コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥 中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて …… 全世界共通の問題です。

共同通信47NEWSの記事である。


日本の性教育の欠陥と書かれているが、これは間違いである。正しくは、世界で望まれない妊娠は激増している。
子供だけの話ではなく、大人でも起きているし、日本だけじゃ無く世界で起きているのだ。

何故それが起きるのかは簡単だ。自粛やロックダウンが進むと、家に居ることが増え家に居ることが増えると、近しい周囲の友人や家族と接する時間が増える。さらに、ストレス下にあると人は、そのストレスを何かで発散したくなる。それは、暴力などに向かうこともあれば、性行為であることもあるだろう。歌ったり、踊ったりというのも禁止、みんなで集まって遊ぶのも禁止だと、少ない人数に限定して行動するようになるため、そういうことが増える訳だ。

教育云々をいう人は多いが、それだけではないのだ。教育されていても、それに及ぶ人は残念ながら世界に沢山いるのである。



<死の恐怖があると子孫を残したくなる>

ドキドキハラハラするような異常な状況下では、恋が芽生えやすいというのは、吊り橋効果などと呼ばれる。その昔、日本でも大ヒットしたスピードでキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの最後の2人のオチに繋がるのがそれだった。

これは、恋によって生じる興奮と、恐怖によって増す脳や肉体の緊張(興奮)がどっちの興奮なのか分からないからなどと言われるが、実際のところはよく分かっていない。ただ一つ確かな事は、死ぬ可能性が高いとしたら、人に限らず生き物は、遺伝子を残すという特性を強く刻んで生きているため、性衝動に向かいやすくなるというのは、いくつかの研究で語られていることだ。

ここに、思春期などの多感な恋愛感情や性的な衝動(興味)などが重なれば、そういう望まれない状況へと進む人が増えることは多分に考えられる。

この中にいわゆる社会教育や学校教育、家庭での性教育や経済、社会教育がどれほど出来ているかというのが、絡むのはあるかもしれない。ただ、本能的な問題とも絡みさらに、家の環境がそれを作ってしまう不幸もあるはずだ。

だから、この問題は実は日本だけではないし、単に子供の性教育だけとかそういう話ではない。場合によっては、親の性的虐待でそうなっている人もいるかも知れないし、子供同士の興味から生まれる場合もあり、知っていてもやってしまう人も多くいるはずなのだ。

そこも含めて、ちゃんと教育出来る国は決して多くはないはずだ。


<性の本質に目を向けるべきである>

人と性の問題は、今後もどんなに教科書を変えてもこういう社会の不満や問題が露呈する度に記事に書かれる程度には、問題が出てくるだろう。
これは、今に始まったものではないのだ。そして、一緒くたに性教育の欠点が学校にあるとも言えない。本当は、性の根本は家庭でどのように子供が育っているのかの方が重要だ。

学校で、15年義務教育を受けていて、性教育が生殖にしっかり繋がっていない甘い教育しか無かった地域でも、今回のコロナ問題で、その学校で教育を受けた全ての子供が無計画な性行為に及んでいるわけではないはずだからだ。そこにあるのは、家庭や地域との関係、または子供同士の関係も含めた全てがこれに関係している事を示している。

そして、それが望まない形でこういう自粛やロックダウンの中で露出することが多いなら、それは性に不安や寂しさ、ストレスのはけ口を求める人が相当数いることを示している。本当は、そのストレスなどで短絡的な性の想起へと逃げず、別の発散法を見いだす方法を探していくことが重要だ。まあ、人によっては性に依存する人もいるわけでその場合は病気になる。しかし、その病気もSARS-CoV-2が広がる中では、病院に通えない人もいたかもしれない。

そういう部分も含めて根本的に、何が世界で起きたのか、日本だけが特別なのかも含めて考えて行かないと、下手をすれば日本だけだと思うそれ自体が、ミスリードであるかもしれない。




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