山口達也容疑者を逮捕、警視庁元TOKIOの容疑者報道に見るのは、未だに芸能人扱いするという違和感 …… 彼は既に一般人だが……

共同通信社の47NEWSの記事である。昨日のニュースだったかな?家族が見ていたテレビで速報が入ったようだが……個人的にはどうでも良い話だなと思った。アル中だろうが、追突事故だろうが、元芸能人だからと長く扱うニュースでもない。

まあ、1度しょっ引かれた人が2度も3度も同じ職場に戻れるとしたらそれは、甘過ぎだし、1度離れた人が犯罪を犯したからと言って、それを特別に報道する話でもない。一般人は所詮一般人なのだから。



<復帰も消滅とか……>

スポーツ紙では、こういうことがあるとよく書かれるが、復帰する予定があったのかも定かではない中で、復帰も消滅とか書かれている辺りが、日本の変なところだ。これは、有名な政治家の不祥事などでも近年は結構見られるが、だんだん甘くなっているなと感じる。逆に民間企業はどんどんコンプラが厳しくなる中で、いわゆるネットで語られる上級国民論というのがあるのかなとも思えてくると同時に、これを擁護する人が増えるのは、自分達がその立場に憧れる結果、下の人間ほど守ってあげたいと上の人を支えたがるからなのかも知れない。

しかし、その結果として下でそういう緩和が広がる事はないだろう。上に立つ者が下に厳しいからだ。そして、報道はそれをしっかり踏襲しているように見える。あったかどうかも分からない復帰論が無くなるみたいな記事が書かれるのだから……。


<犯罪を犯せば同じ場所には戻れないは重要>

犯罪者が同じ場所に戻ることは本来出来ないものだ。例え、それが軽いものであっても、同じ立場に戻る事を許す社会であってはいけない。
もし、以前と同じ立場に近づくなら、もう一度最初からやり直して結果的に、近い立場に戻ることを目指すしかない。それが出来ないなら、戻る事は敵わない。蜘蛛の糸のような垂らされて戻れるような仕組みではいけないのだ。何もしなくても反省しているから戻れるのではなく、もう一度原点に帰ってやり直した結果として、行動を見直したから戻ってこれたと言うのが本来の姿だ。

そうならなかったのが、この元TOKIOの人だ。そして、この人は今ではただの普通おっさんだ。淫行とアルコールで身を壊し、人生を壊しただけの元アイドルという肩書きのおじさん。それが、再び事故を起こして、事件で逮捕されただけだ。アル中ならよくあることかもしれない。

強いて言えば、アルコール依存症やアルコール中毒は怖いということぐらいだろう。それを、Youtubeなどで発信するような人になっていれば、1度目の後の田代まさしぐらいの扱いにはなっていて、まだ今回の事件を起こしていなかったかも知れない。戻る気が本当にあるなら、そういう自分が再帰するための道を周りの人の支えを受けながら考えるべきだったのかも知れない。まあ、TOKIOには淫行の段階で戻れるはずもない。戻しちゃダメだ。もし、復帰の話がTOKIOのメンバーやジャニーズ事務所からあってのこの事件なら、それが彼をさらに狂わせた可能性だってあったのだ。


<アルコール依存症>

アルコール依存症というのは、元々慢性的アルコール中毒状態を指す。アルコール中毒には急性もあるが、急性アルコール中毒は短時間にいわゆるショックを起こす量のアルコールを接種し、酩酊から嘔吐・発作などを起こし最悪死に至る病である。それに対して、慢性はいわゆるアルコールに対する耐性がある程度付いた状態で、アルコールが入った状態が正常であると体が思い込む症状だ。

アルコールが無くなると虚脱感(離脱症状)が強くなるため、アルコールを肉体や心が求めるようになる病気だ。

基本的に、アルコールを毎日摂取しないといけないとか、毎日飲んで欠かさないという人は、慢性アル中予備軍である。
私は、平日は飲まないので、依存症ではないし、慢性のアル中でもないが、それはアル中患者が運ばれてくる様を見てきたからだろう。あれは酷いぞ。


アルコールの効果は、

一定の量までなら幸福感を得られるとされる。特に、多くの場合アルコールを接種すると饒舌になり、自信を高める効果がある。少し覚醒、興奮するというわけだ。アルコールに強い人(分解が早い人)は、この多幸感が多くのアルコールを飲んでも比較的長い間続くため、そこが慢性アルコール中毒の罠へと繋がることがあるのだろう。これをPhase1(無症状)としよう。

血中アルコールが一定の割合を超えると、実はこの自信などは全く正反対に機能する。鎮静や落ち込み(減退)へと繋がる。ここに達する迄に、多くの人は絡み酒などに発展していることが多い。そして、泣き上戸のような状態になったり、目が据わって来る訳だ。これがPhase2(中程度)だ。

そして、それを超えると概ね記憶障害や嘔吐など泥酔状態へと突入する。目が覚めたら強い頭痛と吐き気で次の日という流れだ。水が欲しくて堪らない生活に突入するだろう。もう、飲まないぞと思う人もいるぐらいの苦痛になるはずだ。ここでPhase3(重症)に入る。

それをさらに乗り越えると……急性アルコール中毒に突入する。下手をすると死に至る病だ。可能な限り、胃洗浄などをして吸収されるアルコールを減らさないと拙い。ここがPhase4(重体)

ちなみに、Phase1とPhase2の間にPhase 1.5というのがある。
これ、軽症と呼ばれる状態である。Phase1.5はいわゆるお酒がさらにもっともっと飲みたくなるラインである。最初は、どこまでと量を決めて飲む人が多いが、あるラインを超えると気持ちいいからもう少し飲んじゃおうかな~!となることはないだろうか?これが、Phase 1.5である。ここに突入して、勢いよく飲むようになると、Phase 2を突き抜けることがあるので、気を付けた方がよい。これを毎日のように繰り返すと、依存症に突入するだろう。


アルコール依存症になると、次のような傾向が顕現する。

負の感情の増加(Phase 2状態が続くということ)、
お酒を飲む理由を探し続けるようになる
お酒を重視するようになり、飲酒中、飲酒前後などの発言や記憶が曖昧になることが増える
周りの目線などを気にしなくなることがある
病気に罹りやすくなる
常時酒の匂いがする酒が抜けない
酒に対して甘くなり酒が絡む嘘も付きやすくなる
いつでも酒中心に物事を考える
酒を昼間でも飲みたい

ちなみに恐ろしいのは、依存傾向が進むと、酒を飲んでも頭の行動としては求めて飲んでいるのだが、Phase 1(幸福)を殆ど感じなくなり、Phase1.5より上のステートから始まるようになることも増える。即ち、徐々に気が落ち込むようになる訳だ。なのに飲むことから離れられないため、概ね「地獄」となる。尚、本人はそれを心の底から理解出来ず、酒が悪いのではなく、世間が悪いぐらいに思うようになる。そう思っている人は概ねアルコール依存症である。


だから、家族や親族、それがないならしっかりした施設などの長期的で継続的な支えと管理、監視が必要となる訳だ。
彼にはそういう人がいなかったのかもしれない。そうすると、きっと苦しかっただろうし、今はむしろホッとしているだろう。だから、酒を飲んだと認めているのだろう。


<仕事のストレスから始まったならば……>

基本的に、元の世界に戻れる状況を作っても意味は無い。何故なら、ストレスの原因が仕事だったなら同じ仕事に戻れば、ストレスになるため再発する恐れもある。もし、戻すなら、段階的かつ長期的にストレスを克服する方法を彼と彼の周りが探らないといけないのだ。それが、即ち1(最初)から始めると言うことだ。過去の不幸なことをした肩書きがあったとしても、それをリセットするために最初からその肩書きを捨ててゆっくりゆったりと開始すれば、批難がある程度あっても、最終的にその努力は評価されるようになって、報われる可能性はある。

もちろん、再犯を繰り返せばそれは無くなっていくが、そのいわゆる段階的な成功や安定の過程がリハビリとして重要なのだ。
しかし、そうではない元通りに近い復帰をとかいう話があったり、今そういう話題が出てしまうと戻るどころか、さらに悪い方向に落ちるかも知れない。

そうならないように、今度こそ彼を一般人として捉えてくれる世になり、やり直す機会が与えられることを祈りたい。
もう、同じ場所に戻れる状況はないのは間違いないと思うが……。

ただ、彼の友人だった人達が、彼をもう一度再帰出来るように支えてくれて、一般人としてどこかで補足とも酒に頼らず着実に生きていけることを願っている。まあ、もしまだ芸能界に未練があるなら、TOKIOとしてじゃなくても良いし、裏方でも良い。自分でTOKIOの他のメンバーとテレビなどで触れ合える日を夢見て今度こそ、酒を断ってほしいものだ。


個人的には、元芸能人が再び同じような事件を起こしたというのを扱うなら、その怖さをちゃんと伝えるべきだ。
彼がどうこうではなく、それがどんな病気なのかをちゃんと世間に伝えて、同じ病気に苦しむ人を減らすための情報を流すべきだろう。

戻れる可能性を失したとか、そんな話は要らないし、そもそも戻れる可能性を先に示していたなら、それこそ彼が正しく1からやり直すチャンスを壊した可能性もある。依存性がある薬物やお酒、タバコなどに伴う病気は、基本的に生活のリズムが同じに戻るか同じような状況を目指して進めば、戻ってくる可能性があるからだ。

本来、元芸能人をネタにしたいなら、そういうところや心に巣くう依存症そのものに陥る怖さをこれを機に伝えるべきだろう。
そうすれば、アルコール依存症になってしまう前に、お酒の量を減らす人も出てくるという効果も期待出来るのだから。


<自動車、バイク(自転車含む)の運転とアルコール>

ついでに言えば、酒気帯び運転の呼気0.15mg/Lというのは、14点の加点となり、0.25mg/Lは25点の加点となるが(交通違反点数は減点と勘違いしている人がいるが、減点法ではなく加点法である)、14点は過去に違反が無くても一発免停の上限点数(後1点で免許取り消し1年欠格)、25点は免許取り消し2年欠格である。

このうち、前者は実はアルコール度数5%前後で500mlのビールを1本飲めばおおよそ3~5時間(平均4時間)出るぐらいの量である。
これが2瓶なら6時間~10時間と言うことになる。また、より強いアルコールや多量なアルコール摂取であれば、12時間~20時間以上かかることもザラにある。

ちなみに、ビール1本の血中アルコールのピークは摂取後1.5~2.5時間後であるため、酒をお店や飲み会で飲んで1時間~2時間仮眠して、車で帰るパターンは最も事故率が上がる運転となる。


即ち、翌日朝仕事などで車を使う人で、毎晩晩酌で、ビール数本や日本酒などを数合飲む人は、呼気試験をされていないから分からないだけで、実際には0.15以上のアルコールが残る状態である場合も否定できない。まあ、昨年までバス会社や航空会社でアルコール検出されたというケースが結構あったが、それこそ実はこれであると言える。

まあ、だから翌日車を運転する人は、前日にお酒を飲むことは慎むか、ビール中瓶2本以上飲むなら、少なくとも飲酒から10時間以上は時間を空けるようにしなければいけないが、それを知らない人や、理解していない人は今でも結構多い。本当はこの話もとても大事だったりする。


尚、この容疑者は過去に進路変更禁止違反と無免許運転(免許の更新を6ヶ月せず失効していた)で捕まっている。
そのため、お酒云々ではなく、元から何らかの問題がある可能性も否定できない。まあ、事故や違反を繰り返すなら車とか運転しない方が良い人である。






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