SARS-CoV-2/COVID-19、昨日は過去最多……いくつかの自治体は今日繰り越しが……ってそれどころじゃない日本の現実。

この2週間ぐらいは感染の増加が顕著になってきている。
これまでと大きく違う点があるとすれば、増加している地域が東京、大阪、愛知などの人口密集地の都市部に限らず、観光地などでも増えている事にある。
そして、今のところ全国的な伸び率はまだ序の口のような状況で、もう少し延べの増加、勢いは伸びそうな雰囲気がある。

というか、一頃の北海道と同じように報道機関にでている個別の人数に対して、実際に昨日発表した数が追いついていない自治体がいくつかある。
さらに、当初自治体が発表していた数が、深夜までにさらに増えた自治体も数カ所あるぐらいこのところは、各地で、行政検査がてんやわんやしているのだと透けて見える状況になっている。

報道では、検査の数より陽性の数ばかりが報道されているが、保健所は陽性率も出しているため、感染疑いや追跡が必要な患者が増えれば、それらの状況を毎日または症状が変わったタイミングで再検査して確認する必要があるわけで……それをやりつつ、集計も、都道府県に報告してとやると、夜遅くになる場所もある。
即ち、保健所の処理能力を超過してきているのだ。

そうやって、頑張って集計してくれた各自治体の成果を纏めたのが以下となる。
これは、NHK等が出している数字とは異なり、今朝~7時時点(群馬の昨日集計のみ9時時点)のデータである。
感染が分かった段階でバンバン出して、その差を伝えないのは止めて欲しいと思う。

自治体がしっかり纏めた情報を報道は出すように心がけてほしいものだ。そうしないと、医療関係者だけではなく、自治体の担当者だって苦労しているし、保健所の職員だって夜遅くまで集計してそれでも溜まっているものがあることを、社会に伝える事も出来ない。

SARS_COV2_20201118_N1C.png

上記の表は実はちょっとだけ古い愛知の昨夜時点の数字が入っていないからだ。修正して載せるのも考えたが、記載で対応する。

愛知県は、昨夜19時時点で累計8059人と推定される。
内訳は、入院調整18、施設(宿泊施設)が253、自宅療養511、調整141、入院293(軽/中/重・167/107/19)、退院6837(軽快/死亡・6734・103)、算定除外16(検疫・再陽性・2重カウントなど)となる。
入院率は感染症総病床が34.07%(標準)、34.92%(最大)、重症病床27.14%(標準)、15.70%(最大)である。

以下URLの新着情報の下までスクロールすると、検査陽性者の情報という項目があり、そこでこの情報は確認できるが、翌日には新しい情報に更新される。

この結果、最終的に昨日の全国現陽性数は999増の14391⇒1016人増の14408へと増えた。
また入院数は、247増の6106⇒254増の6113に増えている。他も変わっているが、これだけで十分だろう。基本的にたいていの人の生活にとって、全国の数字はどうでもよい。


今深刻な状況の地域を書くと、沖縄県が入院患者数(病床の実稼働率)据え置きで、待機が17人増えて181人。
退院が23人増えて3435人に、死亡が1名増えて67人になった。どういう意味かというと、多分コロナのために割ける病床または人員が足りないのだろうと思われる。だから、退院などが発生したらその空いた病床に症状が重い順に入れている状況なのだろう。

この状況は千葉県でも見られる傾向だ。また、京都府でも同じ状況にあるが、現陽性が昨日は減っているのでこのまま減ってくれれば何とかなるだろう。

実は北海道も多分同じ状況で、北海道内の札幌市近郊で不足し、他では退院が起きている可能性があるのだが……実は入外の情報は18日分が昼前か昼過ぎないと出てこないので、1日ずれている。患者の総数と死亡者数、退院数、陽性の患者の数は18日付けである。だから、昨日がどうだったのかは分からない。それだけ、検査をして集計する側や病院から伝える側が厳しい状況で働いているという意味でもある。


後は、昨日話題になっていた静岡県だが、増えたのは69となっている。最初に軽く触れたが、これは、静岡県が患者の状態区分を確認できたものの報告数が、昨日の時点ではこれだけだったからだ。載せられなかったもの今日の夜間集計で計上されるだろう。
こういう報道が情報が出たらすぐに数が増えたと数ばっかり追っている現状との乖離を知ることも、今の医療や検査態勢の逼迫度を示す材料だ。

尚、岡山県は今日集計が動くが、先週の木曜の集計から、昨日の集計まで入院移動の歴は動いていない。


<この先はどうなるのか?>

総数は暫く増えていくだろう。上がり率も上げ止まる傾向は過去の上昇傾向と比べた限りではまだもう少し先まで無さそうな雰囲気だ。
今週土曜日ぐらいで上げ止まれば、もしかしたらその辺りが上かもしれない。まあ、現実は来週も上がり続ける可能性の方が高い。

死亡者数は、7~10日以内に日に20人~30人のラインまで上がってくるだろう。傾向として、日本の退院時死亡率は医療崩壊が起きなければ1%台~2%台のどこかだと推定され、医療崩壊が起きると7%~14%のどこかだと思われる。

1日に1000人ぐらい陽性患者が出ると、だいたいその後7日~10日で10人~14人ぐらいの範囲で死亡者が出てくるようになる。
この一週間での週の死亡者数は、66/週、71/週、75/週、70/週、73/週、72/週、75/週なので、概ね1%ラインを割ることはないぐらいで推移している。

これが、新患数で2000人、3000人、5000人と増えるようだと、死亡者数もその7日から10日後に20人超/日、30人超/日、60人超/日と増えていくことが予想され、医療崩壊が起きるとそれが、短期医療崩壊で5~6倍(1000人退院に対して50人~60人の死亡率)、崩壊期間が数十日で且つ1日の患者数が万人単位などになると、10倍水準(1000人の退院に対して、100人以上が亡くなっている状態)にふえるかもしれない。

こうならないように、感染を未然に見つけていく体制(クラスター対策)が維持出来る範囲での感染に収まれば良いが、もし収まらなければ、多分今の上昇曲線とは桁が違う上昇局面がどこかで発生すると思われる。そうなる可能性は十分にあるが、分からないのは日本人全体の自発的自粛傾向がどれほど効果を持つかが見えないことだ。

これに感染拡大を抑える効果があるため、救われている面は大きい。そして、結果的にこれに救われているから、国や自治体が馬鹿げた政策を取っても、それが支持者を中心に評価され、感染は怖くない経済活動を自粛する国民が悪いのだという方向に向いてしまったり、中途半端に感染対策を求める社会になり、どちらも自己責任の範囲に留まり、うまく回らなくなっていく。
行政の財政支援もGoToのような大企業ほど儲かる間接的な支援にばかり向かい、中小企業が余計に苦しくなっていくし、病院の関係者は賃金や生活待遇が悪化していく。経営者も医療関係者もどちらも酷いことにコロナ汚染より、精神汚染が酷くなる。

どっちに転んでも、国民の多くは苦しむが、利権者は損はそれほどしないのが今の日本国である。
まあ、どっちにしろコロナ後は増税に走るだろうし、下手をすれば2024年に銀行券(紙幣)の変更で、デノミネーションをする可能性も既に大いにある状況だと言える。そういう点は、コロナの先行きもそうだが、コロナ後を生きるのはもっと大変になるだろう。




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