MediaTek、5G対応のハイエンドSoC「Dimensity 1000+」…… なかなか豪華な製品。

PC Watchの記事である。MediaTekブランドは、低価格な製品によく使われることで有名だ。GPUの性能がさほど良くないので、ハイエンドではあまりお見かけしないが、Dimensity 1000+は少なくともSnapdragon 855とは良い勝負をしそうな製品である。G77MP9(MC9)を採用しているからだ。MP12で550MHzオーバーなら、超えていたかもしれない。尚、ベンチマークスコアもその下のMediaTek公式のBreaf PDFには掲載されているが、本当にハイエンドらしい数字を出している。


CPUは
Cortex-A77 Quad 最大2.6GHz
Cortex-A55 Quad 最大2.0GHz

となる。

GPUは周波数の掲載はないが、
Mali-G77 MP9
サポートディスプレイ解像度は2520 x 1080まで
となる。

ちょっとディスプレイ解像度の最大は低めだが、フルHDでもたいていの人は十分なはずなので、これで足りないと言う人は少ないだろう。

Camera ISPは
5 Core ASIC(3x2)で、
80MP(32MP+16MP)までの処理に対応可能。

ディープラーニング用のDSPコアが6コアで
big ×2
Small ×3
Tiny×1
となり、4.5TOPsの処理能力を持つ。

通信系は、

無線LANとBluetoothが
Wi-Fi 6(IEEE802.11-a/b/g/n/ac/ax)/BT5.1
FM Radioチューナー内包(無効化は可能と思われるのでこのSoCだからラジオ機能付きとは限らない)している。

セルラー側が5G時接続時
DownLink最大4.7Gbps/UpLink最大2.3Gbpsとなる。


既に、スペック上の性能面では申し分ない領域(どんなゲームも十分に動くであろうレベル)に達しており、たぶん価格もMediaTekは他のメーカープロセッサーに比べると凄く高く付くことはないと思われ、このMediaTekのモデム部は今後IntelのPCにも使われることも決まっていることから、これから、再び強くなっていく勢いを感じさせる製品だ。

後は、ファームアップの問題(昔からMediaTek製品は、ファーム対応が遅く脆弱性が残りやすい)がどの程度改善されていくかとか、競合のSnapdragon 800世代が出来ていない長期保守(Snapdragon 8系は2年程で標準フェーズの保守<機能更新保守>が終わる傾向にある。これがAndroidの保守フェーズにも影響しているのはあまり知られていない。)などをこれがもし行うようになれば、Androidの他の市場を一気に奪うことも夢ではないかもしれない。

まあ、流石にそれは難しいだろうが……どちらかというとドライバーアップデートをGoogle Playのアップデートに分離し始めたSnapdragonの方が壁を越える日が近いかも知れない。それまでに、Amazon Fireのような製品以外のスマホでもシェアを大きく奪ってほしいものだ。






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