対象年齢6歳~9歳のスピカノートに思う……PCかFire HDで良くね?

PC WatchITmediaの記事にもなっているのだが、Spica Noteと呼ばれる低学年用学童向け2 in 1ノートがタカラトミーから発表された。


上記と下記を見ると分かるが、値段が1.8万円と高く、対象年齢が6~9歳と高いので、PCをある程度使う家だと……まあ、選択肢には入らないだろう。


尚、筐体の機能としてはかなり豊富である。2 in 1でタブレットにもなるし、タッチペンが添付され、ペンを使わなくてもタッチ操作できるし、カメラもマイクも搭載で、SDHC(32GB迄)カードスロットもある。イヤホンジャック(Stereo Mini/3極対応、但しマイクは本体内蔵が常に有効となる仕様)も搭載されており、充電はUSBのType-B(mini)である。<USBケーブルは付属する物の充電器は付属しない(パソコン等に繋げば充電出来るとしている)>
リチウムイオン電池を内蔵し、7時間の充電で3時間稼働する。

ビデオ撮影もMotion JPEGで行える。(5秒か30秒)

尚、データ保存は本体内のみであり、コピー機能を一部のアプリでサポートしているが、これらはJPEG画像でSDメモリーカード(別売)に記録出来るだけであり、データのテキスト出力など移植は出来ないようだ。


ちなみに、Microsoftが監修しているようだが、Microsoft Officeのプロダクトで監修したのかまでは分からない。
MS Officeでは、Office Kidsというサイトが運営されているが、それとの互換性がある訳ではないため……。いわゆる機能設計の監修というよりは、ある程度コンセプトを詰めた後で、マ社にこういうスタンスで行きますけど、ちょっと見てくれませんかぐらいで見て貰ったとかそんなところだろう。

正直、Officeのプロダクト側の監修をベースにしているなら、少なくともcsv抽出とか、リッチテキストなどで出力出来るぐらいにはしていそうだ。そうした方が、PCユーザーにもなってくれる可能性が高いからだ。

パソコンを親があまり使わないなら良い玩具になるような気もするが……子供が喜んで長期間使ってくれるほどになるかというと、ネットはともかく、有料でも良いからSDカードによる追加機能への対応などが必要だったかも知れない。

確かタカラトミーと言えば、女児向けにスマホ型の玩具(ジュエルポッド/ジュエルパッド)などを開発していた時期があった。
あれは、いくつかの追加コンテンツをネット供給していた訳で、そういう過去の製品で培った部分を生かせば、良かったのに……。

こういう追加機能があると子供はある程度、長く使ってくれることが増えるが、コンテンツを内側だけに固定してしまうと……大人のそれっぽいだけで、一時的にそれに嵌まる子供はいても、長く嵌まる子は現れにくくなる。例え映像が撮れたとしても、コンテンツを自分で作り、自分で遊ぶ子供は実は結構少ない。これは大人でもそうだが、子供騙しで自分だけが満足するもので遊べるのは、短時間だ。

子供が、それを熱心にやるには、親もこのハードで、子供と一緒に楽しさを分かち合う必要があるのだ。このハードでそれが出来るのか……難しいところだ。コンピュータが苦手な親がただ与えるハードとしては素晴らしいが、内向きすぎるアプリケーション環境に対して、親も子も飽きが早くなりそうな気がする。

最近の子供は、結構親のスマホなどを弄ったり、小さな頃から親のスマホやパソコンを見て触れるようになっていたりするので、完全組込ベースで機能やアプリの追加が出来ないハードは、継続的に使ってくれないケースも多いことを忘れてはいけない。

だから、これなら、Fire HDとか、PCで良いと言うことになるわけだ。

個人的には、コンセプトは良いと思うが、ゲーム機ほどではないにしろ、少しやりたい機能を後から追加出来るようにすれば、評価は上がるかも知れない。まあ、開発コストとの兼ね合いもあるので、簡単な話ではないだろうが……。

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