現在陽性が暫定で4万人超え(京都、山梨の移動情報は年始停止中)…… 今になって緊急事態検討をする政府。

現在陽性者数が昨日4万人を超えた。京都と山梨の退院数が動いていないので、その影響を考慮したとしても、4万は超えているだろう。
40,373~40,473の範囲で、3日間の推定退院は120~200の範囲と思われるため、4万を超えているのはほぼ確実だ。

増加数は1日、2日、3日で614人~802人の間で推移し、週末として見ると比較的少ないように見えるが、年始休であることを含めて考えると、状況は悪いと言える。

尚、明日分かる今日の集計から、数日間は回復割合が少し上がるはずだ。これは、病床が逼迫していない地域の場合、年末年始で退院や回復確認の数が減るためだ。受付なども動いていない場合が多いため、まとめて3が日明けに退院となるのである。但し、退院=回復とは限らない患者もいるので、増えるとすれば今日から数日となる。

一方で、増えるのは回復や退院だけではないだろう。多分、陽性判定される患者も増えると予想される。
年末年始の間に減る要素は特に無かったからだ。初詣も平年より少ないだけの地域が多かったようだし、箱根駅伝でも沿道応援は日頃より少ないだけで、場所によっては幾十もの人垣となっていたのをリアルタイムのテレビ放送で見た。(しかも若い人より中高年の比率が高かった。)

帰省客の感染も地方では見られており、帰省客が帰った後の置き土産としての感染も、地方では今週出てくるだろう。
そういうのが下手をすれば今週の後半に現れてくる可能性がある。

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自治体別の詳細状況は以下のようにある。

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一応、週初めなので、地方別の新規感染者数の推移も公開する。

北海道・東北

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北海道は、殆ど横横で推移している。1日から3日に掛けて減っているように見えるが、これは年末年始の影響があるはずなので、概ね横(停滞)で推移していると見た方がよいだろう。
一方で、青森は悪化した。
岩手は、減少しているが、収束するという気配はない。
宮城は、飲食店などの規制が入ったのもあるのだろう。先々週よりは減っているが、水準は高い状況が続いている。
秋田は、先々週よりは減ってきているように見えるが、このまま減るほど一筋縄でいくとも思えない。
山形は、1月1日が少なかったものの2日(昨日発表)は増加しており、このまま減り続けるのかは微妙だ。
福島は、週を通して見ると先々週より減っているが、微妙な減り方だ。


・関東

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関東は総じて状況が悪い。特に31日の酷さは突出している。説明するまでもない。

・中部

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中部も、全体的に減少しているようには見えない。特に悪いのは、愛知県である。
今週奇跡でも起きて減れば良いが、現状では厳しいだろう。

・関西
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関西のネックは、大阪が減ってもまわりの自治体が減らなければ、大阪も増えてくるということだ。
実際に大阪の先週は先々週比で同等かむしろ僅かに悪化し始めているようにも見える。ここに京都などの状況が悪化してきたことがあり、関西全体では奇妙な高止まりの横ばいが成立している。

・中四国
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中四国は、鳥取や島根が今伸びている。また、山口も先週は1日で過去最高を出している。高知と広島がやっと減少に転じており、それが中国地方全体としてのピーク超えを演出したが、高知と愛媛の関係を見ると分かるが、高知がピークを迎えているときに愛媛は少なく、愛媛がピークになると高知が減るみたいな関係があったり、広島のピークが過ぎつつある中で山口の感染が見られるなど、融通でもしているかのような気がここはよく見られる。

それから、確かに広島は減ってきているが、減り方が小さいのが心配なところだ。この状況で、例えば感染の少ない山陰や四国で感染が起きれば、この地域の感染は過去最高にすぐ到達するだろう。

・九州・沖縄

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九州・沖縄は、先週過去最悪の状況だった。いや、年を明けて今週もたぶんまだ悪くなる可能性がある。
福岡、長崎、熊本、宮崎は不穏だ。また、沖縄で離島感染があったことで、微妙に沖縄の数字も悪化した。
ここは今週が怖い地域と言える。

病床占有率と平衡化感染状況は以下のようになる。
このうち、奈良県は宿泊施設の確保数を自治体ベースで修正した。本来なら、厚労省の集計(一〇〇床)を使っているのだが、それだと100%を超えるので、二五〇床の奈良県データにした形である。これは年末年始の影響で、先週分の厚労省の病床調査更新がなかったのも影響している。

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重症の推移は、悪化傾向にある。北海道はかなり比率が減っている。
一方で、東京と神奈川、埼玉が急拡大している。

死亡の状況は、高止まり傾向である。昨日は久しぶりに北海道が12人と多かった。また、京都で大阪と同じ7人出ている。
全体の死亡率は1.8%(回復比)ほどある。上がっているか下がっているかというと、昨日に関しては上がった。

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入院などの推移は、同じ伸び率で入院は増えている。一方で、回復と新規の比率も殆ど同じ曲線になっており、陽性者数に対して回復者数が逆転しそうな雰囲気は今のところ無い。全入時の病床占有率は福岡が330%に迫っている。年末年始も感染者数が増加しているためだ。広島などは年末年始に掛けて減ったのとは対照的だ。週明けにもっと増えるようだと、福岡は一気に東京などより厳しい状況になるかもしれない。

待機患者は東京と千葉が多い。

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回復比の現陽性割合は、鳥取と長崎が高い。東日本は栃木が36%に接近している。一方で広島は今の調子なら間もなく2割台に回復するだろう。
高知は既に15%まで下がっている。

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着実に状況は悪化を続けているのにかわりはないが、何か凄く状況が変わったという雰囲気はない。
そんな状況で、政府は緊急事態宣言を1都3県に発令するか検討するようだ。まあ、関東の状況は悪化しているので、確かに発令するのが好ましいのだろう。ただ、どういう基準で、何が変わったからなのかは全く分からない。もう、最初の発令から半年以上を経て未だにそのような状況だから、政治の評価がされないわけだ。

ちなみに、緊急事態宣言を関東に出すなら、他の自治体でもどういう条件で出すのかは詰めとかないとダメだ。
今までもずっとダブルスタンダードどころか、トリプル、クアドラプルなスタンダードが使われてきた。これらを一本化しないと、結局こまるのは医療機関をはじめとして、社会活動を行っている多くの社会人や学生になるのだ。働かなくても、税金を原資に金が得られる議員さんとは違うのだから。


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