国内の感染者、4万人超える 東京で新たに258人 大都市中心に拡大続く…… 8月2日時点で陽性患者は11,637人(当ブログ集計)です。

毎日新聞社の記事である。総患者数をいつまで出し続けるのだろうか?まあ、これはこれで大事な事ではあるが、実際に必要なのは陽性患者数であり、病院の逼迫率である。


週末の間に計算をして表に纏めたので掲載する。8月2日24時時点の各都道府県のデータになるはずだ。ちなみに、厚労省のデータはだいぶ更新が遅いことに気が付いたので、7月29日付け集計のベッド数以外利用していない。これも、どこかで自治体が出している最新版に置き換えたいところだ。

COVID_JP_20200803.png

上記を見れば分かるが、一番下の赤字が8月2日時点での陽性者数である11637人となっている。そのうち、病院に入っていない人は5000人以上いる。
一方で、入院中は約6600人である。(ただし、これは自治体によって項目が少なく分離していない予定を含んでいる)

患者数だけで見れば、既に4月のピーク時を超えている。ただ、軽い患者が多いことが5000人の待機に回せる程度に耐えていると言える。

次の図が重要だ。

COVID_JP_20200803_2.png
上記の表は、病床占有率である。一番左端の推計は全ての患者が仮に入院した場合に、病床をどれほど埋めるかを出したものだ。
100%を超えると超過であり、標準と書かれている病床は、常時コロナ用に開けてある病床、最大と書かれているのは、コロナ以外でも現在は使われているが、コロナでも使える病床だ。これを見るともし、冬場の重症化傾向なら、かなりヤバいエリアが多いことが分かる。

まあ、実際は緑のグラフになっている表2列だが、こちらも愛知県と福岡県が標準病床を完全に埋めている可能性が高く、排他病床を使っている可能性が高い。尚、他の都道府県も実はこの病床確保率の通りに稼働しているわけではない。結局のところ、開いている病院の場所が感染爆発が起きている場所から遠い場合もあれば、標準病床として確保している体でも、実際にはその病床をすぐに回せるほど人材がいなかったり、他の例えば結核などが入れば、そちらに回っているだろう。そういう部分があるため、3割を超えている地域は調整に結構苦労しているところもも多いだろう。

尚、特に沖縄県は、療養病床(施設)も含めてのようなので……既に治療病床が足りないようだ。

そんな状況と思われる。

重症率や致死率は徐々に下がっているが、これは感染者が急増しているため、全体のパイが増加する事で、率が下がっているに過ぎない。
退院率が新規感染者を上回るようにならないと、この致死率の実態は分からないだろう。



<総患者数よりも……今の陽性患者>

はっきり言うが、総患者数の増加より、陽性患者数の増加の方がスピードが速い。当日(以前から陽性のまま治っていない患者と今日陽性になった)陽性患者数は10日で4500~4700人台⇒9000~9500人と2倍になっているからだ。総数が増えている事ばかりをやってしまうと、3万⇒4万の1万増加に何日で多いように見えるが、実際の雰囲気で見ると深刻度は大きくない。

しかし、4500人の患者が、10日後に9500人になっていますと言われたらどれだけ病院が大変な状況かなどは分かるだろう。
本来はここが重要である。

今、陽性の患者は少ないだろうと思ってしまう人も未だにいるが、むしろ陽性患者の数の方が、全体の総数より厳しいペースで増加しており、その速度も加速している。もちろん、累積も決して意味が無いとは言わないが、当日時点で陽性の患者全ての人数を出すように報道は変更するべきだろう。
そうしないと、甘く見ている人が減らない可能性も高い。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント