昨日の数字は週明け史上最悪に……ついに週明け現陽性がプラス転換し増加に……

これは、新規陽性者の数ではなく、現在陽性者(一昨日の発表~昨日時点で陽性として療養中または入院中の患者と発表された人の累計)が、増えたと言うことである。結局年末年始を通じて感染拡大は加速していたということと、回復率が低下していることを示してしまった。

ちなみに、京都の1/2日付けの詳細が昨日出たのだが、回復者数がまさかの減少という状況に陥った。これは、再燃が多かったのだと思われる。一定の期間内(2週~4週ぐらいかな?良く分からない)に再陽性になると、再燃となり新規ではカウントされない。それが相当数あったのだろう。

以前から感染が広がるにつれ再燃は徐々に増えていたが、再燃の怖いところは、前回より症状が重くなって診断されることが少なくないことにある。まあ、軽症だから自分は重くならないと思って、過去の行動を省みずに生活すると、次は重くなることもあるという点に気を付けて欲しい。
だからこそ、市中感染者の総数を減らして行く施策が必要なのだが……総理や幹事長、官房長官、厚労大臣などが感染しない限り、この国の中枢にいる人々は、事の重大さを理解出来ないのだろう。


今日の集計は、北海道の入院・療養患者の内訳が未確定、退院と死亡は暫定確定(上下しても数人)である。また、京都が死亡を除いて2日分の詳細までしか公開されていない(通常は1月4日だと1月3日末分の移動を確定集計している)。その他の自治体は2週間詳細更新がなく差分処理(岡山市は詳細全部、倉敷市は退院入院の集計と死亡を日々更新しているので、それを12月23日からの変化比で集計している。他の自治体は加えていない)の岡山を除いて全て都道府県の1月4日確定分である。


<週間現陽性増減数は3週前の3倍増>

1日に700~800人のペースで現在陽性の件数は増えている。
これほどの人数が増え続ける原因は関東の感染増加にある。
具体的に言えば、東京は昨日だけで503人現在陽性の患者が増加し10,804人になった。

東京だけで、増加の過半数を占めているのだ。実は11日前のクリスマスに東京では昨日と同じ884人の新規感染者がいたが、現在陽性の数が6554人で+295人しか増えて居なかった。これは、回復がそれなりのペースで進んでいたからといえる。
しかし、今は頼りの回復が上手く進まなくなっている。

これは、病床が足りないため、一部の症状の軽い患者を自宅などで療養させているためだと思われる。その結果、療養期間が延びたり、高齢者が重症化する率が上がっているのだろうと思われる。

以下は昨日の全国集計詳細である。
その下に、12月25日分(25日は金曜だったためBlogでは公開していなかったので)も示しておく。
まあ、大阪府とか緊急事態宣言はまだ不要とか言っているが……本当にそうなのかなども分かるかも知れない。
日々の新規感染者数が増えているか減っているかよりも、現在陽性の数が今より増えているのか減っているのか?
それが大事だ。まあ、そんな報道はされないわけだが……
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12月25日-<集計分>
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先に示したように現陽性の数は増加の一途を辿っている。
現陽性の数が減るには、回復者数が増えるか、新規感染が減るかしなければいけないが、先に書いたようにもっとも現陽性者が多い東京で回復が急減速している。また、他の地域でも現陽性が溜まってきている地域は、回復が鈍っているし、転帰したはずが再燃するケースも出てきているようで、期待通りの減少は見込めない状況になってきた。

これが医療崩壊の成果物といえる状況だ。
まあ、医師会などは医療崩壊するぞするぞと未だにいっているが、現場はもうしているという認識の人が多い。そもそも、崩壊した=どこもかしこも患者で溢れてんやわんやで病院が回らないのではない。崩壊とは、その病院のキャパシティを超えているため、どんなに重症でももううちでは患者を受け入れられないよと言い出す目安だ。それを、無理してでも廊下にという状況にするかどうかは病院の采配になるが、日本では病床基準がありそこまで事実上出来ない。救急車に乗せてたらい回しにし続けてやっと公立病院にでも入れるか、下手をすればその途中になくなって診断だけしてもらうかぐらいだ。

だから、事実上崩壊しているのだが、崩壊を病院内でどこもかしこも患者だらけという認識をしている一般人と、そういう雰囲気で語る医者(も多分一部はそういう一般人と同じ認識を持っているだろう)、そして現場の間で解離し、そこまで至った時が本当の崩壊だと思っている人がいるから、自分がその立場になって本当に重症化したとき、下手をすれば死に際に分かるだろう。たらい回しになるのだから……。あくまで、これは今、状況が厳しい自治体だけの話だが、他の自治体でもそうなる可能性はあると思って欲しい。

関東は特に深刻なので、本当に感染対策を怠ってはいけない。
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病床占有率は、3-4割超えると医療崩壊の危機なんて言っていたのが懐かしい。
今では、約25の自治体が3割超えである。残りの自治体には宿泊施設療養で3割超えが数県ある。
4割5割超えもザラにある。人口平衡化では、東京が突出し1万超えしているので、他が低く見える状況にある。
ただ、他の自治体も東京の人口に合わせると、100人超えに相当する自治体が増えている。

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重症化の推移は全国で悪化傾向にある。
特に、大阪は全国の23%東京は、15%を占める。北海道は一時期大阪と同等の水準まで増えていたが今は3%に減った。
また、兵庫も少し減少傾向にある。以前は大阪、兵庫、北海道で過半数を超えていたこともあったが、今は神奈川11%、千葉3%、埼玉9%と東京15%で群馬、栃木、茨城の各1%を足して、41%を関東が占めている。尚、この数字には山形、福島、島根、広島、大分が含まれない。

死亡の大半は大阪都兵庫である。死亡の約67%は岐阜・愛知より西の西日本が占めているのが昨日の特徴だった。日によって上下変動があるものの、大阪の死亡者が常に多いのは、特徴的だ。尚自治体別の死亡率は東京が下落しているのが分かる。これは、新規の感染者が急増しているときに起きる一時的な死亡遅滞による減少と推定される。たぶん、最終的には回復比で1.3~2.4(平均1.7%)ぐらいになるはずだが、高齢者の人口割合と重症化の傾向及び医療提供体制によっては大きく上下すると推定される。
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入院患者の数は全国では100人ほどの微増である。
陽性者の数は、3,295人、回復者は2,376人となる。尚、これは自治体の数字を集めた独自集計なので、テレビ報道などで流れる集計とは異なる事に注意して欲しい。陽性者の推移は全国で見ると横ばいか微増、回復も横ばいか微増となる。

未確定/待機患者は西日本では減少してきている。ただ、総数として見ると福岡の現陽性は最悪に近いペースで増えてきており、全入時の確保病床占有率で見ると333%になっている。西日本は入退院の回転が福岡を除いて安定しているから、何とかなっているが、感染は明らかな拡大傾向にある。

東京、千葉では待機が過去にないほど増加している。
大阪等も実は増加しているのだが、関東の増加に及ばないため、ちっぽけに見える。
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現陽性割合は、長崎で改善傾向、鳥取は悪化傾向にある。また、関東は地味に悪化傾向にある地域が多い。
尚、福井、徳島、沖縄は8%台に安定している。この調子でいくかどうかは分からない。
減ってくるとその地域の人々は動き出すので、結局感染が再び戻ってくるの繰り返しである。
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ロイターなどが、南アフリカの変異SARS-CoV-2について、ワクチンが効かないかも知れないという英国の研究者の談を取り上げている。

このウィルスは今ヌクレオチド記録だけで、執筆時点では47,405(同一種も含む)の提出があるわけで、変異は今も進んでいると推定される。

もしも、感染するとしてそのウィルスが今までと同じウィルスとは限らない。もしかすると、より病原性が強い可能性だってある。海外で高病原性が見つかったから、海外から入ってこなければ、日本では、それが出ないというのも甘い考え方かもしれない。

そういう状況を作り出さないために、
とにかく、罹らないための対策を1人1人が取り続けるしかない。

頻繁に手を洗い、水でうがいをする。
爪を短く切って整える。
洗濯物を溜めない
掃除をこまめにやる
規則正しい生活を心がけ、食事もバランス良く摂取する。
睡眠不足にならないように心がけ、適度な運動をする。
不要不急の外出を控える。
外に出るときには、マスクをしてしっかり鼻と口を塞ぐ。呼吸は鼻で行い口はなるべく開かない。
(会話を小声にする必要は無い-小声で聞こえないと結局距離が近くなって感染が起きる恐れがある-が、大声を張ることは避けた方がよい。)

他人と接する仕事などの場合は、飛沫が散らないように気を付ける。
その人と接した後に手を洗って、口をゆすぐ。

家に帰ったら、上着やジャケットを外で叩いてから入る。
手を洗い、口をしっかりゆすぐ。

これらを今一度、確認することが大事だ。

まあ、現実問題として外に出てずっととか、家で毎日一時の油断もせずにそれをやるのは難しいが……。
特に関東地方は、十分以上の対策をしないと、感染リスクは日増しに高くなっているように見える。


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