レバノン爆発、死者113人に 経済危機に続く惨事に国民怒り …… 凄まじい破壊力。

AFPBBの記事である。1日後とそれ以前とでここまで変わるのは、それが単一の施設での火災(爆発事故)として見ると、恐ろしい破壊力だったことを意味している。これでは、国民も怒るだろうし、無力感に呵まれるだろう。タワーマンションの周りにある強化ガラスが無くなっているのだから……。あんな場所では生活も出来まい。



昨日も書いたが、倉庫街がかなり広範囲に完全に無くなっている辺りを見ると、その倉庫街全体に爆発物があったと思われる。
天津のケースではクレーターが出来ていたが今回その兆候がないのは、たぶん地下室のような場所が無かったからだろうと予想される。天津での2015年の事故では、クレーターが出来ていたが、あれは地上より地下に施設があったためだろう。今回は、それがないので、横方向(水平)のガラス破壊などがより広がった可能性もある。

やはり推定の破壊力は、0.9Kt~1.1Ktクラスはあるだろう。もう少し大きな破壊力だったかもしれない。

尚、港湾部には穀物などの貯蔵庫もあったが、それらも被害を受けており、それを輸入する港も被害を被った。そのため、食糧問題も今後出てくる恐れがあるとされている。

怒りの矛先が政府や関係者に向かうのはもう間違いない。それどころか、悪い形で争いが起きてもおかしくないほどに、情勢が不安定になるかもしれない。


<テロで無ければ良いが……>

これが、単純な管理の問題なら良いが、もし、これで周辺のテロ攻撃などという断定や憶測が出はじめると、大変厳しい。それでも不安定な中東情勢が一段と悪化するだろう。トランプ大統領が、テロかも知れないと安易に発言したが、あれがレバノンに憶測でも広がってはいけない。

まあ、実際にテロだとどうにもならないが、外から攻撃があった場合、その先が尖鋭化するのは避けられない。コロナ下でなかなか難しいが、欧米や日本で支援できることがあるなら、支援も必要かも知れないが、現実問題として考えると、日本も欧米も今はコロナの対応で非常事態に入っており、今までほど他国に関心を示す余裕はない。日本も、予算は既に火の車状態で欧米との比較で、財政格差や企業の破綻数などが嫌気されるような状況になれば、悪いインフレも中長期的にないとは言えない。

即ち、テロだったとか、そういう話になると火薬庫の爆発が、中東戦争のような火種や、ISILやタリバンのような危険な組織の再流入による周辺国の情勢悪化に繋がる可能性もある。それでも、中東はバッタによる蝗害と、資源価格の不安定化によって情勢が決して良くない中で、レバノンのこの爆発は、さらに心配の種を芽吹かせている。







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