1月16日~4月16日都道府県別患者数、累計検査数、累計重症者数、累計軽症者数、累計死亡者数……東京で560~1120分の1という確率。

だんだん、情報量が増加していくのは、単純にそこに興味を持ったからだ。ただ、項目数が増えても、そういう情報が見つからなければ空白が増えるのが難点だ。医療機関や県の健康衛生関連部署は手が既に回らない地域が多いので、もっと情報を細かくという訳にも行かない。だから、実態を掴むのはむしろ難しくなっていると言える。

まあ、この期に及んでも、クラスターだとか言える人はある意味幸せな人々だろう。こうやって増やしていく背景には、たりないものがどこにあるのかが、分かってきたからという理由がある。1つは検査、2つ目は機材や施設、3つ目は、覚悟と自覚だろう。
1つ目は、検査が圧倒的に足りない可能性があるということ。これは、今準備中(項目があるだけで入力は一部しかしていない)なのだが、相談件数を入れることで分かってくるだろう。2つ目は、死者数、重篤患者、入院患者、宿泊患者の数などを見ると医療設備の逼迫が分かる。
3つ目は、結局医療は崩壊しないと思っていた人が今になって、そうじゃないんだと気が付いたことからも見られる日本の自覚の無さだ。今でも自分はまだどこか大丈夫だという気になっている人は多いが、現実はそうじゃない。そこを知るには、現実がどうなっているのかを数字でもより示す必要があるからだ。

本題である。

-注意点ー

この集計は原則日付が明確に示されているものについては臨床診断検査、検体検査(rRT-PCR)、遺伝子検査確定法などのいずれかの方法で確定が出た日である。それらが示されていない場合は、発表日が含まれている。
但し検査に関しては、上に日付を入れている日付日の集計であり、感染者数集計時のものではない。(患者が増えて止まっている集計や集計自体を県HPで公開してない自治体もある)また、一部地域(東京など)では民間検査を含んでいない可能性がある。これはあくまで最小値だと思って欲しい。
死者数や入退院情報は全員をカウント出来ていない地域もあり時間差が生じることや、誤差が生じている可能性もあるので注意。
個人の尊厳とかあるのか、死者件数をしっかり載せていない都道府県もあるので、報道情報を含め調べ分かった範囲だけ掲載している。

今回からは入院に宿泊・準備・調整が追加された。準備中のデータがある場合はそこに人数が入る。
また、入院中(重症以外)に軽症と中程度の患者区分をまとめた人数が入る。
さらに相談件数(準備中)という項目があるが、まだこれは本運用されておらず一部の地域の一部の人数だけが入力されている。

尚、このデータ(死者数の一部等を除く)は備考指定が無い限り47都道府県で公開されている情報のみを元にして掲載しているものであり、当該県のデータは表の確認日確認時間(上から6~7行目)に基づいて集計しています。


北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県

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14日の陽性確認が42人を記録した。そのうち26人は北海道である。15日も北海道の確認は続いており、アウトブレイクと言える状況だ。

図のデータでは北海道東北の感染者死亡率の平均が出ていないのでここに書いておくが、2.778%である。
そして、その全部が北海道である。北海道の状況は深刻と言える。

東北も患者数は岩手を除くと、どんどん増えているが……。こういうのを見ていて、相談件数に対してどうなのかが心配になるから、相談件数を入れようと思ったわけだ。まあ、東北の場合は患者状態(軽快軽症・中程度/重症・重体の人数を)公開していないところが多いので、それも今のうちに簡単に処理出来る大勢を準備して(酷くなってから情報発信するためにこれを準備しても遅いので)、感染が広がり始める前に患者や病院がこういう状態になっていますと示すのも大事だ。
既にそんな余裕も無さそうな場所が東北でも見られているが……


茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

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東京の感染者数は減ったと喜ぶ人もいるようだが、病院の病床数が不足し始めたことで、検査にも支障が出はじめているという見方の方が、今のところは正しいような気がする。今日か明日か、来週かは分からないが、野戦病院型の屋外検査場が指定医療機関で始まるはずなので、そこから件数が変わっていくかが重要になる。

それから、抑え込まれていた埼玉の感染者が急増してきた。入院となっている患者のうち100人~200人が自宅または宿泊施設待機になっているはずだが、その総数は今のところ分離されていない。それぐらい自治体もてんてこ舞いとなっているようだ。

関東圏はここに来て死者数が急増期に入り始めている。不要不急で外に出歩かないというのは、本当に徹底しないとどんどん自粛期間は延びたり、自粛対象が増える可能性もあることを、もっと皆が理解しないといけないだろう。

新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県

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福井の状態悪化はかなり深刻であることが分かる。人口規模からみればこの2地域はほぼ同じような状況にある。岐阜が人口約1.7~1.9倍で石川より10人患者数が少ないことを見ればその深刻さはとてつもないことが分かる。人口が少ない人口密度が低いから、大丈夫という訳ではなく、主要な施設で感染が広がればどこでもこうなることを示している。

尚、この地域は今のところ死亡率が高い。たぶん、他よりも一足先に人口の少ない地域でも医療崩壊が起きているからだろう。

三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県

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広島の件数が良く分からない。報道では100人を超えていて広島市は50を超えていたが、県の集計までには追いついていなかったからだ。
尚、この記事執筆中に広島は113件になっており、施設感染が猛烈な感染者を作ることを感染が少なかった中国地方でも示した。
ちなみに、大阪の集計にはこの段階で入れていないが、自宅療養やホテル療養が少なくとも20から30人ほどいる模様だ。記事中の内容なので、実際に現時点で何人いるのかは集計できておらず分からない。

それから、島根の感染は止まらない。そして、山口県の感染者はどうも高校を巻き込んだようだ。学校再開は全国的に、避けた方が良いと書いたこともあったが、その通りになってしまった。


徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県


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九州は沖縄が酷い状況を続けている。しかも、入院準備で留まっている患者が多いのが気になる。
それから、福岡の患者数30人はこのキャプチャリングをした段階では、間に合わなかった。注目なのは香川県だ。昨日、保育園の話を書いたが、そこで1歳児がというを書いた。再び1歳児が感染した。昨日の子は直接的に保育園と接点があったとの報告は書かれていないが、今回は保育士感染と同じ系統のようだ。症状は書かれていないが、小さな命が重症化せず早期に回復することを祈りたい。

累計感染者数推移

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このデータにも福岡の件数30人が入っていない。
国内の累計感染者の推移は緩やかになってきているとはまだ言い難い状況だ。東京では、減ってきているように見えるが、他の地域が増えていることで、全国を見た時の増加幅は、あまり変わっていないように見える。一方で、光もあるにはある。それは、退院数が少し延びたことだろう。ただ、これが効果を上げるには、陽性患者の増加率と退院数の数を同じになる程度まで、下げなければいけない。全国で一日に数十人ぐらいまで減れば、たぶんバランスする。

現状を見ると、それにはまだ、1週間や二週間とは言わないほどの時間が掛かりそうだ。いや、病院での感染や施設感染が広がり始めているため、ちょっと見通せないと言える。


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伸びは先週よりは鈍化している。これは、都市圏の感染者が減っているからだろう。東京圏はともかくとして、一部の都市圏では減ってきている。
但し、ここには福岡と広島の激増分がまだ50~60ぐらい含まれていない。そのように考えると、明日は既に50から60増で始まる訳だ。

それだけ、感染が全国で猛威を振るっているということと、誰もが予想している以上にこのウィルスの感染力は高いということだ。



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全国の推定患者数は1.5万分の1内には留まっている。これは発症確認ベースである。

東京は、約5600分の1まで率を上げている。
隠れがどれほどいるかは分からないが、この倍隠れているとして、
2800分の1、8割は発症しないというのが事実なら、単純計算だと4~5倍いる訳で、560~1120分の1になる。
8割発症しないを使う場合は、こういう推計を出すことが大事だ。



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