Virgin Galactic、ロールスロイスエンジンの超音速商業旅客機 …… 元は取れそうにないが、夢はある。

PC Watchの記事である。


音速-Mach 1(マッハ1)というのは、海抜0mの地上(1気圧<1013.25hPa>、摂氏20度)だと、秒速343.2mである。気温と気圧の差によって速度が変わるが……。
一般には海抜0mの1気圧で約340mとして認識される。
その3倍の速度であるから、上空でも凡そ毎秒1kmぐらい進む計算だと思えばよい。

しかし、9人~19人しか乗れない飛行機というのは、たぶん利益にはなりにくいだろう。これほどの高速に飛ぶ航空機だと燃費は悪い可能性が高い割に、開発費も高いはずでいわゆるプライベートジェットとして売るにも向かない。かといって、乗員数が少ないため、ドル箱路線でそんなに売れるとも思えない。そもそも、全席ファーストクラスでも一体1席辺り幾らなのか……多分、今1席100万円単位だが、もう一桁上がってもおかしくはないだろう。


ちなみに、マッハ2のコンコルドは航空機事故(燃料タンクに滑走路落下物でバーストしたタイヤの破片が貫通し発火)で需要が激減し、その後燃油価格が上がったことと、航空機自体の老朽化や安全対策の難しさなども影響して運航は終わることとなった。まあ、そもそもこの航空機は、全席、ファーストクラスでありお高かったこともあり、庶民が乗れるような航空機ではなかった。

今回はその反省を元に、乗る人数を減らして、本数増やせばというスタンスなんだろうが、需要がどれほど得られるかは、コロナの状況次第だろう。
プライベートジェットも含めて考えても、利益が出るほど売れるかというと難しいところだ。正直、今の航空機でも十分速いし、逆に今の航空機より遥かに速い物を望むなら、テレビ会議とかそういうのを使った方が良い。どうしても抜けられない冠婚葬祭でもあって、安く移動できる手段として存在するなら別だが……。

そのように考えると、元を取るのは難しそうだ。ただ、夢のある航空機だ。まあ、まだ計画の段階であり、実際に製造が始まったわけでも、FAAの試験が始まる予定もないのだが……。即ち、実際にまだ夢の段階であり、計画は中止されることも有り得るだろう。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント