AMD、ノート用CPUシェアも約2割に …… まだ、序の口。

PC Watchの記事である。AMDがモバイルx86市場で2割弱のシェアを獲得したようだ。
Intelが14nmに停滞し、10nmの歩留まり改善に失敗する中では、今後もAMDが有利なのは確実となるわけで、これはまだ序章に過ぎないと言える。


ちなみにAMDは今年、ゲーム機PSとXboxの新型機でも利益の上乗せが予想されており、完成度が高ければRDNA2のGPUでもnVIDIAからシェアを奪える可能性がある。そういう点では、今AMDは乗りに乗っていると言える。

一方Intelは、10nmのTiger Lakeも事実上H以下の製品に留まる見込みで、ベースクロックが上がらない問題を解決できずにいる。14nmはもうどう考えても限界を突破しており、ダイサイズの大型化によって製造コストが上がり、一方で性能は上がらず、消費電力は増えるという苦悩に呵まれている。

だから、ゲーム市場だけを狙ってPC Watchでも協賛記事が流れる。
まあ、Intelの14nmでも低クロックの製品なら消費電力も抑えられて価格も安くAMDより良いが、ハイエンドの評価が落ちていき、下位ばかりが売れるようになっては、今後長い目で見たときに厳しくなる。それを防ぐために、IntelはTSMCからの供給を受けることも決めた。ファウンドリーからの撤退を視野に入れているとまでは断言してないが、そういう事も既に有り得るだろう。

ちなみに、TSMCから供給を受けたからAMDを上回れる訳では無い。AMDも同じ供給を受けており、長年供給を受けているため、最新ノードが利用しやすい環境にあるからだ。だから、AMDは今後も安泰であり、Intelは少なくとも半年遅れる7nmをものに出来なければ、差別化に苦しむことになる。

即ち、少なくとも1年~2年ほどはAMDがZen3、Zen4などで失敗しない限りAMDが有利となる。即ち、まだ序の口であると言える。

果たして、AMDがどこまでシェアを喰らうのかはまだ予想出来ないが、今のペースだと現状の1.5倍~2倍ぐらいまで2年後に取っていてもおかしくはないだろう。後は、TSMCとAMDがどれだけ製造する予定なのかによると思われる。

もちろん、Intelが10nmのAlder Lakeで大きく躍進する可能性もあるが……。それまでの間だけでも、AMDはさらにシェアを伸ばしそうな雰囲気がある。










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