現在陽性は大減少を維持し4倍割れ…… 早期感染の発覚が難しい施設や家庭内感染が増加し隠匿率が上昇傾向。

そろそろ増加に転じるとみていたが、そうならなかった。ただ、減少幅は僅かに縮小した。これまでの経過を見ると暫く急反転はしないだろう。
内容で見ると関東の下げ幅が大きい。大阪並の感染者数だったはずの千葉でも昨日一日で一気に952人減るなど、びっくりする減りようである。(大阪は-99人/日減)東京の減少は577人だったが、それから見ても1.64倍と驚く程の減少だった。何日か分が纏まって処理されたのかも知れない。

まあこの辺りは後半に書こうと思う。

今日は久々に確報版である。
現陽性数は4倍を割ったと思われる。但し、週辺りの減少幅は縮小している。
全国で減少傾向にあるため、陽性者の比率は大きく変わっていないようだ。
自宅療養者の数は今の状況だと2万人を切る可能性が高い。確定入院者数は14000人を下回った。尚、入院扱いの陽性が401人いるので、これを足すと14000人以上いる計算になる。こちらで調査できる範囲の重症数は996人で減少している。

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病床占有率も低下がはっきりと分かるようになってきた。特に大都市圏では確実に減っている。
ただそれに伴って地方のベッド使用率が昨年より高めに推していることが見えてくるようになった。特に、西日本で高止まっていることが分かる。

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昨日の今日で大して変わってはいないが、人口平衡化では、依然として沖縄が現入院指数がトップになっている。
沖縄は宮古島などで感染が急拡大したことで、26日の陽性者は133人、27日12時の集計まとめまでに25人の陽性が出ている。
ちなみに、昨日は書かなかったが重症指数の対象にいくつかの自治体が入っていないのは、この自治体は数字がゼロか、集計対象外(Web発表分に重症区分がない)ためである。
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累計患者比現陽性割合では、
1度は下がっていたのに急に上昇し始めたのは沖縄だ。ただ、これまでの患者総数が多いので見え難い。
今3割超えなのは、和歌山と山口県の2県である。全国感染拡大の目安になる週間の拡縮平均はマイナスだが、マイナス幅が縮小している。
ここから徐々にプラス方向に転じるかどうかは大事だが、この割合だとすぐにプラスに転換することはないだろう。少なくとも今週いっぱいではプラ転することは無さそうだ。即ち、陽性者数は減少していると言うことだ。

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重症者、死亡者の割合は以下の通りだ。やはり重症者はそろそろピークに達していると見て良いのかもしれない。
死亡者は、週間では今週辺りを境にするか、来週もう一週同じぐらいを維持して下がるかな?と思っているが、後は病床の問題がどれほど影響しているのかと、感染者の傾向として高齢者の比率が上がってきたことがどう影響しているかだろう。

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入院患者数は僅かだが減少が続いている。大都市圏では東京で5353人、千葉で4165人、大阪で1427人などまだ沢山の療養待ちがいるのだが、
全国で見ると回復している地域が多いため、それが入院数を僅かずつ減らしているようだ。
尚、昨日陽性者が増加した自治体は、南から沖縄、大分、広島、島根、三重、愛知、岐阜、茨城、山形、岩手の10県である。
回復退院数は6082(死亡は含まず、別に98人)、当日陽性確認数は3958である。

当日の陽性発表数は24.6%が東京、回復は25%が東京となる。昨日は千葉の回復数が19.78%を占めるほど多かった。

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最近の傾向を見ると、主に地方で以前はドバッと集団感染が出た場合、翌日に半分ぐらい、その翌日に前日の半分ぐらいと追加の陽性が見つかっていたが、最近はそれが無くなってきていることに気が付いた。これが、患者の増加を抑えていることに気が付いたのだ。
何が変わったのかというのは、主に2つある。

1つは、検査の体制が以前より強化され、1日で検査出来る件数が多くなったことで、何日も掛けてやっと全容が掴めるというケースが減ったことがあるだろう。もう一つは、今の集団感染は、公共や共有、商業(飲食、宿泊)という場所ではなく施設入所や学校、病院入院中が多いという点にあるのだろうと思われる。これは、タイトルで書いたように初期の隠匿率(最初に発覚するまでに感染が中で広がり易くなるということ※)が高くなるという欠点がある一方で、実は感染対象が概ね閉塞しているという特徴がある。閉塞というのは、そこから先に感染しにくいということだ。

特に施設というのは、入ってきても出ていく確率は低い。そのため、そこからばらまかれることがないのだ。結果的に、施設内の感染者を早く特定して対処すれば、時期に終わることになる。これが例えば飲食店や商業施設で感染が店員に及んでいた場合、その店員と接触したお客がキャリアとしてどんどんいろいろな場所に運んでいくから、飛び火しやすくなる。

それが影響しているようにも思える。

※別に施設や本人が感染を隠していると言うことではない。施設内や学校内ではそもそも自分が感染するような場所に行っていないケースが多いため、検査が遅れやすいことと、施設内は密集度が高く、密閉率も高く、同じ人同士が接触しやすい。故に最初の一人が発症した時には、他の人も発症目前であることが結構あるため、結果的に他に比べて隠匿されているように見える。

ちなみに、東京と神奈川は、積極的疫学調査を止めたかわりになる調査方法(例えば感染者を探すのでは無く、市中での無作為抽出抗体検査と検体検査を数万人2週から3週で行うなど)をしていないので、何とも言えない。神奈川はあと10日~20日ぐらいで、増加しているかどうかが重要だろう。東京はあと3.5週~5週ぐらい先で減っていれば良いが……減らすという観点で言うならば、これは、本当に運の問題になるのかもしれない。




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