7&iHD:米スピードウェイを2.2兆円で買収ー株価は急落 …… 現実的に見てこれはない。

ブルームバーグの記事である。日本企業は、何かと高値買収を試みて失敗する達になってしまっている。古くは、NECがパッカードベルで失敗したりというのも昔は、あったがここ数年は、それに拍車を掛けていて、ソフトバンクグループによるスプリントの買収や、郵政グループのトール買収、東芝、三菱航空機などなど、武田薬品はまだどうなるか分からないが……高く掴んで安く売るが日本の大型M&Aにおけるセオリーになっている。

それが今回も起きそうだなという話である。だから、株価が下がるということなのかとも言いたいが、単純にそういう体で売りが入っただけで、今の緩和市場では戻す可能性も高い。実際に、経営として成功するかというと長い目で見ても、Speedway自体は微妙だが。


<スピードウェイの買収を今2.2兆円でするのは高い>

はっきり言って、今スピードウェイを2.2兆円で買収する理由は無いだろう。1度頓挫した時とは状況が既に全く違うというのに……。

そもそも、米国に限らずガソリン販売を行うガスステーション(ガソリンスタンド)の需要は、近年低下傾向にある。省燃費車両が増えていることに加えて、電動化も進んでいるからだ。それだけじゃない。そもそも、コンビニ需要も必ずしも伸びておらず、米国のような国では日本とは違い国の広さの割に人口密集度が低いため、コストの割にペイしにくいという問題もある。

さらに、ここ1年で言えばコロナウィルスだけではなく、人種に関する差別問題や待遇格差問題があり、実はSpeedway.LLCは2018年に労働環境が下から4番目に悪いの企業とされたほど労働環境にも問題があった。今、それが改善されいるなら良いがされていないなら、相当きっちりと管理するようにしなければ、結果的に購入後にその問題が噴き出すだろう。

尚、Speedwayはそんな中でもある程度の成長をしてきたように見えるが、実際は他の同業他社を喰らって生き延びたと言う方が正しい。
だから、微妙なのだ。本当にこれから成長していく企業なら、正直ある地域だけで有名な店に出資して、成長するまで助けた方が、貢献してくれるだろう。むしろ、最初からデカい企業は、もしその事業そのものが、既に限界に達していれば後は陰るだけになるからだ。しかも、コロナ下ではこういう小売りは今でも凄まじい勢いで凋落しているのに、どれほど落ちるか分からない。

Speedwayは米国からみて外資が入ってくるには魅力的に見えるが、実際には大きく成長する企業では無く、どちらかと言えば、同業を食って大きくなることで何となく育っているように見えた企業だと私は思っている。

まあ、実際にはやってみないことには分からないが……。微妙な雰囲気である。正直、米国のセブン事業を別の形で立て直す(仕切り直す)予算に使った方が良かったのではないかと思う。

2兆で買って1兆~5兆掛けて事業撤退しなければ見たいな話にならないことを祈る。







ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント