祝……今年初の現陽性者数減少……新規陽性5300人に対して確認回復者と死者が約7000人で減少に転じる。

集計の記事を公開する時間が遅くなってしまった。
どうも、京都の詳細集計が昨日より遅れていたので、それを待って見たのだが、これを準備する時点では詳細未確定となってしまった。
感染者数が多いのでこういう集計に影響が出ているのだろう。これは良い兆候ではない。

本題である。

12月28日に-348人を出して以来ずっと増え続けていた現陽性者数が昨日マイナスに転換した。
昨日(一昨日の集計に相当)は、京都の集計待ちまでして+77で辛うじて増加だったが、今日は京都の数字が昨日より遅れているが、その数字がなくても、-1,779である。既に、新規陽性者数は確定しているので、回復者と死者が増えることはあっても、陽性者が増えることはなく、より減少するだけである。

これは、先々週の極端に多くなった感染者(陽性者)のうち、症状なしの療養者が10日~14日の療養を終えて、療養解除や経過観察解除になり始めたためだろう。先々週の陽性数から考えると、もしかすると今日、新規陽性が全国で6000人を超えなければ、減少が続くかも知れない……。

とにかく、以下グラフを見ると昨日減少したのがはっきりと分かるだろう。
尚、今日から陽性者の療養割合を完全に新円グラフに一本化している。また、集計は京都の詳細統計が出ていない。残念な事に2日遅れが定着してしまったようだ。京都の詳細集計が出れば、もう少し減っただろう。

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先に書いたように、上図右上、左上のグラフを見ると分かるが、現陽性は減少に転じた。3週以上増加し続けていたことを考えると、グラフ上は改善している良い傾向と言える。内実を詳しく見ると、全くこれで安泰と言うことは全くない。特に関東は、1.1万人以上の療養準備調整をしている患者がいるからだ。さらに、全国では1.8万人以上調整中だ。
取りあえず、急激な増加から一応脱して高止まり期にやっと入ったぐらいの状況であると見た方がよい。
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上記上の入院グラフは殆ど前日と変わらない。
陽性者が1000人単位で減ったのだが、結局、減った患者の数だけ待機患者が入院しているからであると予想出来る。
ちなみに、人口平衡化の指数では埼玉と福岡が東京に少し迫ってきた。この辺りは最後の増減数で詳しく書くが、福岡など西日本の相対的な割合が増している。そして、北日本や北陸は低下している。


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重症者数、独自の集計は殆ど変化なしだ。
政府の1月19日(午前0時)では1000人を超えているが、一部自治体の集計は自治体公開がなくこちらでは出来ないので、その辺りが影響しているのだろう。比率としては関東の比率が5割に迫っている。このまま行くと東京は大阪の重症者数を来週にも抜く恐れがあるが、これは今後の感染者数が大阪と東京でどちらが多めになるかにもよるので、超えない可能性もある。

そして、死者は100人/日に達した。重症者の上昇率から見れば、既定内ではないかと思う。報道などでは、いちいち大台という感じて伝えるが、重症が増えている流れに対して、酷く悪化したという訳ではなく、自然増の既定線で上がっている。この数字は重症が増加すれば必ず増えるものなので、ゼロから突然100になった訳では無いし、重症化数が増加して1週間ぐらいでそれに追いつく形で増加を続ける。即ち、新規陽性が減り始めて1週で、重症がピークを迎え、翌週に死者がピークを迎え、そこから1週掛けて高止まり減少に転じるという形だ。

だいたい死亡は1週~1.5週でピークが10~15人上がるぐらいの流れを維持している今の流れは状況として特段おかしな点はない。
ただ、今がピークとしても重症患者を扱う医療機関が取っても苦しい状況が最低でももう一週間ぐらいは続くということになる。
割合としては、東京神奈川、埼玉、千葉、栃木が多い。そして、北海道が今も死亡者を出し続けている。なかなか、ゼロにはならないのは、寒さなども影響しているのだろう。

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昨日は公開しなかった現陽性の地域別割合は、全国平均が21%ギリギリキープまで下がってきた。
現陽性比率4割の自治体が無くなったのが大きいだろう。
今回から新しいグラフを追加して説明文を減らしているが、簡単に説明すると感染の拡大傾向だ。
特に、当日-6日の拡縮平均がプラスに転じると、全国状況は確実に悪化し始める。逆に、マイナスに転換すると、全国で見た時の感染状況は好転し始める(あくまで全国の数字が継続的に減る可能性があるかどうかである)。


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上記左上のグラフ、回復は概ね7000人に達している。これが現陽性を減らした要因だ。素晴らしいと言いたいところだが、先に書いたように状況は好転しているわけではない。

なぜ、そう言えるのかというと国内当日陽性者数は、先週より増えているからだ。回復が増えたのは最初に書いたように、10日~14日前に陽性確認された療養者の療養期間が解除されたことが要因だ。新規の陽性確認が減っている訳では無い。そして、過去の山の状況から見れば、あと2回(今日明日)ぐらいはその効果が見られるかもしれないが、その先は新規陽性者が先週比1割ぐらいは減らないと増加に転じる恐れも高いだろう。

ちなみに、この急減を支えたのは、全国殆どの自治体である。その中でも東京都、神奈川の減少が過去最大の減少へと導いたといえる。特に東京は全回復者数の約25%(1/4)を占めている。神奈川も2割超えで、この2つの自治体に埼玉を足すと5割を超える。また、関西から中部に掛けては全体で減少しており、緊急事態の効果が多少出ているのかもしれない。一方で神奈川など一部の自治体は積極的追跡調査を止めているので、その影響もあるかもしれない。

尚、東京はまだ7539人、調整中の患者がいる。今の新規感染者を維持して単純計算すると(今日の集計では1274人らしいのでもしかすると東京はいけるかもしれない)例えば、500人毎日感染者が東京で減り続けても、7500人が捌けるまでに2週間掛かるのである。千葉は4893人なので、昨日の119人の減少幅だと、6週近く掛かる計算だ。まあ、実際にはちゃんと減って行くなら、こんなに掛からないが……(基本的な重症にならない患者なら2週も入院すれば回復するし、入院した方が良い患者でも、少し時間は掛かるが回復するケースは多い。ただとにかく肺炎になると息が苦しく辛いことと、入院するより治るまでの期間が入院時より長くなる可能性がある。)

まあ、そもそもの話として、月火の新規陽性者は減る傾向にあり、その一方で週明けに療養解除が進むため回復は増える傾向にある。
だから、今後も減り続けるとは思わない方が良い。ただ、取りあえず今年初めて現陽性が減ったことは好感すべきことである。







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