米FAA、ボーイング737MAXの飛行試験開始を承認……1年3ヶ月ぶりの飛行。

CNNの記事である。


FAAが737MAX改修後の試験飛行を許可したそうだ。エジプト航空の事故以来1年3ヶ月ぶりの飛行となる。これが上手く行けば、改修した後に新機体の納入も開始できるようになるため、Boeingの業績は多少想定よりよくなるかもしれない。

ただ、SARS-CoV-2(コロナウィルス)の問題で需要は1年前より大きく減退しているので、大きく業績が回復していくとは言えないのだが……。

しかし、Boeingはは昨年から創業以来無かったほどの不幸に呵まれている。737MAXの問題に始まり、NGの亀裂問題などが起きた。そこにコロナでの受注減が始まり、4月は受注ゼロなんてこともあった。

それだけ深刻なのである。これが納品出来るようになるだけでも、大きな前進となるが、それでも大きな利益が出せるとは言い難いだろう。コロナの影響がもたらした航空業界へのダメージは、今までの市場では見たこともないようなレベルだからだ。

これはライバルであるAirbusの現状を見ても分かる事だ。1-3月期では汚職関係の損失もあったが、それだけでは終わらず、コロナが4月期以降は打撃を与えており、急速に事業の見直しへと着手している。AirbusでこれではBoeingはもっと辛い状況にあると言える。

即ち、Boeingはこの試験飛行でやっとコロナ前の問題の1つに着手したということになる。試験飛行の結果が良くて、それが終わってもコロナの問題はあるわけで、この会社にはもう暫く辛い状況が続くだろう。生き残れれば良いが……簡単では無さそうだ。

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