本格的に感染拡大に乗り出した広島、高知……大分は高止まり。死者が急増する北海道は感染縮小傾向も医療の先は見えず。

週末も感染は広がった。

私は用事があって週末少し外出したが、町の人出は西日本ではまだ多いと言える。
西日本は感染が少ない地域も多いため、大丈夫という雰囲気が強い。ただ、今週から来週辺りで感染が大きく拡大し始めるのではないという予感がする。
昼間や夜間の温度が急激に下がっているからだ。

実際に広島県は週末も新規陽性者が各地で見つかっている。ちなみに、それ以前に感染が広がった、岡山でも最悪は脱したようだが、今も週を平均すると7~9人/日ぐらいの感染が発覚している。また、山口県でも平均2~3人/日の感染が見つかっており、島根・鳥取の山陰側でも週に3日~4日のペースで1人から4人の感染が出てくるようになった。これが、中国地方の現状であり、11月の終わりから12月に掛けて一気に状況が変わった。

四国地方は、徳島が比較的抑えられているものの週に3日程度感染が見つかる状況、香川は毎日見つかるようになっており、平均で3人~4人/日ぐらい。
愛媛は、先々週をピークに減っているが、今も週平均で3人~4人ぐらいは出ている。高知は今がピークなのか、もっとこの先にピークがあるのか……週末に20人台の感染が見つかっており今大変な状況にある。ここも、完全に感染が定着している。

九州は、福岡が30人~40人台/日平均で推移しており、11月に比べると既に2倍ペースに変わっている。佐賀も同様の雰囲気に入っており、熊本はもう10月迄戻らないと0人だった日がない。先週1週間は、10人台が3日もある。深刻なのは大分と宮崎だ。9月10月は少なかったこの2県だがきっと患者が少ないことを理由にお客さんが沢山来たのだろう。今は、継続して感染が出ており、大分は日に20人を超すこともある。宮崎も10人台を週3日のペースで記録している。そして、鹿児島も感染は止まらない。再び増えるかどうかの局面に入ったように見える。

尚、沖縄はずっと30人~40人台を毎日出している。西日本もこれでほぼ全域で拡大できる状況へとかわったと見られる。やはり、気温や日照の変化に、行動が重なった時に症状が重くなり易く、広がるというのはあるのだろう。

むしろ、今でも少ないかもしれないのは、東北の日本海側ぐらいだろう。ただあちらは人口密集地で1人でも見逃しが見つかれば、一気に広がる恐れもある。雪深い地域も多いので、換気もしにくい場所が多い、雪深ければ病院に行くのも大変だ。広がれば大変なことになる。これは北陸や山陰、北海道、青森などの地域や各地の山間部もそうだ。都市部と違って、豪雪地帯や山間の地域で感染が出ると、間に合わなくなる可能性なども増える恐れが高い。


20201206_A.png20201206_B.png20201206_C.png20201206_D.png

今日は最終版に置き換える予定はなく、グラフは暫定版で掲載している。
尚、1カ所注釈に間違いがあり、広島は詳細更新は行われている。広島の詳細は1日前ベースで更新されているため、見間違えてしまった。

状況を見る限りでは、移動情報がない自治体があるため、明確には示せないが、少なくとも改善傾向にあるという兆しは全くない。
北海道など減っている自治体もあるのだが、全国を見ると明らかに患者が増えてきている。しかも、凄いスピードでこれまでウィルスがいなかったと思われる場所まで侵食され始めているように見える。

だから、結果的に感染の拡大が収まらない。というより、田舎に感染が拡大してきているため、医療が貧弱な地域でのリスクが高まってきているように見える。
その兆しは、人口平衡化感染指数を見ると見えるかも知れない。先に書いたように四国、九州、広島などで急激に伸びてきている。まだ山は低いようにみえるが、一週間伸びが続けば、この柱(グラフの棒)は立派に成長するものだ。今のペースが広島や高知、大分などで続き、重症化率が上がるようだと、週末に和歌山、奈良兵庫の昨日のグラフぐらいまで成長していてもおかしくはない。

後は、当日死者数で北海道が過半数近い数を占めたという点ぐらいだろう。ちなみに、このグラフ数字には愛知の死者(確か当日は3件のはず)が入っていないので、当該の円グラフでは北海道が過半数超えしているが、実際は過半数を超えていないと思う。

陽性者の当日数は週末で一部自治体の退院稼働の指標が動かないので、プラスの状態にある。昨日と同じぐらいの全国患者数なら、今日は1000人以上の陽性者数減少になると推定される。


全体として見ると、全国患者の増加ペースは鈍っており、そろそろ減少に転じそうな兆しもあるが、中身を見ると、どう考えても深刻だ。というより、取り返しの付かない状況に向かっているように見える。結局、感染が広がっては不味い地方のエリアに感染が飛び火しており、今後、都市圏での自粛などを再び緩和したときに、地方から感染者がやってくることによって、もっと酷い感染が起きるのではないかという簡単な図式が成立する程度に、どこでも感染者がいる状況へと育ったからだ。

この先も、政府がこのままで行くなら……本当に医療機関も企業も今まで以上に困窮することになるだろう。
本来なら、もっと確実な財政支出をしてでも、活動の制限を全体に掛けた方がよい。
まあ、政府の支持率は5割あることになっているのだから、やりゃしないだろうし、報道機関も訳の分からない店が窮地、だけど医療も窮地みたいな報道をして、何が言いたいのか分からない報道をするばかりで、首相の会見に対する批判は殆どしないのだから何か変わることもないだろう。

結局、苦しむのは全てにおいて国民(現場)だ。経済の局面でも、医療でも全て現場であり、苦しまないのは国政政治家とパイプのある人々だろう。GoToではアパレルの店舗は儲けを得られない。飲食店も大手など一部は儲かるが、オフィス街などの店は儲からない。ホテルも都市部の近郊は儲けても、全国の津々浦々で大きな利益を上げているという話は聞かない。あくまで、あることで多少の足しになっているというところも多い。

航空や鉄道も、旅行客だけで利益を上げているわけではない中で、感染が減らない中で旅客サービスの充実を政府が打ち立てても、その分、いわゆる仕事などの足として使う人は来ないわけで……利益はあまり伸びない。その実態を報道しやしないから、GoToは必要だ論の人が変わらない。本当は、GoToよりも直接支援を必要な期間行うことを定めた上で、活動自粛や停止を求め、感染が治まったらその支援を止めて、景気刺激策に戻すのが筋だ。

それをやらずに、今のまま地方でも感染が時間差で広がる状況が続けば、結果的に感染を抑えるために活動を抑え込んでいる都市部に地方から感染が戻ってくる流れも今の状況だと必ず起きるはずだ。

既に、自衛隊にいくつかの自治体が支援を求める方向のようだが、
自衛隊の医療衛生部隊(衛生科)が今度は困窮していき、政府にとってのさらなる想定外が起きて、それも回らなくなるなんてこともあるかもしれない。

そうならないことを願うが、難しいだろう。少なくとも、今のままならワクチンを勧奨接種ではなく、強制接種にでもしない限り、第三波の後に第4の波が訪れるのは間違いない。まあ、強制接種にした場合の副反応の方が危ない可能性もあるわけだが……。

尚、副反応は概ね1年後、2年後(またはその先)まで経過観察をして評価することが多い。1年、2年後の場合は、再接種などをしてアレルギー反応(アナフィラキシー様症状)などが出ないかどうかや、免疫効果(免疫を付ける反応が1年目と同じように起きるか)があるかどうかも含まれる。だから、最短でもワクチンは摂取後1年後のフェーズチェックを経て、それを審査して承認される。今回は、緊急承認で1年後等の中長期テストは飛ばしている。
だから、施設入所などの高齢者を優先接種対象にする訳だ。





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この記事へのコメント

なまえ
2020年12月07日 17:53
検査能力が飽和していないかも気になります。
検査能力が飽和してしまえば、陽性者数は頭打ちになってしまいますから。