1週の停滞を過ぎて増加する重症者数(独自調査)…… 今週後半に掛けて減り続けるかどうかが重要。

現在陽性患者が約5万9000人まで減ってきた。

1月9日の水準に接近している。計算して見ると、実質で推定で9日前(実質では8日前)から減少に転じて、8日~9日分ぐらい戻した感じだ。
ただ、260人ほど1月9日より人数が多いことを考えると、これがこの間に生じた回復に時間が掛かる人々なのかもしれないと思って、1月9日の重症者(独自)の数字をみたら、824人(今日は1015人)だった。そこから191人増加しているようだ。中程度などの調整を加えるとまあ近い水準なのかも知れない。

即ち、9日ぐらいで増やした分を、9日ぐらいで減らした19日間と言うことになった。
そこには、昨日も書いたがちょっと調査(積極的疫学調査)が以前と違う消極的または限定的になっている自治体の影響もあるかもしれないので、純粋に減ったのかは分からないことには留意が必要だ。これを加味しても今のところは移動が制限されている分減っているようだ。


集計は以下のようになる。
1日で現在陽性が-2480人となった。これによって、約5.9万人まで減った訳だ。
線形を下回っているのが特徴的だ。さらに、明日、明後日と減少していくなら、8月の4倍の陽性を下回るかもしれない。
陽性の割合では東京が多い状況が続く、全国で陽性者が減少しているため、大都市圏の比率が大きく下がっているとも言えない状況である。
たぶん、これが緊急事態宣言の効果があるということに繋がるのだろうが、今の新規陽性確認傾向が続くと、急騰してきた増加曲線のように次の1週間が減少するとは思えない。

陽性者の療養状態は重症重体が1.72%まで増えた。確定入院中の数も昨日は結構減っており、14000を切るまで、後57人※である。

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全国の病床占有率はあまり変わっていないように見えるが、地方だと減ってきている自治体がある。
まあ、増えている自治体もあるが、全体的にみると減っているのだ。一時期多かった広島とか……


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人口平衡化を上記で書かなかったのは現状のランキングを挙げたかったからだ。
人口平衡化は10万人当たりの感染状況と同じで、東京の人口に沿わせて、数値化した物だが、どの自治体が実際にワーストなのかを示すと
以下のようになる。現在陽性指数が最も高いのは東京都、千葉、大阪府、埼玉、京都、福岡の順である。
現在入院指数が最も高いのは、沖縄、東京、岐阜、奈良、福島(ここは陽性が全部入院扱いなので注意)である。
重症は大阪、和歌山、兵庫、熊本、埼玉が多い。

ちなみに、このランキングで今明らかに悪化しているのは、山口県である。現在入院で11位、陽性で15位となっている。
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累計比陽性比率では山口は、和歌山の37.6%についで、2番目の34.3%に達している。
一方で島根県は、平均14日の移動平均に達しつつある。
また、一時期一緒に悪化していた高知と広島も1桁%まで下がっており、概ね抑え込まれつつあると見て良い。
これが3.5~5%ぐらいまで下がればほぼ落ち着いてきたと言える。

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重症者の推移は、当ブログ集計で1000人台に突入した。
これには、福島、広島などの数字が入らないので、少なくなることに注意が必要だ。
ちなみに、厚労省の今日0時集計ではもっと数値が大きくなっているようだ。
そろそろ止まってもおかしくないのだが、まだ増え続けるのは、都市部の医療機関の逼迫が影響しているのかも知れない。

死亡者数は、102人だった。関東と関西の死亡者数が多い。死亡率では関西の方が高く、関東は今のところ低い。
関東で死亡率が上がるのはこれからだろう。

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グラフでは、入院患者数が14467人である。一番最初に入院患者数14057人で※を入れているのだが、最初の状態円グラフは確定している患者入院中だからだ。410人ほど入院扱いの陽性がいる(福島、島根、徳島)ため、これを加えると14467人となる。
これでも少し減っては来ているのだが、グラフ自体をみると入院中は横ばいとなるのは、東京などの都市部の調整中がまだ沢山いるからだ。
地方の増減は事実上微微たる物である。

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今日も減るかどうかは分からないが、今の新規陽性者の推移なら減るだろう。
もし、今より新規陽性者(3500~4000人)が増えて5000人以上になると、殆ど増減なしになるのでは無かろうかと思われる。

今後は回復者数が減ってくるので、新規陽性が減ることが大事というわけだ。
緊急事態宣言中でも昨年のような強いものではなく、社会活動は今も行われているので、大きく減り続けることは期待しない方が良さそうだ。

患者数が減ってきたからなのか良く分からないが、

最近はワクチンの話題が多いようである。
世間の反応と報道は本当に日和見だなと思う。
ワクチンの効果はないという人が出てきたり、あるという人が出てきたりというのもそうだが、日本にしても世界にしても様々な方向に揺らぎすぎだ。
はっきり言うが、ワクチンの話は準備する側には「今」が大事でも、一般の人にとっては必ずしも、怖い・怖くないどっちキャンペーンを今打つものでもない。

基本的に、ワクチンの効果はP1当初の段階(最初の試験)から効果は認められていたので、効果はないという話が出たことはモデルナとPfizerについては当初からない。段階的に効果の高さなどが保証されてきた。

変異種が云々という話もあるが、あれに効果が例え無いとしても、効果が無いから今の流行種に効果がない訳では無い。今までの種に効果があるなら、効果ありだ。変異種がよほど流行しはじめる前に、旧種を減らさないと別変異が増加したり、一時的な同時流行が起きてより悪化することも有り得るからだ。変異種が云々の話はそれが流行っている英国はともかく、日本などでやる話じゃない。(もし日本で変異種を話題にするなら、ワクチンより、検査・医療態勢の確保と外からのさらなる侵入を防ぐことだ。)

実際に、まだ国内では流行の主流が変異種ではないことが分かっているからだ。まあ、今市中で広がり始めているなら、この軽い緊急事態で広がるかも知れないが……

本当は、こうやって一つのものに全てを求めるのでは無く、効果があるものを組み合わせて効果をより高めることが大事であり、危険と安全への投資の閾をちゃんと確認して伝える事が大事だ。即ち、専門家ならワクチンと認められるもの(認可されたものである)なら、効果はあると言い続けないといけない。
そして、認可される過程に問題があるというなら、その部分(認可、認証する手続きや調査の過程)について改善点を語ることが大事である。

それが整理されていないから、二転三転した報道が流れ、報道の評判は下がるのだろう。

今ワクチンについて、信頼性を評価するとしたら
副反応が極短期(数時間)、短期~中期(数日~数ヶ月で2回目の投与14から31日後の期間を中期)、中長期(1~2年で再投与時の過敏・過剰なアレルギー反応が出るかどうか等)でどのぐらい出るか、出るとしたら誰に出るのかなどその辺りだ。

既に前倒しで緊急認証されているワクチンは、この短期~中期なら過去にアレルギー反応を示したことがある患者と高齢で疾患がある弱った患者を除いて、副反応が殆どないことが分かっている。

だから、接種自体の危険性は低いと考えて良い。中期までなら……。

但し、長期の場合のリスクはまだ分かっていないので、実は今年投与して大丈夫だったから、来年もとなると今行われている長期投与の今後の状況を見極める必要があると伝えないといけない。

また、このワクチンはまだ緊急接種が認められているだけで、実は他の予防接種を短期間で行う場合は注意が必要かも知れない。通常は2週間~3週間空ければ問題ないので、心配なら1ヶ月ぐらいあけれ問題ないだろうが、この辺りも含めて接種前や接種後に他の予防接種を受ける予定や受けた覚えがあるとかそういうのがある場合は、医師と相談した上でといった情報は必要だろう。

という話になるわけだ。これは、ワクチンのテストが始まった当初からずっと変わっていない。

ちなみに、人種による抗原反応差(副反応の差)があるかというのも、何とも言えない。そもそも、そういう話はSARS-CoV-2のワクチンが出来る過程で何故か、各国の報道機関等から出てくるようになった。もちろん、遺伝上の差や生活リズム、食性の差があり、それがその国におけるアレルギー体質の差を生む可能性はあるが、元々あらゆるワクチンをトータルで見た時の地域差はそれほど大きくないとされる。世界保険機関などである程度情報が共有されているからだ。製造方法が企業によって違うワクチンがあるので、認可されるワクチンに差が出ることもあるのだが、そもそも国の人種体質(遺伝子)に合わせて作られている訳では無い。即ち、人種差がというのは本来それほど考えるものでもないはずだが……。

まあ、1度それで情報が流れるとこういう話は慎重に誰もが考えるようになる。専門家でさえも、今まで考えたこともないことは、慎重になるだろう。そういうことだと言える。


こういうのが重なって、そしてそれに対する社会の関心が高かったことで、ワクチンはやっぱり有効だったとか、副反応は少ないぜやったーみたいな報道をしてみたり、副反応で亡くなる人が何人かいた、ワクチンは怖いといってみたりと、まるで信号機のように突然怖くなったり、突然安全になったりしている訳だ。


そもそも、分かっている人は、当初から今までスタンスを変えていないはずで、当初から接種するかどうか(いつ頃接種したいか)も、生活環境など(職種による影響、周辺の感染状況など)が大きく変わっていない限りはないだろう。まあ、まだその辺りも含めて分かっていない人は次の点で考えるとよい。


尚、今ワクチンで知っておくべき点は、次の5点だ。

・副反応と免疫獲得までの優劣は、摂取後短期から中期までならワクチンによる予防効果が勝っており、重篤な副反応は殆ど発生しない。
⇒副反応が発生しやすい人は、アレルギー体質がある人。予防接種で強いアレルギーを発したことがある人。体力が低下している人。老衰で弱って居る人。

・免疫反応効果は、1回目の摂取後1~2週間で5~6割程度、2回目の摂取後1~2週間で8~9割以上になるワクチンのみ、緊急承認されはじめている。
⇒この要件に適合し、上記した短期~中期+2ヶ月程度までの副反応が少ないものが緊急承認されている。

・中和抗体(IgG、IgM)が記憶免疫を利用せずに抗体を血中に放出し続ける期間は2週間~2ヶ月(※)と推定され、その後に効果の漸減がどの程度あるかは分かっていない。

・長期(3回目以降の接種等)の効果(副反応など)は不明である。(これは緊急承認故)

・他の特殊な予防接種や投薬などと組み合わせている場合の影響も通常承認よりも未知な部分がある(これは緊急承認故)

※この2週~2ヶ月は不確定因子である。元々、ウィルスが多い場所で生活している場合は、免疫血球が抗原を見つけ続けている間、抗体は血中に放出され続けるからだ。そのため、感染拡大している地域では、もっと長く抗体が出続ける可能性がある。

となる。
即ち、接種の良い効果は1万人や10万人単位での危険度でみれば短期的に必ず得られると言える。
但し、長期の場合や、他の治療(主に予防接種や病気の治療)と併用している場合の危険度は、まだ完全に分かっている訳では無いというのは緊急承認故だ。一応、病気の場合は高齢で弱っている人でなければ、摂取後に大病することはないことが分かっており、この点を踏まえると概ね影響が出る人は中長期でも殆どいないだろうと見越して動いているということになる。

心配な人が気を付けるべきは、持病やこれまでに注射などで酷いアレルギーの症状が出たことがあるなら医者と相談すること。
数週間以内(免疫獲得機間である14日~1ヶ月を過ぎていれば影響はまずないはずだが)他の予防接種などを前後で受ける予定や受けている人や何らかの持病治療や療養を別にしている人も、医師と相談して決めた方がよいかもしれない。

後は、長期の効果を見極めたいなら、P1やP2の接種者の経過が今年の秋には出るだろうから、感染のリスクが低い状況下にあると思っている人は、その辺りまで様子を見ても良いのかも知れない。


ちなみに、イスラエルで効果があるから、接種しても良いだろうとかいう雰囲気にもなっているがあれをあまり大々的にやると、重篤な副反応や1年後などの軽微な問題が出た時に再び、その報道で人々が動揺する恐れもある。大事なのは効くと初期から中期のフェーズではっきりしていたものが、実際の接種率の高い国で効いたから接種すべきと言う情報では無く、接種に対してのリスクが今はどれだけあって、どこが未知数なのかという情報と、それに基づいて自分がいつ接種をしたら安心なのかという客観的な判断材料を持つことである。

ついでに言えば、今の日本も欧米もそうだが、政府がワクチンを国民全員に接種させたいなら、任意・勧奨接種にはせずに強制接種として、国民またはその国に住む全員に、病気等の理由がないならワクチンを接種させることも考えた方がよい。ちなみに、Pfizerなどの初期ワクチンの接種期限は短いため、各国の接種予算計画と、接種したい人の解離があると、かなりの税をドブに捨てることになる恐れも否定は出来ない。

そういう部分も含めて、日本だと今は国会が開かれているが、議論を深めて行くのがベストである。
日本はベターにも行かないので、このベストになることは今国会でも報道でも決してないだろうが……。




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