再び感染拡大し始めるか …… 夏の波の後減らない日本のコロナ感染者数。

久しぶりにSARS-CoV-2/COVID-19の統計を書こうと思う。
9月に停電して以来、地域別の自主集計はしていないので、厚労省の集計に基づいたものである。

元の画像は1868x4715pxあり、1MBを超えるものである。
これまで全体の集計である。

尚、データの元は厚生労働省の新型コロナウィルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(日付)というデータを元にしている。

日本の人口集計概算は総務省統計局の各月1日現在人口を元にしている。

SARS_COV2_201026_A.png

最近の感染状況は横ばいと見て良い。
まあ、一部地域では増えているところもあるが、全国平均で見ると横ばいだ。

ただ、累計感染比現陽性率の当日から前日を引いた値である感染拡大感染縮小(規模率)が頻繁にプラスに転じており、それの当日含む7日間の合計(勢い率)がプラスに転じそうな状況になっている。これがプラ転して、10日も続くとまた抑えを求める動きに変わる可能性がある。そもそも、減る要素などGoToシリーズもありないと言える。
それでも、この値がプラ転するのは絶対に好ましくないと私は思っている。間違いなくこれがプラ転して暫くすると、医療機関の問題が生じ、再び自粛の機運が高まるだろうから……。

ちなみに、今の勢いだと今日か今週中にもプラスに転じて、最低でも数日~2週間は続くと考えられる。
日本で第一波の延長線上にあった第二波と呼ばれる波の底は9月23日~25日の間だと思われそこからは増え始めている現状で、だいたい行動変容をして二週間で効果が出ることを踏まえると……ちょっと怪しい。

尚、今回陽性比重症化率も上がりつつある。
重症化率が上がっているのは、軽症患者が早くに退院しているということによる効果もあるのだと思われるが、第二波が十分に下がりきらなかった可能性があるとしたら、次の波は第2波よりさらに大きくなる恐れもあるので注意したいところだ。

というより、既に今の現状で週平均の患者数は1回目の波と2回目の波の間(極小期)の頃に対して、10倍ほどの患者数で推移しているので、次に第三波がもし来るとしたら、日に数千以上の患者(週に1万~3万)ぐらいの波が起きる可能性がある。

まあ、日本はマスクの着用率も高く、衛生管理が徹底している場所が多いので、欧州ほど酷い波が来るとは思えないが、これから寒くなるにつれて、呼吸器関連の感染症は増えていくものであり、そこにはコロナも含まれているという点には気を付けたいところだ。企業活動が止める訳にはいかないが、医療体制は9月から最悪時で(全国集計で)300床ぐらいしか増えていないため、結局医療機関が逼迫すれば問題はさほど変化していないのだから……。


即ち、病院のコロナ病床は地域によって感染者が少ないとかないところがあるものの、全体で満遍なく休めるほど下がり切っていない上に、今後増える可能性を想定した病床の確保も現実には、それほど進んでいないというわけだ。
まあ、国会を終わらせて与党も野党第一党も総裁選とかしていたし……。報道機関は、殆ど日和って、今日言っていることが明日には変わるし……。だから、動き回る計画がある人は、移動する現場や自分の周囲での感染拡大傾向をよく見ることだろう。一応書いておくと、冬場の感染が増えるのは既にほぼ確定した事実だ。

その理由は、スウェーデンでの患者が明らかに増加に転じたことを始め、北半球が全般として患者増に転じているからだ。一方で、これまで患者数が増えていた南半球では遅れて感染が広がっている地域を除いて、減少の兆しが見られている。これらから言えるのは、冬は夏のような雰囲気でいると、感染する恐れがあり、感染すると軽症や無症状ではなく、重症化する可能性も上がる恐れがあるということを意味する。


それからもう一点気になるのは、検疫での感染者数が8月は190人、9月は172人だが、10月は26日現在で190人である。これは、他の国で感染者が急増していることが背景にあると思われる。それなのに、緩和を進める政府の状況が良いのかどうかも、国民も政府も考えるべきである。海外から感染者を入れて、国内でその人からの感染が広がり始めれば、国内のある程度予測が付く決まった場所で感染が広がるより、爆発的な感染が起きる恐れもある。

他の国が再規制に動く中で、日本は2ヶ月ぐらい遅く反応する辺りが、他が感染が減り始めると増え始め、増え始めると減り始めるという奇妙な流れを生んでいるのだろうが、感染の波は1回目より2回目、2回目より3回目の方が高くなる。そのため、経済優先でも、すぐには完全再開出来ないものを始めるよりも、今回っている物を守ることに力を入れた方がよいだろう。


欧米は再びのロックダウンモードに陥り始めている。冬に向かって日照時間が減り、寒くなるにつれて、絶対湿度が下がり、呼吸器感染症のリスクが増すと同時に、屋外でも紫外線が弱くなりウィルスが死滅しにくくなっているのかもしれない。
冬はまだ、これから1ヶ月先であり、最も日が短くなる冬至は12月21日である。厳冬期はその後から2ヶ月ほどだ。たぶん、SARS-CoV-2/COVID-19が最も重症率を上げる時期はその期間だと思われる。そこを過ぎれば、やっと1年でウィルスの季節性が分かるようになる。その最後の山がこの冬である。この冬は、前の冬から春とは違って、経済も回しながらというのが求められる。しかし、それに固執しすぎると、感染が激増し、病床が逼迫することで感染状況が大きく崩れる可能性もある。

誰も登ったことがない冬山に登るのは、困難であるようにこの冬のウィルス対策はかなり絶妙な対応が求められるだろう。









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