大阪府知事がうがい薬(ポビドンヨード系)をコロナ対策に推奨……一気に市場から品切れし、高額転売……だけど残念!違法行為です。

SNSで話題になっているようなのだが、大阪府知事がうがい薬がコロナ対策に有効として推奨したそうだ。
そうすると、その直後からネットも実際の店頭も特に関西圏を中心にこれまで必要な人だけが買っていたうがい薬が、バカ売れし店頭から一瞬で消えたそうだ。
馬鹿らしい……。心から言うが本当に馬鹿らしい。

もっと言おう、本当に必要な人にとっては、心から良い迷惑だろう。なんで、特定の商品を会見で売り込むかな?
そもそも、うがい薬は治療効果があったとしても、予防に使えるかというと、元々微妙だ。これが、定常として使うと免疫系の効果を落とすと評価されたのは、2010年代に入ってからであり、テレビ番組などでも何度も取り上げてきたはずだ。

ちなみに、甲状腺疾患、過敏症などがある人は禁忌である。またこれはうがい薬という薬であり、イソジンうがい薬ならば、3~6日以上連続して使うことを原則禁止している。これを使い過ぎると、もし細菌感染症などによる喉の痛みを伴っていて、治らない場合、ヨード耐性の細菌が生じている恐れなどがあるためだ。これは、ウィルスも不活化出来る殺菌薬(抗菌剤)であり、予防薬ではないということを意味している。

それを、大々的に予防薬のように発表するのはどうかと思う。治療効果はあっても、もし感染抑止の効果がなく別の病気の患者や下手な感染者が増えたらどうするつもりなんだろうか?

また、ヨード系の薬剤は、元々創傷処置や手術などでも使われる。これで、うがい薬需要のために、医療用消毒薬のヨード系薬剤が品薄になったら、誰が責任を取るのか、知りたいものだ。

まあ、悪い効果の方が出ない事を祈るが、これはちょっと軽率過ぎる。
コロナ脳になるのは仕方が無いとは思うが、物を推奨するなら、ちゃんとそれがもたらす社会への影響を何度も、多くの人と議論して善し悪しを図った上で、発表して欲しかった。これは、残念以外のなにものでも無い。



<尚、転売すると逮捕されるよ...というか頑張れ警察、速度違反より稼げるぞ!>

ちなみに、イソジンなどのうがい薬や消毒薬の多くは第三類の医薬品であり、転売は違法行為である。

根拠は次の条項に基づく、

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

第二十四条 薬局開設者又は医薬品の販売業の許可を受けた者でなければ、業として、医薬品を販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で貯蔵し、若しくは陳列(配置することを含む。以下同じ。)してはならない。ただし、医薬品の製造販売業者がその製造等をし、又は輸入した医薬品を薬局開設者又は医薬品の製造販売業者、製造業者若しくは販売業者に、医薬品の製造業者がその製造した医薬品を医薬品の製造販売業者又は製造業者に、それぞれ販売し、授与し、又はその販売若しくは授与の目的で貯蔵し、若しくは陳列するときは、この限りでない。

2 前項の許可は、六年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によつて、その効力を失う。
(医薬品の販売業の許可の種類)
第二十五条 医薬品の販売業の許可は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める業務について行う。
一 店舗販売業の許可 要指導医薬品(第四条第五項第三号に規定する要指導医薬品をいう。以下同じ。)又は一般用医薬品を、店舗において販売し、又は授与する業務
二 配置販売業の許可 一般用医薬品を、配置により販売し、又は授与する業務
三 卸売販売業の許可 医薬品を、薬局開設者、医薬品の製造販売業者、製造業者若しくは販売業者又は病院、診療所若しくは飼育動物診療施設の開設者その他厚生労働省令で定める者(第三十四条第三項において「薬局開設者等」という。)に対し、販売し、又は授与する業務

(e-gov上記URLより抜粋)

尚、罰則は以下の通りである。

第八十四条 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

一 第四条第一項の規定に違反した者
二 第十二条第一項の規定に違反した者
三 第十四条第一項又は第九項の規定に違反した者
四 第二十三条の二第一項の規定に違反した者
五 第二十三条の二の五第一項又は第十一項の規定に違反した者
六 第二十三条の二の二十三第一項又は第六項の規定に違反した者
七 第二十三条の二十第一項の規定に違反した者
八 第二十三条の二十五第一項又は第九項の規定に違反した者
九 第二十四条第一項の規定に違反した者
-以下略-

即ち、イソジンなどの三類医薬品を転売した場合は、とにかく手当たり次第に警察、各都道府県の自治体窓口、厚労省等に現状証拠を送付し、捕まえて貰うのがベストである。もっと言えば、販売の基準をみたしていない業者から買ってはいけない。場合によっては、使い掛けだったり、汚染されている製品が紛れていたり、消費期限切れが流通している恐れもあるからだ。
だから、とにかく見かけたら社会の正義と平和のために、たれ込みをすることだ。今こそ、民間のネット警察(自粛警察)の力を合法的にみせるときである。
これをやれば、いま多量にいる転売厨の一部は懲りて消えてくれるだろう。出来れば懲役3年に皆なれば、少なくとも3年間はマスクの転売などが減るかも知れない。


まあ、これとは別にネット事業者がちゃんとこの許可を得ているか、厚労省などもちゃんと定期確認しているんだよね?と思う一部事業者(特にAmazon上のマーケットとか)もあるにはある。

尚、肥料で6月に逮捕された人もいるぐらいだから、お薬なら、誰でも知らなかったなんて言えない訳で(そもそもオークションサイトでは最初に同意する規約で販売が禁止されている)、結構簡単に逮捕されるかも知れない。

これは、ちょっとすぐには捕まらないだろうが、1年とか2年後ぐらいにどうなるか楽しみである。


ちなみに、うがい薬なんて面倒なものを使うなら、私ならVICKSメディケイティッドドロップの方をお薦めする。もちろん、これも予防に使うものではなく、初期の治療、違和感の改善に使う物である。これは年中1箱は置いているが、2年で1.5箱ぐらい無くなる程度である。)尚、Amazonのそれは、売るためではなく画像を表示するためだけに表示している。ここで買うより店頭で買った方がよいだろう。



予防に使うなら、のど飴の方がよいだろう。尚、私のお気に入りは、Kabayaのフルーツのど飴である。まあ、味の好みの問題があるかもしれないが、ここ2年ぐらい常に1袋ぐらい家にある。サイダー型とか、ハチミツきんかんとかいろいろ舐め尽くして、結果的に子供でも(味で好みが分かれる可能性はあるが)大人でも舐められるこれに落ち着いた。ちなみに、上記のメディケイティッドドロップが初期治療なら、こちらは予防用としても使えて、これでも軽いのなら十分効果がある。



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