれほど多くない自治体は、平衡化値は一気に膨れ上がり、医療も逼迫することがあるので注意が必要だ。

20210211_B.png

地域別の陽性割合は全国で見ると引き続き減少が続いている。
ただ、先に書いたように地域によっては院内や施設での集団感染などが見つかっている地域もあり、それが沢山の患者を一時的に引き出すケースが全国で相次いでいることに注意が必要だ。
尚、右下の週間の拡縮率はまだマイナスだが、明確に上向きのトレンドへと変化し始めた。
来週辺りに0からプラスへと風向きが変わるかも知れない。


20210211_E.png

重症者の数は、急減少している。
死亡者の数も全体で見れば週間では下がり始めていると見て良いだろう。だいたい1週間~10日ぐらいのズレなので、予想通りの流れである。
尚、最終予想死者数は昨日の現陽性患者数で見ると7241人~7349人ぐらいになる見込みだが、これに関しては人数としては少しずつ減っているが、現陽性の数の減り方に対する死亡すると推計される人の数でみるとちょっとずつ増えてきている。これは、死亡率が少しずつ上振れしているからである。

まだ、実際にその影響が見えるまでにはなっていないが、現陽性が1000人単位ぐらいまで減ると分かるだろう。そんな日がくるのはまだまだ先だろうが……

20210211_C.png

入院中相当の患者は、最盛期に15001人(1月18日)いたが、昨日は11077人(みなし入院と入院扱いの陽性を含む)だった。
3週間ぐらいで、約4000人弱で22%減である。ちなみに、陽性者は1月18日7万3,291人だったのだが、昨日は2万8,101人で約62%減である。
今、入院患者も少しずつ減少の勢いを上げているが、それでも一番上のグラフにある陽性者の減少の落差とはほど遠いのは、入院する患者は治療が長引くからという点と、今回は入院待ちが多かったのが影響していると言える。

本来なら次の波が来る前にその体制が整うかどうかが重要なキーになるのだが……患者が減少すると、そういう話題がまた消えていくから結局厳しいまま、残されるのかもしれない。

尚、当日回復者数は急速に減少してきている。概ね感染拡大期の患者の対応が終わったからだと思われる。
これからは、上手く行けば横ばいに近い減少、順当な状態で、横ばい、悪ければ横ばいを維持出来ず再拡大へと舵を切るだろう。
ちなみに、右下の調整中などのグラフを見ると分かるが、昨年の11月~12月の前半がこんな感じだったような気がする。

確かにピークがピークだっただけに減ったという見方になるのだが、慣れって怖いとも言える。

20210211_D.png

全体の集計は以下である。

20210211_F.png

今、急に発生する大量の陽性は、施設内(病院、高齢者施設、身体障害者福祉施設など)での発生になってきている。
これだけで、分かる事だが密であれば感染するということを意味している。そして、これが頻繁に出はじめたと言うことは、それだけ不顕性感染している人が既にいることを意味している。

この先、市中での感染が増えれば院内の感染も増加する可能性は高く、次に拡大するような状況が来ると、やはり急激に跳ね上がる可能性が高い。
ここから先が本当の意味で押さえ込みに苦慮する時期に入るのかも知れない。



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