東京は本日230人超え……まだ10時台(10時30分集計かな?)です。重症患者は大幅に増加する兆し……

共同通信社の記事である。東京の感染発覚が今日は230人を超えるそうだ。しかし、発表時刻は過去最短な速さで、10時台である。


11時台に発表されていた先週とか、3週前は12時台~14時台だったことを考えると過去最短ペースで発表されたといえる。ちなみに、先週は300人にならないように週末で調整した感じも見られた……。東京都はなかなかずる賢い。

尚以下で調べた限りでは、

12日時点では東京都の重症患者は5人だった。それから、5日(17日)で2倍の10人になり、19日に12人(週2.4倍)になり、20日の機能は13人になっていた。全体の入院患者数が12日に580人、17日に836人、19日に917人、20日が920人であることを考えると、全体の重症比率は春先より低いものの、重症化している患者の増加率が大幅に伸びてきたことが分かる。

患者数は今も増えており、回復率が今のところ入院率より低いため、今後も暫くは重症患者が増える恐れがある。
まあ、職場で働き、テレワークが出来ない会社員に出歩くなというのは無理だが、休みの日に出歩くのはまた暫くは避けた方が良いだろう。経済のためとか本当に思うなら、こういうメリハリが必要な状況であることを考えて行動しないと、結果的に身を滅ぼすことも有り得ることだ。

ちなみに、日本は致死率が少なく特別だと思っている人が未だにいるが、日本の感染確認者死亡率は2020年7月20日末時現在で、4.75%である。(←これは、軽快退院19783、死亡者987(どちらからもクルーズ船、検疫、チャーター機を除く)を足したもので、死者数を割った数値である。-以前は総数で割っていたが、これは軽快退院と死亡者が明確に分離出来ていなかったためである。これが本来の集計法となる。)
これは、諸外国と比べて高くも低くもない。平均的な値となる。夏期に入っているので、発症者に対する重症化率が下がっているようだが、感染者数が増えていくと市中のウィルス量が増えるため、重症化率が上がることと、夏場は密閉までしなくても、エアコン利用率が上がることによる(窓を多少開いていても、常時開いているときより感染率が上がる)、感染拡大が懸念される。

本来は、夏までにある程度克服していることが望まれたが、それが失敗し、懸念されていた気象災害も複数の箇所で起きた後となっている今、感染が多くの地域で広がると、全国での自粛が再び起きる可能性も否定できなくなってくる。業種によっては本格的に業務の仕方や業態、営業範囲そのものを転換する必要がもう急務だろう。これが長引くのは既に確定したも同然であり、自分の施設で感染が生まれるリスクは高まっていくのだから。


ちなみに、20日末時、現在の陽性者数は5419人(クルーズ船など除く)である。
25202人に対して、5419人なので、累計比約21.5%の人が現在陽性となっている計算だ。

これも、最近になって急激に割合が上がりはじめており、危険な状況に向かっている。しかし、総患者数で今の報道や社会の数値は出てくるため、数字が増えることに慣れて行く人が増えている。そんなに怖くない。まだ、患者は少ないと思っている人も多いのだ。

しかし、現状は急速に悪化しているのだ。
正直、もう治った人も含めた累計など要らないから、この値をもっと報道機関が公開するべきなのだ(これが出た方が、危険性や安全性が客観的に分かり易い)。これを書き続けて続けて4ヶ月~5月以上経っても、変わらないのが情けない。
よくこんなので、マスコミはSARS-CoV-2の話が出来るものだと思う。

尚、今の状況はかなり医療崩壊に近づき切迫している地域があるという状態だ。特に都市部では今のペースがあと2週間~3週間ほど続けば、今度こそ間違いなく目に見えた医療崩壊が起きる。(前回も一部地域で医療崩壊していたが、それをだれもしっかりとは断言しなかった。)

<東京都もデタラメになっている恐れ>

今日の患者が、10時台でこれだけいるということは、このデータはたぶん機能の患者だと思われる。何せ、一般の病院外来が開くのは、8時半~9時であり、そこから検査をして最短30分の検査が出来るPCR検査装置を使っても、数百人も検査出来ないだろう。結果を東京都に送るのはリアルタイムではない。
そう考えると、前日分などが遅滞して大量に回っている可能性が高い。もしも、患者数が少なくなる時期にその帳尻を合わせているようなことがあれば、実態は本当に不味いことになっている恐れもある。

本来なら、対象となる締め時間を決めて、具体的に前日の17時~当日の16時59分までに都に届いた結果情報などと定めないと、本当のところが読めなくなり、対策も後手になるだろう。

この部分は削除しました。私見は後述します。

<医療機関は次の波に耐えられるか?>

 尚、5月~7月の間に医療機関の体制は拡充されたのかというと、全国的には殆ど変わっていない。むしろ、大学病院や個人の診療所、指定医療機関で収益が大幅に悪化しており、医療機関の士気は低迷した。一応は、簡易診療スペースを拡充したり、検査態勢を拡大した場所もあるが、それはあくまで自治体の対応として機材数量を増やしただけであり、人材が速やかに確保されたわけではない。そのため、未だに体制は脆弱で綱渡り状態である。

 もっと言えば、今まで真面目にそして経験をもって働いてきた人材が、事実上冷遇(賃金減少に陥る状況に)されたことで、そちらの流出リスクが高まり、一方で新規人材にお金を回そうとする動きが起きて、質が悪化する懸念が既に出ている。

 これは、以前某病院が、ペナルティを受けて赤字だったことに、追い打ちを掛けたことと、他の医療機関がコロナだけで苦境なのが同じ問題のように語られてしまったのにも似ているが、社会に対して報道がしっかり現状の問題を伝えられていないことが(取材するなら下っ端よりも中間管理して上と下が分かる人に取材するか、ちゃんと中に数週間入って現実をドキュメンタリーとして取材しないと客観的には見えない)、本当にすべき対策より、行政や医療団体のトップなどが準備出来たと満足する政策に投資し、箱があっても中身がスカスカという酷い状況を生み出している。


即ち、病院を企業経営者や外からの考え方で見ている政治家や役人と、実際に現場で働く人やこれまでその現場を見てきた人との間のギャップが生じている訳だ。その結果、総じて士気が落ちているわけだ。

それでも、必至に頑張っている医者や看護師、医療従事者で支えられているが、果たしてどこまで持つかは分からない。

だから、緊急時だけでもコロナ対策病院とそうではない病院で区割りを速やかに変更することが出来るようにすることや、野戦病院のように屋外診療や検査態勢の充実に対する施策を広げねば、不味いと言っているのに……。国会を閉じた影響と、政治家に阿呆しかない問題は大きい。
即ち、形式上は整いつつあるが、中身の士気は以前より低下しているところがあり、不満は以前の数倍増しているのだ。

その状況では、例え感染力が弱い夏で、軽い症状が多い病院でも士気の低下が、院内感染などを招く恐れもあるだろう。
要は、見かけ上は良いところもあるが、中身が伴っていないのだ。


<夏の重症化も、市中の患者数が増えれば冬並み以上にもなり得る>

ということを、日本ではちゃんと伝えていないのが怖いところだ。4月頃までは書いていたが、この病気は感染者同士が飛沫を交換すれば徐々にウィルスを補い合い重症化する可能性がある。これは夏でも冬でも同じだ。夏は呼気から吐き出された後に、冬よりも早くウィルスが不活化するため、冬ほどの感染力がないというだけに過ぎない。しかし、例えば冬の感染力が10として夏は3だとしよう。しかし、冬の市中感染している人の数が1で夏は20あったら、冬は11、夏は23の感染力を持つことになるかもしれない。

だから、夏場に発症感染がある程度あることが分かった場合で且つ、重症患者数が上がる傾向にあるなら、対応を大きく変更しないと不味い。しかし、それが遅れている辺りが、これから最低でも2週間先の恐ろしさを示している。まあ、病院がパンクしない間は、感染が多少拡大しても確かに社会的な表向きの問題は無いだろう。

しかし、1度病院がパンクしはじめると、経済どころではなくなることを忘れてはいけないが、何となくだが、今回は手に負えなくなるのではないかと私は思っている。結局、軽症の方が多いとか、そういう情報は出ているが、それに対して政府やWHOが医療方針を変えているわけでもない中で、最終的に影響を受けるのは医療機関だという視点が外れているのだろう。

そういう点で軽症と重症の在り方を考え、且つ政府や自治体がそれに対して責任を持つなら良いが、民衆がそれに対して、軽症だから動いてもよいと思う方向になってしまって、上はそれを放任(放棄)してしまった。私自身も夏は軽症になるという記事を書いたことを反省している。
ここまで、政治が、これを元にした基準作りもせず、放置するとは思わなかった。今の状況だと1度このような軽症が多いという認識だけに染まった人が、動き回ることを止めることはないだろう。感染して発症でもしない限り……。

そのように考えると、今のままだと感染は4月~5月より多くなり、全国的により多くの病院が逼迫する可能性が高い。

もう一度、4月の視点に戻って仕切り直しをすることと、ガイドライン(指針)ではなく、ちゃんと政府や自治体として、ルール(法例)を定め、それに従わなければ、処分(営業停止)するという制度(逆に言えば満たしていれば、そこまでの処分は求めず、責任が政府や自治体にあると示すこと)を改めて強く世間が求めねばならない。

ジョン・ドゥさま

コメントありがとうございます。まさかこんな記事が出ているとは思いませんでした。
何で、東京都のCOVID-19のサイトにでもそういう大事なことを掲載しないのかが疑問ですけど。

朝日新聞社の内容の通りなら、前日に集まったデータを前日9時~翌日9時でFAXで集めて集計しているということになりますけど。
実際の感染確認は1日前以前のものということになる訳で……感染が増えている時期には一日の情報の遅れはあまり好ましくないでしょう。前日やそれ以前分が含まれることは有り得るので、それが悪い訳ではありませんが、そもそもその日のデータが多く含まれていると多くの人は思っているはずですからね。

これらを参考に研究している人などにちゃんと伝わっているなら問題ないですけど、もし、この新聞記事を見て分かるぐらいしか世間に知られていないとしたら、1日の差は大きな後手になりそうな予感がします。

ご指摘、ありがとうございました。





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