都道府県別日別感染者数(1月16~4月13日付)、入院累計、退院累計、死亡累計、検査数グラフ付き

昨日はやはり検査の件数が一部地域で減少していた。理由は、土曜日の2日後、日曜日の翌日であるため、前日、前々日の検査待機が殆どなく、結果待機分(深夜などに送られてきた結果)が少ないからだ。だから、発表数が減るのである。それでも、実は先週の227より今週の316の方が多い。

即ち、先週日では増加傾向に変化はない。ただ、少し先々週に比べると勢いが落ちた様に見える。検査数の頭打ちが見られるのでその影響なのか、それとも外出自粛が広がったことで、勢いが鈍化しているのかはまだ分からない。ただ、どちらにしても、既に病院側の限界が各地で始まっており、既に厳しい状況にある。

今後は、死者数が増加するかどうかを掛けた戦いになると同時に、医療関係者も精神的に厳しい戦いへと向かう。


<感染者数>

今回は集計をエリア別(これまで通りの5地域)に変更した。また全体の総数集計にグラフ集計を追加している。


-注意点ー

この集計は原則日付が明確に示されているものについては臨床診断検査、検体検査(rRT-PCR)、遺伝子検査確定法などのいずれかの方法で確定が出た日である。それらが示されていない場合は、発表日が含まれている。

但し検査に関しては、上に日付を入れている日付日の集計であり、感染者数集計時のものではない。(患者が増えて止まっている集計や集計自体を県HPで公開してない自治体もある)また、一部地域(東京など)では民間検査を含んでいない可能性がある。これはあくまで最小値だと思って欲しい。
死者数や入退院情報は全員をカウント出来ていない地域もあり時間差が生じることや、誤差が生じている可能性もあるので注意。
個人の尊厳とかあるのか、死者件数をしっかり載せていない都道府県もあるので、報道情報を含め調べ分かった範囲だけ掲載している。

また、左端3列は全国の集計であり、掲載の地域集計ではないので注意して欲しい。→集計を分割5地域区分に見直しました。(New!)

尚、このデータ(死者数の一部等を除く)は備考指定が無い限り47都道府県で公開されている情報のみを元にして掲載しているものであり、当該県のデータは表の確認日確認時間(上から6~7行目)に基づいて集計しています。


北海道、東北-北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県

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北海道東北地域は、総数で438人となる。そのうち、272人(62.1%)が北海道である。岩手の感染者はまだ出ていない。
尚、週末の患者数は減っているように見えるが、上記したように土日月は検体の数が減るため、先週と比較しなければ意味がない。先週の土日月に比べると患者数はほぼ倍化していることが分かるだろう。
感染増加曲線は、3月半ばから4月に入る頃まで抑えられていたのが分かる。しかし、4月に入ってから急増し、6日以降は急速増加のペースを辿っている。これは、北海道だけではなく、その他の地域でも感染が広がったからである。このように見ると、既に安全地帯がないことも見えてくる。


関東-茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

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関東地方は、もうはっきりと分かるほど酷い状況だ。不自然なほどに増加したのは千葉で施設などの感染が見つかった時だ。28日である。ただ、あの段階で施設内感染が見つかったと言うことは、もっと前から相当程度の連鎖が進んでいたと推定されるが、今となっては分からない。28日以降は階段状より少し急な形で曲線を描いているのが見て取れる。尚、この地域も日月の感染者数は先週より多い。

倍には満たないがこれが検査限界によるものなのか、それとも自粛の効果なのかは不明確だ。ただ、雰囲気として既に多くの関係者や世間の反応としては後者だろうという見立てが大半である。既に複数の病院で院内感染が見つかっているか、見つかるのは時間の問題と言う場所が増えているようだ。精神的に体調を崩している現場スタッフをいるという。冗談抜きで、不味いのだがなかなか自助努力ばかりが求められており、厳しい。


甲信越・北陸・中部-新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県

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この地域も上記の3地域と似た感じだ。この地域が少し異なるのは、3月の1週目から2週目に1度目の増加があり、それをある程度抑え込んでいたという点だ。しかし、3月の3週目以降それが緩み始めたのだろう。4月に入ると全域で急増した。特に石川と福井はかなり不味い状況にあるが、他県に救いを頼むのも既に難しいほど各県際どいところにある。とにかく、移動しないことが大事であり、検査数をとにかく数打ち続けると同時に、感染疑いの患者はPCRで陰性でも、外に暫く出させないことが大事である。


関西・中国-三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県

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関西中国地方は、3月の始めに感染が増え、一週間ほど抑えていたような気もしたが、そうでもなかったという雰囲気だ。やはり、他の地域と同じで後半ほど増加幅は急に増えている。そして、滋賀県の感染者がそろそろ増え始めている。京都からの流入が徐々に広がっているようだ。中国地方は広島と山口の感染が止まらない。広島は既に施設感染がいくつかあるため、今後も増えていきそうだ。山口県は、ポロポロと分散傾向にある。たぶんここも、結構浸透している可能性が高い。

四国・九州・沖縄-徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

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四国、九州という地域は3月の30日以降に大きく感染が拡大した地域である。曲線が極端にグンと上がったのが、その辺りだ。
そして、そのままなし崩しで広がった感じだろう。沖縄がまずいのは、既に何度か書いているが、止まる気配がない。離島でも感染が広がっているというニュースもあり気掛かりだ。


PCR推移は以下である。

ALL_COVID_0413.png
画像は昨日とは逆で、最新が左、古い方が右になっている。4月11日分が減っている分、10日分が増えたのはPCR日未確定分が確定したからである。
やはり先週と比べて全体的に増えていることが分かるだろう。曲線もかなり激しく上がっている。現時点では感染拡大が弱まっている訳ではないことが明確だ。

それをもっとはっきり示したのが、以下の表だ。これは、PCR日ではなく、発表日集計で毎日計上される患者増加をグラフに示したものだ。
この急角度な増加を見て、日本はまだ感染拡大がそれほど大きくないというのは、既に難しいだろう。

ALL_COVID_0413G.png

尚、分かりにくいものの紫の曲線がある。Webで退院累計が分かるもののみの累計も数日分入れているのだ、この曲線はかなり緩やかだ。即ち、病院の病床も機材も不足する一方だと言うことだ。現状では、3月19日~26日頃迄の患者が退院するぐらいのペースであると言える。
そして、この曲線を見る限りで言えば、既に医療崩壊状態であり、このままの増加曲線が今週も続くなら、死亡者数が急速に増え始める懸念が出てくるだろう。

COVID19_0413_JP_S.png

最後は上記の感染率関連だが、石川と福井、それから高知があまり宜しくない状況に突入し始めている。人数が少なくても、人口比が急速に悪くなっているからだ。この辺りの地域は感染しないための努力をよりしっかりする必要があるだろう。

<総括>

実は上記のデータ集計を地域別に行った結果見えてきたことがある。それは、感染は3月の3連休の緩みから始まったと多くの人が思っていたようだが、実はそうじゃなく、その一週間前頃から急速に始まっていたのではないかという雰囲気が私の計算では見えてきた。学校の休校が効果を示したのかまでははっきりしないが、効果は薄かった可能性もある。今の状況をみてもこの感染症は少し自粛したぐらいで収まるようなものじゃないことは、既に分かっている。拡大が少しばかり遅くなるぐらいだろう。

それが結果的に日本ではあまり広がらないかも知れないという雰囲気を作り出し、今にいたるのかも知れない。





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