安倍首相の夏休み、中ぶらりん コロナ禍で定まらず …… 記事を書いた人は何を求めてこの記事を書いたのかが分からない。

時事通信社の記事である。どういう意図でこの記事が書かれているのかは不明だ。日本では、こういう記事が通信社から流れることが結構あるのだが、こういう記事が大手紙や通信社で流れる国の多くは、社会国家、共産圏の国や、王国、独裁国のような国家に多い。特別何かイベントがあって、書かれる場合を除けば、こういう記事は書かれない。何故って、そもそも経営者、国家元首、首長、議員などの休みはある程度彼ら自身が決められる立場だからだ。



<この記事を書いた人間は……この記事がどれほど国益を落とすか分かっていない>

ブルーカラーに向けた印象がある記事だ。

ブルーカラー(工場などで制服を着て上司の指示の元動く人、その通りに働けるひとさえいれば替わりは利く人。休みも概ねカレンダー通り)というのは、本来報道にはない立場で、報道サイドで働く人の大半は社会的に見るとホワイトカラー(責任者、管理側-主にスーツを着てネクタイを着けて働く人の総称-替わりが利くケースもあるが、いないと困る職務が多い)になるはずだが、彼らの頭もブルーカラー化しているのだろう。都合の良いタイプだと、ライトブルーカラー(水色/light blue)ということかもしれない。(ちなみに、この色に染まる人が増えると社会は癌化していく)
それだけ、年寄りが現場にのさばっていて、下をブルーカラーのように扱っているのかも知れない。

自分自身がブルーカラーの立場だと、首相や首長に対して仕事が立て込んでいて休みが取れないという話が出ると、無意識に自分に当てはめて、休ませてとか思う人がいる。しかし、良く考えて欲しい。自分の上司(社長)が、自分も休めないほど激務で苦痛なのに、休みが取れないと嘆いたらどう思う?というのを考えて貰えれば分かるだろう。

手も余り動かさず、上が休めねえと言っている中で、自分達は必死に働いている。その上の人に対して、どう思う?ってのが、これの大事な点だ。
今回、首相が手を動かしているのか、いないのか現場の状況は知らないが、首相というのは国家元首でありトップ(頂点)なのだ。だから、その下で働く人からみればそう見える可能性もある訳だ。下は誰も言わないだけで……。

独裁的な国などでは、こういう記事が出やすいというのは、頑張っている様を見せるためだったり、下が無能だと示すためだったり、同情心を煽るためだったりして、集権政治を行うためだ。しかし、民主国家ではこれが頻繁に記事になる場合、前者を狙っている人が上に立っているか、または本当に無能かのどちらかである。もっと言えば、それに同情する報道は民主国家ではほぼ行われない。国力を落としかねず、やる価値がないからだ。いわゆる右翼とか左翼とかが好む、売国という言葉に繋がる。

ホワイトカラーや経営者、元首、首長などであれば、自分がちゃんと結果を出していれば休むことも自由な職業であり、下の示しとして休んだり、働いたりのメリハリを見せることは出来る。しかし、休めない休めないというのは、基本的に社会から批難されることはあっても、評価はされないから、こういうヘンテコな記事で書かれることは本来ならない。やるなら、批判記事だろう。批判したくないなら、記事など出さない方が良い。だって、まともなホワイトカラー(ライトブルーやグレーは除く)から見ればどう考えても、否定的に捉えられる訳で、記者の質も問われることになるからだ。

この手の記事は、このコロナ下では既に3度目ぐらいなのだが、芸能人などでこれを良い方に評価する人達もいたので、それで面白くなったのかも知れないが……。

仕事というのが2つ以上(経営者、労働者)に分かれていることを理解していない人が多くなったと言うことだろう。(ちなみにこの他に、家族などで行う自営業で労働経営が一体化し、全体で経営と労働の総意を持っている場合がある。)

日本という国は、皆働かされているという目線で動いているのもあるだろう。本来は、上に立つ人は、自分から辞めることだっていつでも出来る訳で、働く働かないもある程度は自分次第だ。そりゃあ、仲の良い同僚や部下などには、休みたい。辛いとか言うことはあるだろうが、それが部下から世間などに広がるのはあり得ない。そこまで休みたいなら、総理だって、嫌なら投げ出せば良い。一次政権がそれだったのだから、出来ることだ。

責任感が今回はあるから、続けるというなら、国民も納得する形で休める状態に社会を持って行くしかない。そのために首相(与党の党首)が持つ権限は沢山ある。ここが、示されずに休みがとか、都知事がとなっているのが、今日本の社会で最も危ない部分だ。たぶん、大手企業の経営者も雇われ経営者が増えていることで、この発想を持たないライトブルーカラーに染まっている人も増えているからこんな記事でも評価する人が上にいるのかもしれないが……。下が無能で休みも取れないとか……。そういう人が増えると、この記事で同情する人が増えていくと、君が下の立場なら今後どうなるか、考えて見ると良いだろう。

あなたが普通のアルバイトとか、平社員しかしたことがないなら仕方がないとは思うが、良く考えてみなさい。
君の働く職場の上司が、みんな激務の中で、休みたいとか、休もうとしていたら君はきっとそんな無能上司を尊敬などしないはずだ。

この記事に対して見なければいけないのは、そこだ。同じ平社員として休みが取りたくても、なかなか取れない発想では無く、noblesse oblige (高い身分のものには下にはない義務<責任>がある)を端折って、まるで平社員のように見せていることが問題なのだ。こういった報道が増えるから、報道の信用度は下がっていくのだ。国の評価もこの先このような報道が続くと下がるだろう。

本来上にいるべき人が(望んで書かせたかは分からないが)、報道を使ってこの視点を持たない大多数の労働者を揺動するのだから、それで大多数が納得すると、これが政治以外でも増えていく可能性は高まる。本来は上で働くべき人が、働かなくなり、下にいる人にそのしわ寄せが来ることになる。しかも、上にも上がれずに……(上にいるものはいるだけで、下が働いてくれるから、馬鹿でも出来るし、本来体力的に難しい仕事でも、座っていることは出来る)。これが今日本に迫っているか、現在進行形で増えているかも知れない危機に繋がる。

記事を書く人は、そういう点も考えて、上に立つ者が休みがないことを、一般人と同じ目線で、記事にしちゃいけない。もし、それを記事にしたいなら、積み残している課題が何なのか?それがいつ整理されるのか?何をすれば達成されるのかを元に記事を書くのが普通だ。


これは、総理が辞めれば良いとか、止めるべきじゃないとか、そういう話ではない。単純に、記事書きがこの記事で読者に明確に何を伝えたかったのかが、全く分からないことにある。首相も人の子で休めないのは可哀想と言いたいなら、記事書き個人の意見として、はっきりとそのように書いた方が良いだろう。しかし、そうではなく、首相として頑張っているのにというなら、休みたければ休めば良いじゃないとしか言いようがない。休まず頑張っているんですというパフォーマンスより、首相の立場なら休めるはずだ。即ち、この記事には問題点があるようで何もないのだ。トップは休みたいときに休めるし、ピンチなら休みたくても休んではいけない時がある。それでも身が持たないなら休むことは出来る。

首相にくっついていて首相のために書いたのか、それとも首相を貶めたいのか?ただの記事書きが世間を知らないのか?良く分からない。まあ、PV目当てなのかな?とは思うが……だとしたら、こういう記事の結果、社会が落ちていく可能性もあるわけで、一時のPVが結果的に、企業や組織の弱体化を広げるかもしれない。ここみたいにBlogで好きに書くなら良いが、大手の新聞社や、通信社の記事というのは、それぐらいの影響力があることを忘れないで欲しいと思う。




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