Google Androidも12歳の誕生日 …… 来年は中学生……

9月23日は米国時間でAndroidの誕生日である。日本時間だと、明日かもしれないのだが……。
2008年9月23日に誕生した。

既に生まれてから12年となる。
まあ、これはあくまで1.0が登場した年であり、実際にAndroidという事業会社がGoogleによって買収されたのは、2005年8月だったらしい。これは、日本のWikiにも英語のWikiにも書かれている内容だ。そして、それがスマートフォン(携帯電話)向けとして、オープンソースで開発されること大々的に発表されたのは、2007年11月5日(米国時間)である。この年の6月29日(米国時間)にiPhone OS 1.0とiPhoneが発表されており、いわゆる対抗場として生まれたOSだった。

ここから概ね10ヶ月という期間で製品化された訳で、胎児が生まれてくるぐらいの期間でAOSPでの開発が進んだことを示している。まあ、実際にこの初期の開発は賛同しているいくつかの企業によって形態を作り上げるのが殆どだったと思われ、それが、AOSP(Android Open Sorce Project)として正式に一般にまで公開されたのは、2008年10月である。

本当に世界で使われ、子供のように育てられたOSだが、初期の1.0~2.2まではiOSに敵うようになるのかすら不透明なOSだった。
それが、2.3⇒4.0で概ね完成され、一気に普及するようになる。

さらに、4.1⇒4.3のJelly Beanでは性能の問題も改善され始め、4.4のKit-Katで概ねiOSを上回る機能を獲得した。まあ、その頃日本では既に、iPhone一色でそれ以外売れない時代に入ってしまっていたのだが……。世界はこの頃には概ねAndroid優位へと変わった。オープン技術の強さというのは、今も昔も変わらない。

あれから、セキュリティリスクの多発によるDalvikの強制サポート終了、個人情報搾取アプリの排除対策、機能別Androidの統廃合、通称名の廃止などを経て、今Androidはバージョン11まで育った。今では既に毎年1つのメジャーバージョンを出すという流れと、AOSP保守フェーズは最新版、完全保守、限定保守の3年間に定まった。(実際にメーカーが保守をする期間ではなく、あくまでAOSPでセキュリティ及び機能の追加や更新をサポートする期間)

そんな、Androidのバージョンリストが以下となる。

Android_202009_MAP.png
現在保守が行われているのは、Android 11、Android 10、Android 9 Pie、Android 8.0/8.1 Oreoまでの4メージャーバージョン、5モデルである。但し、既にAndroid 11が登場したことで、Android 8.xはAOSPの保守フェーズ(セキュリティ限定保守)から間もなく外れると思われる。新OSの機能追加、進化は既に少なくなっているが、世代交代は早い。

いや、世代交代が早いというより、スマホの新機能が減って買替えの魅力が徐々に落ちているが故に、早く感じるだろう。
次のAndroid 12~15までがいわゆる人で言えば中学生で思春期に入る訳だが、この辺りからは進化を示すのはさらに難しくなるかも知れない。

Appleも同様に新機能の追加には苦しんでいるが、こちらはハードも含めて全て自社設計であり、アップデートを原則強制しているため、古い世代の混在は保守が終わったものなど一部を除けば、殆どない。また、Androidとは違って、自社で出来る新技術だけを入れる傾向があり、成長は緩やかでまだ、余地があるというメリットが存在する。

まあ、Appleにシェアを逆転されることは今後もないだろうが、セキュリティ更新を安定的にしてもらうために、中学生世代に入るAndroidはOTAとは異なる方法※によるセキュリティ更新の在り方がよりいっそう求められる事になるだろう。

※Google Playを用いて一部をアプリと同様に更新していく仕組みを導入しており、範囲は以前よりも少しずつだが広がっている。これは、QualcommのAdreno向けのコンポーネントや設定情報などでも限定的にテストされ始めている。




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