1月16日~4月14日までの都道府県別感染者数(累計死者数、検査数、重症患者数)内訳 …… 週末感染者が大方確定?

既に一部の報道では感染者数が8000人を超えたという情報もあるが、都道府県のデータを地道に集計している私のデータでは7979人(4月14日時点集計)である。確定日を含む(後にPCR日に移行するものが含まれる)昨日の確定報告患者数は、413人となった。

今日にはさらに、14日(昨日)の確定患者は増加し、それ以前の患者数もある程度増減するだろう。


これを始めたのは、新聞やテレビの報道に見る感染者数が本当にしっかり出ているのかわからないから始めたのだが、自分で調べて見るといろいろ分かる事はある。どの地域がどんな状態なのか?そういう情報は、実際にPDFなどで患者情報を見ないと分からないからだ。数字の裏側という奴だ。ネットでは情報が多く開示されているのだから、噂だけでどこの誰々さんとか探すより、その人がどういう人と接した可能性があるのか?自分の住む地域が今どういう感染者を抱えていてどうなっているのか?少なくとも住んでいる都道府県ぐらいはちゃんと見て、行動を考えて欲しいと思う。

本題である。今回はまず先に、グラフから掲載する。
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分かり難いので、以下の図も用意した。

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13日までではこのまま緩やかになってもおかしく無さそうな角度だったが、14日の感染者が全国で400人を超えたことで、また鋭角へと変わった。
実はそれだけではなく、13日発表の感染確定者にはPCR未確定分があったこともあり、13日分は減り、12日、11日分が増加した。そのため、先週分の増加角が僅かに上がっている。

何が言いたいかというと、
報道では、今日発表された分や少し先行して入手した今日か明日出る情報を出して発表するが、それらは実際にその日に感染者だと確定した人では無い。
要は、3日ぐらい前に既に感染が確定して、入院している人が今日になって実際の数字として世間で分かるという事が今では茶飯事になっているということだ。

これが示すのは、医療崩壊が今始まったとか、そんなレベルではないということだ。
もう、医療崩壊は始まっていて、精神的に肉体的に追い詰められている人は既にもっと前からいるということだ。確定情報が錯綜し始めているのも、集計する時間が足りないからである。実際に、一部の自治体のデータは深夜に更新されている。検査要員や事務要員でさえも、その時間まで検査や対応をしている訳だ。

だから、感染・発症しないように気を付けなければいけないが、1人1人が出来ることには限界がある。それを、本当は報道などがくみ取って国や自治体に対してもっと行動を求めないといけないが……国民にお願いしますとか言っている放送局もある。既に必要性が特に無い人は動かなくなりつつある。だが、こんな中途半端に移動できる状態が続いていたら……十分に感染拡大を止められないだろう。


-注意点ー
この集計は原則日付が明確に示されているものについては臨床診断検査、検体検査(rRT-PCR)、遺伝子検査確定法などのいずれかの方法で確定が出た日である。それらが示されていない場合は、発表日が含まれている。

但し検査に関しては、上に日付を入れている日付日の集計であり、感染者数集計時のものではない。(患者が増えて止まっている集計や集計自体を県HPで公開してない自治体もある)また、一部地域(東京など)では民間検査を含んでいない可能性がある。これはあくまで最小値だと思って欲しい。
死者数や入退院情報は全員をカウント出来ていない地域もあり時間差が生じることや、誤差が生じている可能性もあるので注意。
個人の尊厳とかあるのか、死者件数をしっかり載せていない都道府県もあるので、報道情報を含め調べ分かった範囲だけ掲載している。

尚、4月14日分(13日集計)より、集計を分割5地域区分にしています。

尚、このデータ(死者数の一部等を除く)は備考指定が無い限り47都道府県で公開されている情報のみを元にして掲載しているものであり、当該県のデータは表の確認日確認時間(上から6~7行目)に基づいて集計しています。


北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県

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感染状況は悪い。特に北海道は、感染者死亡率が不気味に上がり始めており、4.5%に迫っている。感染者数が増えると致死率は下がると見る人は多いだろうが、この病気の場合は病床が空きにくい(軽症でも最低8日~12日はかかる)ことが、影響していると思われる。病床が足りず、重症患者が出てくると、その人が発症から7日~8日で手遅れになる。これは、イタリアで既に示された報告である。

これが、起きそうな兆候か、起きている可能性がある。尚、軽症だけなら良いのだが、宮城や山形も入院患者がそろそろ厳しいと推定される。山形は特に最初の発症から、平均3人/日で感染者が出ているわけで、14日で42人増える計算だ。宮城は17日で54人の感染者が出ており、この期間の平均は日に3.17人という確定数である。これはこの東北北海道エリアでは、北海道の3.766人/日に次ぐ感染者拡大傾向を示している。

困難な事ではあるだろうが、軽症患者を一時的に滞在させる施設の準備と検査態勢の拡充が急がれる。
尚、他の今の時点では少ない地域でも宿泊施設の借り上げ準備などを通知している場所もある。それだけ、緊急性が上がっていることが分かる。


茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

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4月13日の患者は今のところ少ない。また、4月14日の患者も減っているように見えるのが関東である。ただ、4月6日と7日と比べると微妙なところにある。
まだ13日は確定には出来ないぐらい増えることも減ることも有り得るが、検査が十分に行き届いているなら、頭打ちに達したと後々分かることになれば、いいなぐらいで考えるべきだろう。実際に、検査を少なく抑え込んでいたと思われる地域はこの中に沢山あるからだ。そして、未だに検査できないと言う人は多い。

何より不味いのは、関東近郊では既に病院への搬送が追いつかなくなっていること、SARS-CoV-2感染症以外の病気に対する治療が特別緊急性のある重症患者を除き、完全にストップしていることにある。その証拠に関東圏の死者数は少しずつ増えている。地味ではあるが、確実に増えている。それだけだ。とにかく、仕事でどうしてもという人などを除けば動かないことだ。


新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県

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愛知、石川、福井はかなり不味い。特に石川と福井は院内での感染が状況を悪化させている。死者も出はじめたことで、この2地域は似たような状況経過を辿りつつある。この2県は発症して自分が重症化すると、なかなか十分な治療が受けられなくなる恐れもある。だから、不要不急なら絶対に出歩いてはいけない。
愛知は、人口の多さが免罪符になっているが、死亡率は格段に高いようだ。医療を提供する側にとってはこういうのは気の滅入る辛い内容であろう。尚、この地域は月曜日の感染者数を見る限り、火曜日の数はたぶんまだ増える可能性が高いが、先週よりも今週は減っていてほしいものだ。


三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県

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大阪は先週日で減る気配がないようだ。兵庫もあまり変わらない。そんな中で滋賀県は激増した。三重県も間隔が狭まってきているよう見える。この地域はかれから増える流だろう。これとは別に広島は何が起きているのか分からないほど状況は悪化している。集計も十分には追いついていないようで、不味い事が起きている事だけは確かだ。それから、山口も1度の件数は少ないが止まらない流れに乗っている。
どうも、全く関連性がない人での感染がいくつも出ているようだ。尚、まだ安心と思っている人には書いておくが、同時多発で10日後ぐらいに感染が広がる原因はこれだ。

クラスターが怖いとか言っている人も多いが、怖いのは関連の感染者が断続的にいることが分かった場合、そこ(の検査)から外れた隠れ感染者が他にいた場合、そこから始まった感染の流れが、どこかで重なったとき爆発的なかつ、急速な発症(重症化も早くなることがある)と連鎖感染を引き起こすことがある。それが怖いのだ。


徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

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この地域で感染が少ないのは徳島だ。既に患者は退院しており異様な静けさがある。一方で香川での感染は保育園での大量感染が出たことで、激変した。
4月14日の1名は1歳児である。ちなみに、書かなかったが関東では神奈川で幼稚園か保育園で職員が感染したのを隠していたという話もあるが、ああいうのをやると、行政の信頼を失い人々の行動を抑えて欲しいときに、人々は言うことを聞かなくなることを、自治体の職員でも、企業の経営者でも覚えておかねばならない。それに比べると香川の対応はしっかり行われていると言える。

他の地域でも保育所や託児所などでの感染や学校感染はあるが、それを出すことが大事だ。出せば親だってSARS-CoV-2が出たなら困るけど仕方ないとは思うだろう。先生を責めても既に仕方が無いのだから。

もう一つ注目なのは佐賀県だ。クラスターはこれで終わりなので、13人目以降は出ないと知事がいった矢先に出てきた2人である。(以下は佐賀テレビより)
福岡との繋がりが強いので、感染は今後さらに広がると思われる。そこが難しいところだ。

沖縄は引き続き患者が増え続けている。ここは既に、医療施設が足りないというのがニュースにもなっているが、重症患者が増えないことを願うばかりである。

全体集計

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最初のグラフ説明でも書いたが、
4月11日が検査発表換算(一部例外あり)で693まで増え、先週末は患者数の増加が著しかったことが分かる。それでも、都市部では全ての患者で検査が終わっているわけでは無かったということが分かっている中では、本当に僅かな人数かも知れない。


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最後は、都道府県別の集計比較だが、大阪府が人口比0.01%台まで上がってきた。これで4都府県目である。そろそろ感染速度が落ちて欲しいところだが、その日がいつ来るのかは今の状況では見通せない。

そろそろ、2週間経っても減らないときや、逆に上手く行っているとした場合に(その条件も示されていないので後出しで効果があったとか無かったとか言うのだろうが)、何をしようとしてるのかなども発表してほしいものだ。それぐらいなら、出来るだろう。一週間も時間があったのだからと思うが……。いつ出るのだろうね。




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