熱帯低気圧が出来ず、太平洋高気圧が不在の夏……予報がコロコロ変わって大雨がよく降る。

今年は梅雨明けが遅い。今のままだとして西日本は水曜日から木曜日頃に一応梅雨明けが宣言される見通しだが、破れかぶれ感もある。
何故なら、太平洋高気圧が概ね不在だからだ。以下はウェザーニューズの天気図(上はFlash版-PCで無料閲覧可能、下はスマホ版-有料)だが、PC版の週間天気図の8月2日~3日を見ると良く分かるだろう。

高気圧の張り出しがないのだから……。


これは、以下の日本気象協会の天気図を見ても分かるが、太平洋高気圧は72時間後(30日の9時予想-見る時間によって天気図は変わるので注意)に九州地方東部と四国の南ぐらいに分裂して出来るが、それだけである。いつもなら、南東の太平洋から高気圧が直接張り出すのだが、今年はそれが今のところ起きないのだ。

この傾向は気象庁の天気図でも示されており、ここから言えることは、今年の夏はどうも天気が頻繁に変わる可能性が高そうだという点だ。少なくとも……暫くは……


何故、この状況が続くのかというと、それは今年日本の南で熱帯低気圧が殆ど出来ていないことにあると思われる。
今のところ3つしか出来ていない。そのうち2つが台風になった程度だ。それが、結果的に太平洋高気圧の勢力を安定させるに至らず、日本列島が前線や低気圧の通り道に成り下がっているのだ。

それから、もう一つ原因がある。それは、シベリアの高温傾向だと考えられる。今年はシベリアで過去最高と言われる高温傾向が続いており、森林火災まで起きた。極圏に近い高緯度地方で気温が極端に上がるということは、その地域に暖かい風が吹き込んでいることを意味しており、そこに吹き込んだ分が、どこかで南に下って、帳尻を合わせることになる。それが、日本列島だけではないだろうが、北半球で起きている事で、日本の気候が安定しないのだろうと思われる。

ただ、29日には日本の南に熱帯低気圧が出来る予定ではあるので、それが出来るなら夏が来るかも知れない。それが、出来るか出来ないか、大きく成長するかどうかなどの要件次第で、夏の天候が左右されるかもしれない。


<喫緊の問題は前線の北上>

尚、喫緊の問題は、前線が今夜から、明後日に掛けて北上することにある。そのため、西日本はもちろんだが、特に東北で今夜から明後日に掛けて大雨の予報が出ている。今年は、既に各地で大雨災害が起きているが、東北の人もこれから気を付けて欲しい。一番怖いのは、大雨は夜間に降りやすいという点だ。だから、避難はなるべく明るい時間帯に行うことと、夜になるまではそういう危険が無いならば、少なくとも2階で就寝するとか、山側の部屋を避けて寝るとか、貴重品や避難具と靴をその部屋に持って行っておくということをして欲しいと思う。

また、ご家族や両親などが災害の可能性がある地域のお住まいの場合は、避難の呼びかけを家族の方から行うことや、近所の人にお願いして確認して貰うなどするのも大事だ。大事なご家族が住んでいる地域で防災情報が出そうな場合は、後で後悔しないように対応して欲しいと思う。





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