厚労省がグラフデータを出した今日この頃……全国の現在陽性患者数は週明け祝日明けの集計以外では2ヶ月ぶりに減少。

厚労省が本格的なグラフ集計に参入したようだ。
ただ、データの内容を見ると既にNHKや東洋経済などがやっている内容よりショボかった。
こういうグラフ集計は民間で出来ることなので、厚労省は数字だけ確実にすることに力を入れた方が良い気がする。
どちらにしても、全国を一律に見るのと地方のそれぞれを見るのでは状況が違う。



本題である。
これは、厚労省のデータベースを使っていないので、厚労省とは結果が変わるが、昨日の集計(12月22日集計)において、全国の陽性患者から回復患者と死亡患者を差し引いた数が、月曜日や祝日明け以外ではおおよそ2ヶ月ぶりに減少したようだ。独自の集計を再開したのが、11月に入ってからだが、その前の厚労省の集計ベースを重ねて見ても、祝日明けを除いて、ずっとプラスで推移していた。
それが、減少になったわけだ。これはとても良い兆候と言える。

但し、先週から神奈川の集計方法を変更して(週末詳細停止分の処理を2週前までは月曜日に一括処理していた集計を火曜日に分散処理して)おり、その旧集計を使うと20~50前後のプラスになるというのも一応書いておく。まだ、文句なしというほどには達していない。ここから言えるのはきっと昨日と同じ水準なら今日はプラスで推移するということだ。

ちなみに、この集計では熊本の当日退院情報が未確定である。(だから、20から50程度の範囲で前後する可能性がある)
北海道は詳細区分情報が未確定で退院と死亡の情報は暫定確定である。

全体で見ると千葉、埼玉、京都、兵庫など中心都市の周辺で陽性超過が続く、一方で大阪、東京は回復が陽性の数を上回ってくれている。
だから、マイナスになっている。東京の場合は、週全体で見ると週明け2日の感染確認が減るお陰で、回復が超過してくれるのがこの週前半なのだろう。
大阪は、明確に以前より感染者が減っているお陰である。但し、日を追う毎に減るというよりも、最悪時期の7掛け(70%)ぐらいで停滞しつつある。今のペースが維持されると2週間後ぐらいで現在陽性の数が減少する流れも止まるだろう。

また、広島も数が減った。但し、昨日の発表に含まれる患者の中には未だに少数だが先週の陽性発覚患者がいるなど、あまり内実は良くない。
これらが前日分(22日集計なら21日分)ぐらいまで解消されてきたときにやっと、患者が落ち着いてきたのかが見えてくるだろう。今日辺りそうなると良いが……。他は長崎がまだ増え続けていることが注目点だ。また、高知も減ってくるかと見せかけて昨日の集計は増えた。

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現在陽性者の推移は減少である。まあ、8月の2倍に達した一昨日から今日も減っている。但し、後述するが減り幅は……。
それから、陽性者と病床の比率は上が頭打ち(これまで多かった自治体が頭打ち)になる一方で地方や都市のベッドタウンになる自治体が増えてきている。
ちなみに、グラフ下の陽性者の状況としては、愛知は昨日も増加しており特に重症が増えている。かなり厳しいと言える。
尚、東京はこれでも昨日は減っている。

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重症者の推移は、一部自治体のデータが都道府県集計になく反映されないので、難しいところだが、横ばいの状況である。
たぶん広島などを入れると厚労省集計のようになるのかな?と思う。重症者がいない都道府県は減少傾向にある。
そして、患者数が多い自治体ほど重症者も多いのは相変わらずだ。

入院状況は、昨日と極端に変わっているところはないと思う。

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平衡化感染指数は広島の陽性者数が減ったので、何とか東京を超えることがなかった。
昨日の感染者数で誰も回復していないなら、東京を超えるぐらいの状況で新規陽性は推移していた。

死亡者数は確認日換算では過去最高を記録している。一週間平均だと高止まりである。
一部の自治体では内訳を確認しているが(年齢集計まではしてない)、殆どは高齢者となるはずだ。実は昨日死者内訳は過去最多の可能性がある項目がもう一つある。それは、内訳に出ている自治体(死亡者が確認/発表された都道府県)の数が過去最多じゃないかなと思う。
この先もっと多くの自治体でお亡くなりになられる方が増えるかは分からないが、コンスタントに患者が出ている現状では減ることは暫くないだろう。

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入院患者の推移は微減となった。当日陽性より回復が多かったのも嬉しい点だ。
その結果、書くのは3度目だが、昨日は現陽性者数が減った訳だ。但し、この2日間で減少した数は803人+30人未満(熊本退院未集計分の予測最大)である。これは、先週の月曜日に減った1223人に比べると少ない。即ち、2日連続減少としっかり喜べる領域にはない。今日も若干でも減れば、山を越えつつあると見ることも出来るだろうが……。

そして、待ち(今後入院の可能性がある準備患者)の数は、広島の数字がその他で上がらないので、赤枠で表示する仕組みにした。
昨日は、695人の自宅・その他がいた。一応前日比では40人ぐらい減少している。このまま減り続けて欲しいと願っている。

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累積患者比陽性者の割合は以下となる。広島は49%⇒46%まで減少した。
長崎が32%⇒35%に増えた。そして、東北の岩手が38%(+1%)に上がっているのが気になる点だ。

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全国で集計する数の大半を左右するのは関東や関西、中部地方だ。
今は、関東で増加傾向にあるため、それが数字を悪化させているのは間違いない。
しかしながら、地方は大丈夫なのかというと、人口の多い自治体と比べると決して危険ではないのだろうが、これまでの感染者数が出ていた流れに対して、今いる陽性者数が特別多いものでは無さそうな自治体は秋田しかない。

次いで沖縄、徳島、福井が追っかけている状況だ。このうち沖縄は長い間大量の感染者が出ていて、その後の減りが穏やかだったため、この割合の現陽性者でも病院の余力は殆どない状況が続いている状況だ。これが最初の感染が見つかってからの日別平均(現在陽性者の平均)に近づいているということが、医療従事者や保健所の担当者には恐ろしい状況になりつつあると言える。

感染を抑制できないなら、医療機関や検査機関にどういう投資をしていくのか?それをしっかり自治体や国で考える必要がある。

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